映画「U.M.A レイク・プラシッド ファイナル」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
U.M.A レイク・プラシッド ファイナルの紹介：2012年アメリカ映画。凶暴な巨大ワニと人類との戦いを描いたB級モンスターパニックシリーズの第4作です。当初は本作品で完結する予定でしたが、2015年に続編『アナコンダvs殺人クロコダイル』が公開されています。ワニ退治を主張する人々とワニの保護を訴える学者の意見が真っ向から対立するなか、巨大ワニはまたしても人類に牙を向けて襲い掛かります…。
監督：ドン・マイケル・ポール 出演者：エリザベス・ローム（テレサ・グローヴ）、ヤンシー・バトラー（リバ）、スカーレット・バーン（ブリタニー）、ポール・ニコルズ（ライアン・ロフリン）、ポピー・リー・フライアー（クロエ・グローヴ）、ベネディクト・スミス（マックス・ロフリン）ほか
この解説記事には映画「U.M.A レイク・プラシッド ファイナル」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アメリカ・メイン州の閑静なリゾート地帯にあるクリア湖、その隣にあるブラック湖では大量の巨大ワニが発生し、地元住民の脅威となっていました。地元の女性保安官テレサ・グローヴ（エリザベス・ローム）はワニハンターのリバ（ヤンシー・バトラー）やワニの保護のための研究をしている学者のデニス（アコ・ミッチェル）を連れ、ワニから人々を守るため湖一帯に張られた高圧電流フェンス付近にやってきました。このフェンスは、テレサに気のあるバツイチの陸軍工兵隊中尉ライアン・ロフリン（ポール・ニコルズ）とその息子マックス（ベネディクト・スミス）が維持管理をしていました。この一帯では、ワニを全て駆除すべきだとする地元住民と、ワニを保護すべきだとする学者との間で意見が真っ向から対立しており、テレサはその板挟みになっていました。
テレサの一人娘クロエ（ポピー・リー・フライアー）は読書が趣味で引きこもりがちの高校生です。テレサはそんなクロエにハッパをかけ、学校行事の一環であるクリア湖でのキャンプに送り出しました。その後、ライアンやリバと共にフェンス周辺の巡回に出たテレサでしたが、入り口のひとつが何者かによって開けられており、既に数匹の巨大ワニが侵入していました。実は入り口を開けたのは巨大ワニのDNAを採取して売りさばこうと目論んでいたデニスと密猟者たちであり、しかもクリア湖に向かったはずのクロエら高校生グループたちが、運転中にスマホをいじくっていたバス運転手の不注意によりブラック湖に入り込んでしまっていました。生徒の一部は運転手共々巨大ワニに襲われて喰い殺されてしまいました。クロエの危機を悟ったテレサは、ライアンやリバと共に彼女を探しに向かいました。
その頃、辛うじて生き残ったクロエはワニに襲われて怪我をしたマックスと合流、同じく生き残ったドリュー（ダン・ブラック）らと共にフェンス外へ脱出するため南の入り口を目指しました。その途中でクロエ一行は密猟者のテントを発見しましたが、既に密猟者たちはワニの犠牲になっており、生徒の一人が密猟者の張った罠にかかったあげくにワニに喰い殺されました。間一髪でクロエを救出したマックスらは密猟者の生き残りの一人であるジム（ロバート・イングランド）と合流しました。その頃、テレサらはデニスを発見、襲撃されたバスの付近に辿り着きましたが、そこに潜んでいたワニによってデニスやテレサの同僚が喰い殺されました。
クロエらはジムらと協力してワニの魔の手から逃れましたが、辿り着いた民家（第1作でワニに餌付けしていたビッカーマン夫人の家で、ジムはビッカーマンの息子）でジムはクロエらを閉じ込め、ワニの卵をリュックに詰め込みました。ジムは人名よりも金儲けを優先したのです。クロエは暖炉に火をくべて煙を焚き、間一髪でテレサらが駆け付けてクロエを救出しました。湖を泳いで逃げようとしたドリューはワニに喰われ、テレサとクロエらはギリギリでゲートから脱出に成功、ライアンに殴られて気絶したジムはワニの餌食となりました。ブラック湖のワニは1匹残らず殺処分され、テレサはライアンと、クロエはマックスと結ばれました。リバはワニの剥製を自宅に飾っていました。これで一件落着と思いきや、ジョギング中の女性が唯一生き残ったワニに襲われて犠牲となりました。
以上、映画「U.M.A レイク・プラシッド ファイナル」のあらすじと結末でした。
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