ランナー・ランナーの紹介:2013年アメリカ映画。リーマンショックにより失業し、オンラインカジノのアフィリエイトをしていたリッチーがオンラインカジノの運営者と会ったことから、オンラインカジノ運営の裏の世界にのめりこみ、はめられていくというサスペンス映画です。製作にはレオナルド・ディカプリオが参加している。
監督:ブラッド・ファーマン 出演者:ジャスティン・ティンバーレイク(リッチー・ファースト)、ベン・アフレック(アイヴァン・ブロック)、ジェマ・アータートン(レベッカ・シャフラン)、アンソニー・マッキー(シェイバース捜査官)、オリヴァー・クーパー(アンドリュー・クローニン)、ジョン・ハード(ハリー・フュルスト)ほか
映画「ランナーランナー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ランナーランナー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ランナーランナーの予告編 動画
映画「ランナーランナー」解説
この解説記事には映画「ランナーランナー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ランナーランナーのネタバレあらすじ:起
リーマンショックのあおりを受け失業したリッチー(ジャスティン・ティンバーレイク)は大学へ入学し勉強しています。しかし学費を稼ぐためにオンラインカジノに客を誘導するアフィリエイトで稼いでいました。リッチーに誘導された教授、学生など大学関係者が資産を使い果たしてしまったことが問題となり、リッチーは学長に呼び出され、オンラインカジノをやめるか、大学をやめるかの決断に迫られました。ここでリッチーが自分の貯金17,000ドル全てをオンラインカジノにすべて賭け、学費全額分儲けようとしました。結果は貯金を使い果たし負けました。しかしリッチーは今までの経験と数値データから、勝てる確率の勝負を挑んだのに、全部負けるというのはイカサマだと言い、サイト運営者のいるコスタリカへ旅立ちました。
ランナーランナーのネタバレあらすじ:承
コスタリカに着いたリッチーはサイト運営者の、オンライカジノの帝王といわれるブロック(ベン・アフレック)を訪ねました。クルーザーに呼ばれたリッチーはブロックに、自分の考えを全て述べ、イカサマだと突きつけました。するとブロックはリッチーを気に入り、掛け金を全額返し、自分の下で働かないかと誘いました。大金持ちになれるチャンスにリッチーはブロックの誘いに乗りました。錬金術の道で生きてきたリッチーは自分で部下を雇い、ブロックの仕事を次々こなしオンライカジノで多くの収益を上げ大金を手に入れました。望みの物を次々手に入れたリッチーにとって残る手に入れたいものは、ブロックと一緒に仕事をする美人のレベッカ(ジェマ・アータートン)でした。
ランナーランナーのネタバレあらすじ:転
ある日リッチーは何者かに拉致されました。拉致したのはFBIのシェイバース捜査官(アンソニー・マッキー)でした。彼はブロックのカジノを詐欺と見ていました。ブロックを逮捕するためにリッチーに取引を持ちかけ解放しました。リッチーはこの一件をブロックに話しました。ブロックは自分らが大儲けしている妬みだろうと一蹴し、新しい仕事を持ちかけました。それはライバルカジノと組む若き大物のヘッドハンティングでした。リッチーはこの仕事も見事こなしました。成功を喜んだブロックはリッチーに30,000ドルのボーナスを与えました。部下たちと一夜を楽しんだリッチーは遂にレベッカを自分のものにしました。ブロックはリッチーに次なる仕事を与えました。コスタリカのカジノ業界を仕切るエレーラへの賄賂を渡すことでした。しかし、約束の額に足らず、リッチーは殺されかけましたが何とか解決しました。これはブロックが仕込んだものでした。そのころ部下のクローニン(オリヴァー・クーパー)がブロックのカジノが顧客の金を勝手に引き出しているという詐欺の証拠を掴みメモリースティックに入れていました。
ランナーランナーの結末
リッチーは帰国することを考えますがシェイバース捜査官にブロックの詐欺の証拠を渡さないと逮捕拘留すると言われました。その頃、リッチーの父親がブロックにカジノの借金を肩代わりしてもらって拉致されていました。そしてブロックはエレーラを拉致しワニのいる川で拷問しているところをリッチーに見せました。そしてレベッカは、ブロックが詐欺を全てリッチーの仕業にして逃亡する、という計画を告げました。リッチーがメモリスティックを確認すると、顧客から引き出された金は全てリッチー名義の口座に流れていました。リッチーは帰国するために、今まで稼いだ金を、コスタリカから脱出するための賄賂に使いました。レベッカと協力してブロックを騙しました。何も知らないブロックはレベッカと飛行機に乗り飛び立ちましたが操縦士はリッチーが賄賂を渡した操縦士でした。リッチーは父親と別の小型飛行機で飛び立ちました。二機の飛行機が降りたのはアメリカ領のプエルトリコでした。待ち構えるシェイバースにブロックは逮捕され、同じく逮捕されようとしたリッチーはメモリースティックを渡したおかげで無罪となり、レベッカと二人で飛び立っていくのでした。
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