アメリカン・ヒストリーXの紹介:1998年アメリカ映画。アメリカの社会問題である人種問題と白人至上主義に対して秀悦な脚本を元に映画化した作品で、出演者の好演もあり、アメリカの闇を浮き彫りにしていきます。
監督:トニー・ケイ 出演者:エドワード・ノートン、エドワード・ファーロング、ビヴァリー・ダンジェロ、ジェニファー・リーンほか
映画「アメリカン・ヒストリーX」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「アメリカン・ヒストリーX」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「アメリカン・ヒストリーX」解説
この解説記事には映画「アメリカン・ヒストリーX」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アメリカン・ヒストリーXのネタバレあらすじ:スキンヘッドの人種差別主義者
スキンヘッドであるデレクは、白人至上主義者のキャメロンのしたで行動をし、ロサンゼルスの街であるベニスビーチをコントロールをします。それに対して、ロサンゼルス市警は彼らの人種差別を根絶しようとベニスビーチ高校のカリスマ的なアフリカ系アメリカ人である校長と一緒に働きます。
アメリカン・ヒストリーXのネタバレあらすじ:デレクの入所と出所
そんな中、デレクの父は消防士をしていましたが、ドライブ中に射殺される事件が起きます。そして、その事件はデレクが罪を着せられ、3年の刑期が彼に課されることとなりました。彼は3年後に刑務所から出所し、家庭の長として帰りました。
アメリカン・ヒストリーXのネタバレあらすじ:デレクの更生
デレクはもともと、ベニスビーチ高校の校長の弟子で、一時は校長の考え方を受け入れていましたが次第に人種差別へと傾いていったのです。彼は刑務所での経験を通して、自分自身が人種差別行為を行うことも、スキンヘッドにすることも興味を持たなくなっていました。
アメリカン・ヒストリーXのネタバレあらすじ:ダニエルのレポート
デレクの弟であるダニエルは、ベニスビーチ高校に通っており、彼は校長のオフィスに来ていました。そこで彼は校長に自身のレポートであるヒトラーの市民権英雄についてを提出をします。その内容に校長は怒ります。
アメリカン・ヒストリーXの結末:弟への影響
ダニエルはまた、昔の兄と同じくスキンヘッドにし、人種差別主義となって校内にいる黒人と対立をしていました。校長はそんなダニエルを見て、彼の兄についてのレポートを出すようにと言います。そのレポートの名前は、アメリカンヒストリーXと書かれていました。そんな彼を救おうとする兄のデレクでしたが、ダニエルは高校の部屋で無残にも銃に撃たれて死亡してしまいます。デレクはダニエルの遺体を抱きしめて、嘆き悲しみました。そして、彼のレポートを紙に包んだのです。
父が黒人に殺されたことでネオナチのリーダーとなるも、刑務所で考え方変わって家族で生活をやり直そうとしてる矢先に弟が黒人に殺されちゃう。
悲しい結末だし虚しさが残るけど、憎しみについて考えさせられる映画。