バーニング・ムーンの紹介:1992年ドイツ映画。ドイツのゴアホラーの重鎮監督オラフ・イッテンバッハの記念すべきデビュー作です。妹の世話を命じられた兄が寝かしつけるために話した二つの話を映像にしたものです。ゴアシーンのチープさは否めませんが残虐性は相当なものです。
監督:オラフ・イッテンバッハ 出演者:オルフ・インテンビッチ、ベティ・ニューマイヤー、ベランド・マッゲンザ、レルロドルフ・ホープ、アンドレ・ストライ、カート・ヌーダー、ロナルド・フールマン、オラフ・イッテンバッハほか
映画「バーニング・ムーン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「バーニング・ムーン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「バーニング・ムーン」解説
この解説記事には映画「バーニング・ムーン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
バーニング・ムーンのネタバレあらすじ:起
仕事もせずに遊んでばかりのピーターが仕事の面接に来ています。しかし面接官の話も聞かず、横柄な態度をとるピーターは当然のように不採用となりました。その夜は対抗する不良グループと喧嘩です。相手を倒したピーターが自宅に帰ると母親の小言が始まります。母親には強いピーターですが父親は喧嘩が強い為ピーターは締め上げられます。母親と父親が出かけるため幼い妹のアネットの面倒をピーターが見ることになりました。ピーターの役目は妹を寝かしつけるだけです。そして薬を打ったピーターは幻覚で燃える満月『バーニングムーン』を見ました。
バーニング・ムーンのネタバレあらすじ:承
そして寝付かないアネットに話をすることになりました。一つ目は『ジュリアの恋』です。精神病院から連続猟奇殺人犯人のクリフ・パーカーが職員を殺して脱走しました。その後クリフ・パーカーはビジネスマンを殺し、服と車を手に入れます。そしてブライアン・コナーに名を変えジュリアと知り合いました。そしてジュリアとブライアンは楽しいデートに出かけました。そしてデートの帰り際車の中で一人待っていると、臨時ニュースが流れブライアンがクリフ・パーカーだと知ってしまいます。ジュリアは逃げ出ました。しかしジュリアは車に財布を忘れていました。クリフ・パーカーは早速娼婦を車に乗せ、斬首しました。住所を知ったクリフ・パーカーはジュリアの家に侵入し母親の指を切断後、首を切り殺害し父親は腕を切り落とした後口にナイフを刺し殺害し、ジュリアの友人は浴室でメッタ刺しにして殺しました。そして帰って来た兄も斬首され殺害されました。そして逃げるときに階段から転落したジュリアに結婚を申し込むクリフ・パーカーですが、最後は刑事に頭を吹き飛ばされました。
バーニング・ムーンのネタバレあらすじ:転
妹のアネットはそんな怖い話は嫌だと言いますがピーターは怒って話を聞けと言いました。二つ目の話です。 『純潔』という話です。ある街では夜女性をレイプして銃殺する事件がありました。ラルフ神父によって殺害された女性の葬儀が行われていました。このラルフ神父がレイプ殺人犯だったのです。町ではユストスという男がレイプ殺人犯と疑われていました。何も知らないユストスはラルフ神父に相談をもちかけました。その間ラルフ神父は女性を縛り付け黒魔術の祈りをささげ女の首を切り血を飲みました。やがて町の住人達はユストスを暴行し始めました。そして一人の男がついにユストスを金槌で惨殺しました。
バーニング・ムーンの結末
その後ユストスを殺した男が幻覚に見舞われます。惨殺死体の散乱する場所で体の一部を持った人たちがいます。首や内臓などが散らかり地獄のような絵図です。そして蘇ったユストスがやって来ます。自分を殺した男を縛り付け内臓をえぐります。トドメは両足を引っ張られ八つ裂きにされました。そして男が目覚めると二つ目の話は終わります。ピーターは妹をナイフで刺し殺していました。そして自分の手首を切り自殺しました。外には満月が出ています。
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