マッド・ダディの紹介:2017年アメリカ映画。『ゴーストライダー2』でタッグを組んだニコラス・ケイジとブライアン・テイラー監督が再び手を組んで贈るハイボルテージスリラー作品です。突如として全米各地で親が子供を殺す事件が多発、ニコラス演じる主人公の平和だった家庭にも異変が起こります…。
監督:ブライアン・テイラー 出演者:ニコラス・ケイジ(ブレント・ライアン)、セルマ・ブレア(ケンダル・ライアン)、ランス・ヘンリクセン(メル・ライアン)、アン・ウィンターズ(カーリー・ライアン)、ザカリー・アーサー(ジョシュ・ライアン)ほか
映画「マッド・ダディ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「マッド・ダディ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
マッド・ダディの予告編 動画
映画「マッド・ダディ」解説
この解説記事には映画「マッド・ダディ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
マッド・ダディのネタバレあらすじ:起
ある母親が我が子を車の中に置き去りにしたまま線路の上に車を止めて立ち去り、子供は列車に撥ねられて命を落とすという事件が発生しました…。
一見平和そうなごく普通の家庭、ライアン家。一家の主である中年サラリーマンのブレント(ニコラス・ケイジ)を筆頭に、妻で産婦人科医のケンダル(セルマ・ブレア)、長女で年頃の高校生のカーリー(アン・ウィンターズ)、長男のジョシュ(ザカリー・アーサー)の4人家族です。この日はブレントの両親が一家を究極訪れることになり、彼氏のデーモン(ロバート・T・カニンガム)とのデートの約束を潰されたカーリーは面白くありません。ましてやブレントもまたカーリーとデーモンの交際に否定的であり、カーリーはそんな父のことを「頭が固すぎる」と非難していました。
マッド・ダディのネタバレあらすじ:承
ブレントはいつものように出勤し、カーリーも普段通りに学校に通ったのですが、学校ではなぜか一切操作していないにも拘わらず、テレビやラジオの電源が突然入るようになったという怪奇現象が多発していました。時を同じくして、ライアン家の家政婦が突然ハンマーで娘を撲殺するという事件が発生、その直後にカーリーの学校には発狂した生徒の保護者たちが続々と押し寄せ、子供たちを次々と殺戮していきました。カーリーは友人のライリー(オリヴィア・クロチッチア)と共に学校を脱出、ひとまずライリーの家に駆け込みましたが、今度はライリーが母親に殺害されてしまい、カーリーは慌ててデーモンの家に逃げ込みました。デーモンもまた襲いかかってきた親を返り討ちにしたばかりであり、デーモンは「親たちは子供を殺そうとしている。君の弟も危ない。俺の家に避難させるべきだ」とカーリーに告げ、ジョシュを救うためライアン家に急ぎました。
マッド・ダディのネタバレあらすじ:転
その頃、ケンダルは出産を間近に控えた妹のジェンナ(サマンサ・ルモール)を見舞うため病院にいたのですが、ジェンナはこともあろうに生まれたばかりの我が子を殺そうとしたため、ケンダルは赤ん坊の命を何とか守り抜きました。テレビでは謎の集団ヒステリーが発生、親が子を殺す事件が多発していることが報じられ、ケンダルはカーリーとジョシュを守るため急いで自宅に向かいました。一方、職場のブレントも報道を聞き付けて自宅へと急ぎました。
自宅で怯えているジョシュを保護したカーリーは、デーモンと共に急いで家から逃げ出そうとしたところ、帰宅してきたブレントに見つかってしまいました。ブレントは子供たちを見るなり豹変、更にはケンダルも加わってデーモンを押し倒し、カーリーとジョシュに襲い掛かってきました。
マッド・ダディの結末
カーリーとジョシュは急いで地下室へ逃げ込み、ブレントとケンダルは扉を破壊して侵入しようと試みました。ジョシュは隠し持っていたブレントの拳銃を扉に向かって発砲、キレたブレントとケンダルは地下室にガスを充満させる手段に出ました。両親の作戦を読んだカーリーは発火する仕掛けを作り、強引に扉を開けたブレントは爆風に吹き飛ばされました。そこへブレントの両親が訪れ、ブレント夫妻を殺そうと襲い掛かってきました。親・子・孫の三つ巴の争いの末、ブレンド夫妻は両親を倒しますが、直後にカーリーやデーモンらに取り押さえられ、両手を縛り付けられました。元に戻ってと懇願するカーリーとジョシュにブレントとケンダルは愛していると言いながらも、ブレンドは「ただ、時々どうしょうもなく…」と言いかけたところで物語は幕を閉じます。
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