リヴォルトの紹介:2017年南アフリカ,イギリス映画。記憶を失った元米兵と思しき男は、医者ナディアと共に何者かに侵略された世界を生き延びようとします。正体不明のロボット軍団の攻撃をかわし、自分を取り戻すための闘いを挑む男の姿を描いたSFアクション映画です。
監督:ジョー・ミアーレ 出演者:リー・ペイス(BO(ボー))、ベレニス・マーロウ(ナディア)、ジェイソン・フレミング(スタンダー)、ワンディル・モレバッシア(ロッド)、シブレレ・グリツハーナ(カーラ)ほか
映画「リヴォルト」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「リヴォルト」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
リヴォルトの予告編 動画
映画「リヴォルト」解説
この解説記事には映画「リヴォルト」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
リヴォルトのネタバレあらすじ:起・ボーという男
東アフリカのケニア郊外の町。人間ではない何者かの激しい攻撃から、逃げ惑う人々を米兵たちが援護します。
留置場らしき檻の中で目を覚ました男は、何も覚えていないことに気付きます。壁の隙間から外に目をやると、爆風の中、軍用機が何者かの攻撃を受けて墜落します。戸惑う男は、隣の房にいた女から「人間じゃない何かに、全世界は侵略された」と聞かされます。突然、押し入ってきた武装集団を男は圧倒的な戦闘スキルで制圧します。ナディアと名乗った女は、男が着ているTシャツの破れかけのタグから、男を“BO(ボー)”と呼ぶことにします。
リヴォルトのネタバレあらすじ:承・決死の逃避行
見たこともないロボットが逃げ惑う人々を虐殺する光景の中、記憶を失ったボーはフランス軍の軍医ナディアと共に、北にあるはずのアメリカ軍基地へ向かいます。時折、ボーの脳裏に戦闘中の記憶が断片的に過ります。
途中、2人はケニア軍に足止めされますが、またボーの圧倒的な戦闘スキルで優位となります。ケニア軍のリーダーからボーは、自身の腕のマークが国境付近山の西にあるアメリカのレーダー基地の衛星アンテナのマークだと知ります。人々を襲っているロボットはアメリカ製で、信号を送ってエイリアンを招集したと語ります。信じがたい事実ですが、2人はレーダー基地に向かうことにします。語学が堪能で高度な戦闘スキルを有するボーが、特殊部隊の兵士だとナディアは推測します。
リヴォルトのネタバレあらすじ:転・侵略の記録
攻撃をくぐり抜け目的地を目指す2人は、瀕死の報道カメラマン・スレンダーを助けます。デジタルカメラには、エイリアン侵略の様子が一部始終を撮影しています。自身が助からないと悟っているスレンダーは、カメラを2人に託し、殺して欲しいと懇願します。スレンダーの意思を汲み、ナディアは医師として彼の命を終わらせます。
2人はカメラの映像を頼りに、目的地に向かいますが電池切れとなります。途中、エイリアン攻撃を受け、ナディアが宇宙船に吸い寄せられます。ナディアを失い荒廃した地を彷徨続けるボーは、全滅したレーダー基地を目にします。真実がわからないままボーは、ロボットの攻撃を受けている街にたどり着きます。戦闘中の記憶の断片が少しずつ繋がってきたボーは、大勢の避難者が集まっている病院で無傷のまま目を覚まします。
リヴォルトの結末:闘いの果て
助けてくれた病院スタッフから、ケニア軍のエンジニアであるロッドを紹介されます。ロッドが制作したエイリアンの宇宙船を撃墜する威力があるEMP(電磁波)爆弾は、ロボットの大軍が集まっている宇宙船の真下で爆発させることが必要です。少しずつ繋がってきたボーの記憶が蘇ります。生存者たちの居場所を捜しているエイリアンは、戦闘中に兵士であるボーに発信機を埋め込んだのです。ボーはエイリアンの案内人として生き延びていたのです。街の人々を救うため、EMP爆弾を抱えてボーは宇宙船の下へと向かいますが、エイリアンの攻撃でEMP爆弾を起動するためのバッテリーが壊れます。ボーは、自身に埋め込まれた発信機から発せられる電気でEMP爆弾を連結させます。爆弾は起動し、宇宙船は墜落します。全ての記憶が蘇ったボーは、戻ること無いナディアが名付けてくれた“ボー”として生きていきます。
以上、映画リヴォルトのあらすじと結末でした。
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