ミスティック・ピザの紹介:1988年アメリカ映画。アメリカ・コネチカット州の田舎町を舞台に、町のピザ屋で働く3人の若い女性の友情や家族愛、そしてそれぞれのひと夏の恋愛模様を描いたラブコメディ作品です。
監督:ドナルド・ペトリ 出演者:アナベス・ギッシュ(キャット・アルージョ)、ジュリア・ロバーツ(デイジー・アルージョ)、リリ・テイラー(ジョジョ・バルボザ)、ヴィンセント・ドノフリオ(ビル・モンティジョ)、ウィリアム・R・モーゼス(ティム・トラヴァース)、アダム・ストーク(チャールズ・ゴードン・ウィンザー・ジュニア)ほか
映画「ミスティック・ピザ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ミスティック・ピザ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ミスティック・ピザ」解説
この解説記事には映画「ミスティック・ピザ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ミスティックピザのネタバレあらすじ:起
アメリカ・コネチカット州の海沿いの田舎町ミスティック。ポルトガル系アメリカ人居住地区に住むキャット・アルージョ(アナベス・ギッシュ)と姉のデイジー(ジュリア・ロバーツ)、姉妹の親友ジョジョ・バルボザ(リリ・テイラー)は町のピザ屋「ミスティック・ピザ」でアルバイトをしています。ある日、アルージョ姉妹はジョジョと婚約者で漁師のビル・モンティジョ(ヴィンセント・ドノフリオ)の結婚式に出席しますが、式が始まった途端にジョジョは緊張のあまり失神してしまい、式はそのまま取りやめになってしまいます。その後、名門のイェール大学に合格した優等生でしっかり者のキャットは、学費の足しにとピザ屋のバイトの他にもベビーシッターのバイトを掛け持ちすることとなり、ティム・トラヴァース(ウィリアム・R・モーゼス)という人物の娘フィービー(ポーシャ・ラドクリフ)の面倒を見ることになりました。
ミスティックピザのネタバレあらすじ:承
妹とは違って奔放な性格のデイジーは、ある夜バーで金持ちの御曹司で大学生のチャールズ・ゴードン・ウィンザー・ジュニア(アダム・ストーク)と知り合い、二人はたちまち交際をスタートさせました。一方、キャットは妻がイギリスに出張中だというティムに、いけないと思いつつも心を惹かれていきました。妻がイギリスに出張中で、キャットは優しい彼に次第に心を寄せるようになる。ジョジョは結婚式が取りやめになった後もビルとの交際を続けていましたが、ジョジョは中々結婚に踏み切れないでいたことから、やがて二人の関係もギクシャクしていきました。
ミスティックピザのネタバレあらすじ:転
ある日、デイジーはカントリークラブでチャーリーが妹と一緒にいるところを目撃、他に女がいるものと勘違いしてしまいます。一応誤解は解けるものの、キャットがベビーシッターの仕事でピザ屋に遅刻がちなのに腹を立て、キャットがティムに惚れ込んでしまったことをデイジーが咎めたことから姉妹は仲違いしてしまいます。やがてキャットはティムと結ばれてしまい、フィービーの面倒をジョジョに押し付けてデートを楽しんでいましたが、帰宅するとティムの妻が出張から戻っており、ショックを受けたキャットは泣き崩れてしまいます。デイジーはそんなキャットに優しく寄り添いました。
ミスティックピザの結末
ある日デイジーはチャールズの家の食事に招かれましたが、チャールズの家族や親族はデイジーが貧しいポルトガル移民系であることをつっついたことからチャールズが腹を立ててトラブルとなり、惨めな気分になったデイジーはその場を立ち去っていきました。数日後、ティムはフィービーを連れてピザ屋を訪れ、キャットに別れを告げると共にベビーシッターの報酬の小切手を手渡して去っていきますが、キャットはそれを破り捨ててしまいます。キャットが店主のレオナ(コンチャータ・フェレル)に慰められていたその時、テレビ番組で有名なグルメリポーターがミスティック・ピザを絶賛したことから、デイジーらはレオナと喜びを分かち合いました。その後、ジョジョはビルと寄りを戻して無事に結婚、デイジーもチャールズの謝罪を受け入れて和解しました。デイジーとキャット、ジョジョはピザ屋の売りの“秘伝のソース”の話をしながら、ガールズトークに花を咲かせていました。
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