ジェイドの紹介:1995年アメリカ映画。(別題:欲望の女ジェイド/魔性の香り/ジェイド秘められた快楽に迫る殺意)富豪惨殺事件を調査する検事補が、隠された陰謀と事件に関わった謎の女ジェイドの正体を暴こうとするが、真犯人は検事補も知る意外な人物だった。
監督:ウィリアム・フリードキン 出演:デヴィッド・カルーソー、リンダ・フィオレンティーノ、チャズ・パルミンテリ、マイケル・ビーン、ほか
映画「ジェイド」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ジェイド」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ジェイド」解説
この解説記事には映画「ジェイド」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ジェイドのネタバレあらすじ:富豪惨殺事件
富豪の惨殺事件が発生し、検事補のデヴィッドが捜査にあたる。殺されたメドフォード宅を調べると、金庫から知事と娼婦の情事を写した写真が発見される。その写真から知事がメドフォードに脅されたため殺害したのではないかと考えたデヴィッドは、直接知事に写真を突きつけ事件との関連を問いただすが、スキャンダルの発覚を恐れる知事側の妨害にあい捜査は難航する。写真の娼婦パトリースを探し出したデヴィッドは彼女から上流階級ばかりを相手にする“ジェイド”という女の存在を聞かされれ、事件の鍵を握るジェイドを捜し始める。
ジェイドのネタバレあらすじ:容疑者はかつての恋人
一方、殺害に使われた凶器に残された指紋から1人の容疑者が浮上する。それはかつてデヴィッドが愛し、今は友人マットの妻となったトリーナだった。殺害前日に彼女は仕事でメドフォードに会っただけだと言うが、情事の場となっていたメドフォードの別荘では近隣住人の証言からトリーナの姿が何度も目撃されており、別荘で発見されたビデオテープにはトリーナが情事に耽る姿が写されていた。
ジェイドのネタバレあらすじ:ジェイドの正体
そんな時、パトリースからジェイドのことで話があると呼び出されたデヴィッドの目の前で、パトリースが何者かが運転する車にひき殺される。その車種がトリーナのものと一致したため、彼女を容疑者として聴取、夫のマットとともに情事のビデオを見せられ、トリーナは自分がジェイドであることを認めるが、殺害については否定する。その後、パトリースをはねた車が発見、別人が所有する盗難車だったことからデヴィッドはトリーナに罪を着せようとしているのではないかと考える。
ジェイドのネタバレあらすじ:暴かれた真実
そしてある夜、デヴィッドの部屋へトリーナが訪ねてくる。誘いをかけるトリーナだったがデヴィッドは応じず、彼女はそのまま部屋を出る。直後にジェイドを目撃した別荘の近隣住人が殺されたと連絡が入り、殺害時刻に自分といたトリーナが犯人ではないことがわかったデヴィッドは、知事がスキャンダル隠しのために事実を知る者を消していると確信し、トリーナの身を案じてマットとともに彼の自宅へ向かう。屋敷では知事の手の者数人が家捜しし、トリーナの命を狙っており、デヴィッドとマットは格闘の末、トリーナを助ける。
知事の直接の関与は認められず、デヴィッドは知事の下へ出向き、写真のネガは自分が持っているからもうトリーナにはかまうな、と言い放つ。
ジェイドの結末:続く闇
すべてが解決したかと思われたが、トリーナは自宅で自分の情事を写した写真がいくつも並べられているのを目にする。メドフォードが脅したのは知事ではなくマットであり、全ての殺害はマットの手によるものだった。そしてマットはトリーナに“自分もジェイドに会ってみたい”と言うのだった。
この映画の感想を投稿する