不倫する肉体の紹介:2014年メキシコ映画。メキシコ発のラブストーリーです。幼い息子を持つ孤独なシングルマザーと、同じビルで働く妻帯者の労働者が惹かれ合い、互いの複雑な家庭環境も絡み合いながらも二人は禁断の愛へと溺れていきます。
監督:エルネスト・コントレラス 出演者:イレーナ・アスエラ(ピナ)、ホセ・マリア・ヤスピク(イゴール)、セシリア・スアレス(フローラ)、マルガリータ・サンス(マリア)、ヘイデン・メインバーグ(ロレンソ)ほか
映画「不倫する肉体」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「不倫する肉体」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
不倫する肉体の予告編 動画
映画「不倫する肉体」解説
この解説記事には映画「不倫する肉体」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
不倫する肉体のネタバレあらすじ:起
冬のメキシコ。とあるビルの薄暗い一角。このビルでOLとして働く美しい女性ピナ(イレーナ・アスエラ)と労働者のイゴール(ホセ・マリア・ヤスピク)は出逢うなり一目で惹かれ合い、欲望の高鳴るままに激しく求めあいました。ふと我に返った二人は着衣の乱れを直すと、互いの名を尋ね合いました。
イゴールは家政婦として働く妻のフローラ(セシリア・スアレス)と二人暮らしであり、貧しいなからも一緒に映画を楽しむなどささやかな暮らしを送っていました。一方のピナはシングルマザーとして一人息子で小学生のロレンソ(ヘイデン・メインバーグ)と二人暮らし、ピナの離婚した元夫である父を慕っているロレンソは定期的に連絡を取り合っていました。ロレンソの通う小学校では、春の学校祭で演劇「麗しき春」を催すことになり、ロレンソはライオン役に抜擢されました。
不倫する肉体のネタバレあらすじ:承
ピナはロレンソの演劇の準備に取り組む一方で、やんちゃ盛りのロレンソの世話に手を焼いていました。ピナは個室に鍵をかけ、全裸になって一人でタバコをふかすのが何よりの安らぎでしたが、時々ロレンソに注意されることもありました。そんなある日、ピナは職場の食堂で偶然にもイゴールを見かけ、彼を誘惑したピナは薄暗い地下室で激しく唇を重ね、初めて互いの名と家族構成を明かすとホテルで密会する約束をしました。そんな夫の行動を知らないフローラは友人と共同でグループ預金する話を進めたりするなどしていましたが、が、映画の誘いに乗り気ではないイゴールに不安を覚え始めていました。一方のロレンソもまた、ピナの心境の変化を読み取っていました。そんな中、イゴールとピナは約束通りにホテルの予約を取りますが、互いの家庭の事情もあって中々タイミングが合いませんでした。
不倫する肉体のネタバレあらすじ:転
ある日、イゴールは何を思ったのか、オフィス用具の店でオフィス用コピー機を注文しました。フローラはなぜこんなものを買ったのか、誰の金で買ったのかとイゴールを責めますが、彼は口をつぐんだままでした。フローラは一度返品しようとしたコピー機を見るなり、イゴールは浮気をしており、離婚したいがために散財したのではないかと疑いを抱き、これまで良好だった夫婦仲にも亀裂が走り始めました。一方のピナはロレンソの演劇用の服の材料探しに奔走していました。ある日、ロレンソが学校で演劇の練習中、ピナはロレンソの部屋の散らかった玩具をまとめて捨ててしまいました。ロレンソはすっかり拗ねてしまい、それでも一旦は気を取り直したかのように見えましたが、ロレンソはピナが新しく買ってくれたミニカーを団地の上階からわざと落とし、ピナに失くしたと嘘をついて探させました。
不倫する肉体の結末
久々に家に戻って来たフローラにイゴールは必死で気を遣い、夫婦は寄りを戻して久々のデートを楽しみました。しかし、二人は情事に乗り気ではありませんでした。一方のピナはロレンソの嘘に気付いて彼を問い詰め、嫌がるロレンソに無理やり大量のパンケーキを食べさせました。それでもピナはロレンソの衣装を手作りで完成させましたが、ロレンソは父の元に引き取られることになったことを告げました。別れ際、ピナはロレンソにライオンのメイクを施してやりました。その頃、やはり自分の貯金を勝手にコピー機代に使われていたことに憤慨していたフローラは一人で遠くの居候先へ引っ越す決意を固め、友人のマリア(マルガリータ・サンス)に手伝ってもらいましたが、コピー機を運び出そうとしたその時、フローラは誤ってコピー機の転倒に巻き込まれて押しつぶされてしまいました。その頃、一人きりになったピナは生まれたままの姿でタバコをふかしているとそこにイゴールが現れ、二人は激しいセックスに明け暮れました。季節は既に春を迎え、学校ではロレンソのいない「麗しき春」の演劇が行われていました。
以上、映画「不倫する肉体」のあらすじと結末でした。
「不倫する肉体」感想・レビュー
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本当に奥さんがただ可哀想、息子もしかして最中か事後に母親のとこ戻る?かと思ったけど戻らなくて良かった。
よく分からない後味の悪い映画だった。コピー機買うのも謎だった
フローラの最後が可哀相。