野良犬たちの紹介:2014年韓国映画。2012年に韓国で発生した実際の事件を元に作られた社会派サスペンス。不倫と賭博をくり返す三流記者が、一見平和な村の秘密を暴いてゆく。主演は「宮 Love in Palace THE MOVIE」のキム・ジョンフン。
監督:ハ・ウォンジュン 出演者:キム・ジョンフン(ソ・ユジュン)、チャ・ジホン(キム・ウンヒ)、ミョン・ゲナム(オスリ村村長)、イ・ジェポ(ドング)、キム・ソンギ(イ会長)、キム・ジョンソク(パク・ナムシク)、ほか
映画「野良犬たち」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「野良犬たち」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
野良犬たちの予告編 動画
映画「野良犬たち」解説
この解説記事には映画「野良犬たち」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
野良犬たちのネタバレあらすじ:起
殺人現場をスクープするユジュン(キム・ジョンフン)。自身も後ろからスコップで殴られ、血の滴るスコップだけが映し出される。シーンは変わり、賭博するユジュン。電話の相手に「ネタをバラされたくなければ3分以内に振り込め」と強請っていると、金貸し屋がトンカチ片手に取り立てに来る。金を返すため先輩記者カン・ヒョンテを追う。「犯罪ゼロの村 オスリ」と看板が出ている場所に着くと、犬が一匹飛び出してきて車をぶつけてしまう。「旅行している」とウソをつき、村長に許可をとって泊めてもらうが、村人たちから何度も「夜は村をうろつくな」と告げられる。
野良犬たちのネタバレあらすじ:承
ユジュンはヒョンテの妻と不倫していたが、ヒョンテ妻は元サヤに戻るというので、別れさせるためにヒョンテを追ってきたのだが何度電話しても繋がらない。村の宴会に招かれた際、ヒョンテのことを尋ねるが誰も知らないと言う。
暗闇の中、呆然としている女性を男が襲っている。ユジュンは村の電気系統のスイッチが開いていることに気付く。一軒の家を覗くと、「若い女はいい」と呟いて帰っていく男を目撃。戻って確認すると、電気系統のスイッチには日中同様、鍵が掛けられていた。女性はウンヒといい、夜になると目が見えなくなる夜盲症であり娼婦だと教えられる。母親も同じ病気でガンも患っているため、薬や薪を村人から分け与えて貰っているとのことだった。
野良犬たちのネタバレあらすじ:転
車が直り、村から去るふりをして夜中、ウンヒを助けようとする。「あの神父やカメラマンと同じね」と言うウンヒ。どうしても病気の母を置いていけないのだ。ユジュンはウンヒの告白を、証拠のため録音しはじめる。15才の時、村人の息子に犯され、父が謝りに来たがその父にも犯され、それ以降は村人全員からなのだと言い、全員殺したいと恨むウンヒ。村人は、ウンヒの母親が死んだら、ウンヒを殺そうと計画する。ユジュンはヒョンテのカメラを村長から奪う。血の跡を辿ると、殺されたヒョンテを発見する。
野良犬たちの結末
次々と村人を殺すユジュン。村を出るためにクッションを被せて母を殺すウンヒ。村人全員を殺し、車で脱出する2人。ウンヒを病院に連れていく。「ようやく目が覚めてまともになれた気がする」と言うユジュン。借金を返済すると、借金取りは「記者と精子と借金取りの共通点はなかなか人間になれないことだから二度と会わないでおこう」と語るのだった。
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