帰ってきたMr.ダマー バカMAX!の紹介:2014年アメリカ映画。1995年の「ジム・キャリーはMr.ダマー」の続編となるこの作品は前作の監督や主要スタッフ、キャストが再集結して送るおバカでくだらないギャグが盛りだくさんのコメディーロードムービー。
監督:ピーター・ファレリー、ボビー・ファレリー 出演:ジム・キャリー(ロイド)、ジェフ・ダニエルズ(ハリー)、キャスリン・ターナー(フリーダ)、ローリー・ホールデン(アデル)、ロブ・リグル(トラヴィス&リピンコット大尉)、レイチェル・メルヴィン(ペニー)、スティーヴ・トム(バーナード・ピンチロー博士)、ほか
映画「帰ってきたMr.ダマー バカMAX!」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「帰ってきたMr.ダマー バカMAX!」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
帰ってきたMr.ダマー バカMAX!の予告編 動画
映画「帰ってきたMr.ダマー バカMAX!」解説
この解説記事には映画「帰ってきたMr.ダマー バカMAX!」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
帰ってきたMr.ダマー バカMAX!のネタバレあらすじ:起
失恋のショックから何も反応を示さなくなり20年間精神病院に入院していたロイド。そんな彼のもとに毎週お見舞いに来ていた相棒のハリーは相変わらず無反応なロイドに自分が重い病に犯されていることを告げます。ハリーの言葉を聞いたロイドは反応を示します。そしてロイドは起き上がりこの20年間演技をしていたとハリーにネタばらしします。ハリーは驚きながらもロイドの復活に喜び2人は一緒に住んでいた家へと帰ります。そしてハリーは腎臓の移植が必要であることをロイドに告げます。このことを聞いてロイドはハリーの両親にドナーになってもらうことを提案し2人は早速ハリーの両親のもとを訪ねます。久しぶりの息子の訪問に両親は喜び2人を迎え入れます。そしてハリーは病気について告げドナーになって欲しいと頼みます。しかしそこで両親は実の親ではなくハリーは養子だったことが判明してしまいます。更には実の両親も亡くなってしまったと聞きハリーは落胆します。その帰り道ハリーとロイドは父親からもらったハリー宛てに届いていた郵便物を確認します。するとその中に昔一夜を共にしたフリーダから子供が出来たという内容の手紙を見つけます。この報告にハリーは父親になったことを喜びますが手紙が来ていたのは22年も前。これを見たロイドは子供にドナーになってもらうことを思いつきます。そして2人はフリーダのもとを訪ね、子供について聞くと彼女は産んだ当時お金もなかったので産まれて来た娘を養子に出してしまい、後悔して送った手紙も虚しく突き返されたことを告げます。またもや落胆するハリーにロイドは潔く諦めろと言い放ちますがフリーダが持って来た娘の写真を見てその美しさに釘付けになります。そして彼女に会いに行こうとハリーと一緒にメリーランド州を目指します。
帰ってきたMr.ダマー バカMAX!のネタバレあらすじ:承
長い旅路の末やっと手紙の住所にたどり着いた2人。そして彼女の家を訪ねハリーは自分が実の父親であること、そして自分が病気にかかってしまい娘の助けが必要であることを話します。ハリーの訪問に里親であり権威ある研究者でもあるピンチロー博士は娘ペニーの実の父親の訪問に喜び2人を迎え入れます。しかしピンチロー博士の妻アデルは2人の訪問に顔を曇らせます。ハリーとロイドはペニーに会わせてくれとお願いしますが、彼女は体調不良の博士に代わって国際シンポジウムでスピーチをするためエルパソに行っていて不在であると言われます。ピンチロー博士はペニーの携帯電話にハリーが来たことを伝えようと電話をかけますが、ペニーが携帯電話と博士が託した荷物を忘れて行ってしまったのを発見し博士は慌てます。その荷物はシンポジウムで発表するはずの数十億ドルもの価値がある発明品だったのです。そこでアデルはロイドとハリーそして使用人のトラヴィスにその荷物をペニーに届けてもらうことを提案し3人は車でエルパソを目指しますが、実は博士の財産を狙って手を組んでいたアデルとトラヴィスは博士を少しずつ毒で衰弱させていく計画に加え発明品を奪おうと考えます。エルパソを目指す道中。トラヴィスはロイドとハリーのハチャメチャさにうんざりします。更にはくだらないイタズラにイライラも最高潮に達しアデルに2人を殺す許可を得ます。しかしトラヴィスは2人を射殺しようとするも車ごとトレーラーにはねられて死んでしまいます。車が無くなったことに気づいたロイドとハリーは置いて行かれたと勘違いし改めて2人でエルパソを目指します。一方アデルはトラヴィスが死んだことを彼の兄であるリピンコット大尉からの連絡で知ります。そしてリピンコット大尉はアデルに協力を申し出ます。
帰ってきたMr.ダマー バカMAX!のネタバレあらすじ:転
ようやくエルパソへとたどり着いたロイドとハリーは国際シンポジウムの会場でペニーを見かけた人がいないか探します。運良くペニーの知り合いを見つけたロイドは彼女に父親と一緒に来ているから自分の携帯に電話するよう伝言を頼みます。そしてハリーと一緒にその日の晩にあるペニーのスピーチに備え会場に入ろうとしますが厳重な警備のため入れず意気消沈します。一方ペニーはロイドからの伝言の父親をピンチロー博士のことと思い、主催者に連絡を入れるとピンチロー博士が来ると大騒ぎに。そして運良くハリーはピンチロー博士と勘違いされロイドも博士の助手と偽り2人は会場内に案内されます。しかし結局名簿に名前の無かったロイドは会場を追い出されてしまいます。肩を落とすロイドでしたがそこにペニーから電話がかかってきます。そして2人は待ち合わせをして会うことに。実物のペニーを見たロイドは彼女にデレデレ。そして2人は食事をしにレストランへとむかいます。そこでロイドはペニーにハリーのことを話します。そして彼女が送り返した手紙を見せます。しかしペニーは送り返した手紙について身に覚えがないと言います。そしてフリーダからの手紙を読みます。しかしその内容にロイドは驚愕します。その手紙にはマス・カキ湾の駐車場でペニーを授かったと記されており、そこでフリーダと関係を持っていたロイドは本当のペニーの父親は自分だと考えます。そしてそうなるとペニーの腎臓はハリーのドナーとして適合しないことに気づき責任を感じます。一方ペニーは手紙に戸惑いますがスピーチのためその場を後にします。しかし会場に着くも入場パスを失くしてしまい中に入れず絶望します。同じく受け付けでハリーからの連絡を受けてペニーに会おうとやってきたフリーダも入場パスが無かったので追い返されてしまいます。受付の前で右往左往するフリーダでしたが柱の下で顔を埋めてふさぎ込んでいるペニーを見て話しかけます。そして顔を上げたペニーを見て息を飲みます。一通りペニーの話を聞いたフリーダは会場に入る手助けをしようとします。
帰ってきたMr.ダマー バカMAX!の結末
その頃ハリーはピンチロー博士と勘違いされたままコンテストの審査員をしているとやってきたアデルに偽物だと言われ更には発明品を盗んだと濡れ衣を着せられリピンコット大尉に発明品を奪われてしまいます。しかしそこで会場の非常ベルが鳴りハリーは騒ぎに乗じて発明品を奪い返し追いかけてくるアデルとリピンコット大尉から逃げ出します。そして同じく騒ぎに乗じて会場に潜り込んだフリーダとペニーに遭遇します。そしてフリーダはペニーに自分が母親だと告げます。しかし親子の感動の再会もつかの間、銃を持ったアデルとリピンコット大尉が追いかけてきます。3人はトイレに隠れますがとうとう追い詰められてしまいます。なんとかペニーの命だけは助けて欲しいとハリーは2人に懇願します。するとそこにハリーの声を聞きつけたロイドが現れます。ロイドはハリーにペニーはハリーの子じゃないことを告げます。そしてロイドは摘出してきた自分の腎臓をハリーに差し出します。しかしフリーダは、ペニーはハリーの子でもなければロイドの子でもないと言います。3人の話に痺れを切らせたアデルはリピンコット大尉に全員始末するよう言いますが、その銃口は彼女自身に向けられリピンコットはアデルを裏切り、発明品の箱を開けます。するとそこにはただのカップケーキが。どういうことか戸惑っているとそこにFBIと一緒にリピンコット博士が現れます。前からアデルの行動を怪しいと思っていた博士はFBIにペニーの護衛をさせていたのでした。しかし追い詰められたアデルはペニーに発砲してしまいます。するとハリーはペニーを庇い肩に銃弾を受けてしまいます。その隙にアデルとリピンコットはFBIに取り押さえられハリーは病院へと運ばれます。そこでロイドはついでに腎臓の移植もお願いしますがその箱の中に入っているのはポークチョップだったのです。騙されてしまったことに落胆するロイドでしたがハリーは何故か笑いをこらえています。不思議に思ったロイドにハリーは、病気は嘘だと告げます。ハリーの演技にしてやられたロイドは感心し大笑いします。無事回復したハリーとロイドの2人にペニーは改めて感謝の気持ちを伝えます。そしてフリーダはピンチロー博士に迎え入れてもらえることになり家族が一緒に暮らせるようになり全て丸く収まったのでした。
以上、映画帰ってきたMr.ダマー バカMAXのあらすじと結末でした。
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