アンチヴァイラルの紹介:2012年アメリカ映画。セレブに感染したウイルスを抽出し、培養して販売するクリニックがありました。そこで働くシドは、客が多く買い求める美女セレブのハンナの事が気になり、血液採取を代行して以来、ハンナの魅力と、ハンナを取り巻く陰謀に巻き込まれていくという、近未来サスペンスです。監督は鬼才デビット・クロネンバーグの息子のブランドン・クローネンバーグです。
監督:ブランドン・クローネンバーグ 出演者:ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ(シド)、サラ・ガドン(ハンナ)、マルコム・マクダウェル、ダグラス・スミス、ジョー・ピングーほか
映画「アンチヴァイラル」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「アンチヴァイラル」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
アンチヴァイラルの予告編 動画
映画「アンチヴァイラル」解説
この解説記事には映画「アンチヴァイラル」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アンチヴァイラルのネタバレあらすじ:起
ルーカス・クリニックに勤めるシドは、セレブに感染しているウイルスを販売するという、対面営業を行っていました。セレブタレントの体内から抽出したウイルスを自分の体に注入するという、ファンにとって究極の商品です。エドワードという青年の客がやって来ました。シドが担当し、美女セレブのハンナのウイルスが希望でした。シドはハンナのヘルペスのウイルスを彼に注射しました。ルーカス・クリニックでは会社のウイルスを持ち帰って転売しないように社員の身体検査を行っていました。培養できるウイルスが高額で取引されるため、シドは自分の体内にウイルスを注射し、自宅で培養して裏ルートで転売していました。
アンチヴァイラルのネタバレあらすじ:承
ある日シドが社長に呼び出され、在庫の培養器が1台なくなって、ウイルスのコピーガードが外され、転売されているという情報を聞かされました。シドは全く関係ないというそぶりを見せました。話の後、シドはデレクの代わりにハンナの所へ行くように命じられました。ハンナはルーカス社と独占契約を結んでおり、ハンナの担当者はデレクでした。病気で寝るハンナの部屋に行き、血液を採取しました。シドは早速トイレにこもり、ハンナの血液を自分に注射しました。仕事に戻ったシドですが、今まで以上に高熱が出て、仕事も満足に出来ない状態にまでなりました。それでも自宅でハンナのウイルスを培養しました。そしてシドは幻覚まで見えるようになりました。
アンチヴァイラルのネタバレあらすじ:転
ハンナの急死のニュースが流れました。中国で感染し死亡したとの報道でした。ハンナのウイルスが飛ぶように売れだしました。シドがハンナのウイルスを注入している事を知った肉屋がシドを呼び出しレビンの所へ行きますが、これが罠で軟禁され、血液を採られ、ハンナのウイルスも抜かれました。シドはハンナの付き人と専属医師に会いました。医師はハンナのウイルスは人工ウイルスだと明かしました。付き人はハンナは生きていて、誰かにウイルスを注入され殺されようとしている為、死んだという報道を流したという事でした。そしてシドに、ルーカス・クリニック関係の首謀者を突き止めてくれと頼みました。そしてデレクが関係していることを突き止め、肉屋の男を注射器で脅しますが逆に暴行を加えられました。
アンチヴァイラルの結末
シドは全貌を掴みました。ルーカスのライバル会社のテッサー社の女社長がデレクを誘い込み、ハンナにウイルスを注入し、さらに採取したウイルスから新しいハンナウイルスを作って売りだそうとしていたのでした。これが独占契約を打ち破る秘策でした。デレクは肉屋とレビンと共謀していました。女社長はシドも引き込もうと誘いました。シドは協力することになり、新しい発表会の場にいました。ここにはハンナの肉を培養するカプセルがありました。女社長は間もなくハンナは元の姿に戻ると言っていました。カプセルに注射をし中を覗き込むとハンナの顔が出来上がりつつありました。シドはメスでカプセルの腕の部分を切り血を流します。ハンナの血です。シドはその血を飲んで官能に浸りました。
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