撃鉄 GEKITETZ ワルシャワの標的の紹介:2003年アメリカ映画。撃鉄 GEKITETZ ワルシャワの標的の紹介:2003年アメリカ映画。ヨーロッパを舞台にとある小包を運ぶ依頼を受けるジョナサン。彼は凄腕の諜報員だった。小包をめぐって様々な思惑が交差する。いったい小包の中身は?張り巡らされる陰謀をスティーヴン・セガール氏演じるジョナサンが叩き潰す。
監督:マイケル・オブロウィッツ 出演:スティーヴン・セガール(ジョナサン・コールド)、マックス・ライアン(デュノワ)、アンナ=ルイーズ・ブロウマン(メレディス・エイカン)、ジェフリー・ピアース(弟ショーン)、シャーマン・オーガスタス(CIAに雇われた男ミムズ)、ハリー・ヴァン・ゴーカム(小包の受取人ヴァン・エイカン)、ゲイリー・レイモンド(CIAの上官オリファント)ほか
映画「撃鉄 ワルシャワの標的」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「撃鉄 ワルシャワの標的」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「撃鉄 ワルシャワの標的」解説
この解説記事には映画「撃鉄 ワルシャワの標的」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
撃鉄(GEKITETZ)ワルシャワの標的のネタバレあらすじ:起
舞台はヨーロッパ、とある場所で拷問を受ける男がいました。”小包はどこだ”問いかける声にやけになる男はもう遅いと返します。この場を仕切る初老の男オリファントはため息をつきます。一方、本作主人公のジョナサン・コールドは弟ショーンから父の訃報を受け取っていました。葬儀には出席することを弟に伝えジョナサンは旧知の間柄のマルケからの依頼でベルサイユへと向かいます。ただこの時は同業者のデュノワが同行していました。依頼の内容は簡単、フランス・ベルサイユからドイツ・ベルリンにいるヴァン・エイカンに小包を届けることです。しかし受け取り場所には待ち伏せする襲撃者の姿が。ジョナサンが小包を受け取るのを待っていたように背後から奇襲を仕掛けてきます。なんとか撃退することには成功しますがこの依頼に不審を持つジョナサン。マルケに依頼を辞退すると告げるもマルケは強引に話を進めます。結局断りきれずまずは父の葬儀があるポーランド・ワルシャワへ。葬儀は滞りなく進みほどなく終わりました。その後、久しぶりに再会する兄弟だったのですがゆっくり話をすることもなく別れることに。優先すべき仕事のため今度はドイツ・ベルリンへと移動します。ホテルにチェックイン後、小包の受取人であるヴァン・エイカンについて調査を開始します。分かったことは小企業を買収、経営状態を立て直し高額で他に売却、その利益で大富豪となったこと。またその手法から黄金の手のバイキングと呼ばれ経済界をはじめいろいろな分野で注目を集めていることでした。一方フランス・パリではマルケがデュノワを呼び出しています。ベルサイユでの件で疑わしい点があるからです。しかしデュノワは先手を打ちマルケを暗殺してしまいます。そのまま姿を消すデュノワ。一方CIAのオリファントはジョナサンが小包を持っていることを突き止めています。そしてヴァン・エイカンについて探っていることを知りこれ以上踏み込まれる前に片付けようとします。そこでミムズを使いジョナサンを消すことに。
撃鉄(GEKITETZ)ワルシャワの標的のネタバレあらすじ:承
しばらくしてエイカンの妻メレディスから自分が代理で小包を受け取ると連絡が入ります。そして待ち合わせ場所で小包を渡すジョナサン。この時、小包は偽物とすり替えていました。依頼は本人に直接渡すことが条件です。程なくしてジョナサンは襲撃されますがあらかじめ用意していた爆弾入りの小包を渡し襲撃者を撃退します。一方CIAの追跡者ミムズはジョナサンが泊まるホテルに到着します。そして何を思ったのかジョナサンの姓であるコールドの名でチェックイン。風呂でシャワーを浴び一息つきます。しかしそこへ襲撃者が。到着したばかりの部屋へ電話がかかってきたのを不審に思ったミムズはこのことを予想し待ち構えていました。風呂場に撃ち込まれる弾丸、襲撃者はパリから姿を消したデュノワでした。そんなことは知らないミムズは反撃、デュノワは銃弾の衝撃で窓から階下へ落ちていきます。そのままミムズはジョナサンを本格的に追跡開始。落下したデュノワも銃弾自体は防弾チョッキで防ぐことができていましたが傷を負い体勢を立て直すことに。その頃ジョナサンはエイカン邸に潜入、妻メレディスに本人以外には小包を渡さないと告げます。ただここまで大事になった以上小包の中身が気になります。エイカン邸を出たジョナサンは本物の小包を開けることにします。とある廃屋で小包を開けるジョナサン。中身は飛行機事故の新聞記事とフライトレコーダー、そして鍵束でした。
撃鉄(GEKITETZ)ワルシャワの標的のネタバレあらすじ:転
ワルシャワでは弟ショーンがオリファントと会っていました。そこへジョナサンから電話がかかってきます。弟にフライトレコーダーの解析を依頼したジョナサンは再びメレディスに電話をかけます。「小包を渡すから指定する場所に来い」と。何かをメレディスが知っているとジョナサンの勘が囁いています。しかし先に到着したのはミムズでした。銃を突きつけ小包の在り処を問いただすミムズに対しジョナサンは大金の情報があるが中身を知りたくないかと揺さぶりをかけます。興味を引かれたのか少し油断するミムズをジョナサンの拳が捉えます。あっけない最期を遂げるミムズを尻目に今度はデュノワが登場します。謎の多いデュノワですが小包を追跡しているのは明白です。銃口をジョナサンに向け油断のないデュノワでしたが突然背後の扉から現れたメレディスに困惑、ジョナサンの反撃を許してしまいます。昏倒するデュノワをその場に置き車で立ち去るジョナサン達。メレディスは真相を語り始めます。1982年夫ヴァン・エイカンはヨーロッパ各地に肥料工場を建設していました。しかしそれは表向きで実際は国際安全委員会の傘下で化学兵器工場の建設を推進していたのでした。また当時の委員会のトップはオリファントでした。工場の技師がそのことに気づき真実を文書化、世界に公表しようとしました。またより詳細な情報を得るため現地に向かう飛行機に乗る技師。しかし墜落事故が発生し技師は死亡します。飛行機事故は当時のヴァンとオリファントの共謀で起こったと話すメレディス。そしてメレディスにとって技師は友人でありまだ文書が残っていると思われる技師の家を知っていると言います。しかし夫ヴァンに知られれば殺されるとも言うメレディス。ジョナサンはメレディス自身とその娘をノルウェーの技師の家に逃亡させることにします。
撃鉄(GEKITETZ)ワルシャワの標的の結末
一旦ワルシャワに戻ったジョナサンは弟ショーンに会いに行きます。そしてオリファントの連絡先を聞き出します。オリファントとジョナサンはある広場で会うことに。そもそも弟に解析を依頼したフライトレコーダーの情報はオリファントが握っていました。しかしそんなオリファントを見透かしたようにデータなら既にコピーしたと告げるジョナサン。ここにはオリファントを消すために訪れたのでした。銃弾を浴びオリファントが倒れます。その後ジョナサンはエイカン邸に乗り込みます。しかし待っていたのは謎の男デュノワでした。実は彼の依頼主はメレディスでした。依頼の内容は夫ヴァンを暗殺すること。それを知ったジョナサンはデュノワと共にヴァンの元へと向かいます。幾人かの警備員を排除しヴァンとの対決が始まります。ジョナサンはコピーしたフライトレコーダーのデータを古い友人に解析してもらっていました。そのデータの映像には飛行機に向かって跳ぶミサイルの姿が映っています。ヴァンにそれを平然と否定。「そもそも自分にそんな力はない。妻の妄想に過ぎない」と話すヴァン。そして逃げ出したメレディスから娘を取り返してくれとジョナサンに依頼し部屋の外にいるデュノワのもとへ立ち去ります。一方デュノワはヴァンに「君は用済みだ」と告げられますが自分の依頼人はそうは思っていないと返しヴァンを射殺します。その後ジョナサンはノルウェーに逃れていたメレディス親子を保護しフランス・パリに帰ります。メレディス親子はこの後アメリカに亡命する予定だったのですが、なぜかジョナサンの前から姿を消します。誘拐かと慌てるジョナサンにデュノワが接触します。メレディスの手紙と礼金を渡すデュノワでしたが最後の最期で勝負をかけてきます。依頼は完了、もう手を出しても構わないと。しかしジョナサンが格闘戦で圧倒。デュノワは腕を折られ昏倒してしまいました。メレディスの手紙はジョナサンへのお礼と感謝が綴られていました。”いつかまたどこかで” エンディングへ。
以上、映画撃鉄 GEKITETZ ワルシャワの標的のあらすじと結末でした。
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