沈黙の制裁の紹介:2014年アメリカ映画。スティーヴン・セガール主演のアクション映画『沈黙』シリーズの作品のひとつで、組織から女を守る傭兵の戦いを描く。
監督:キオニ・ワックスマン 出演者:スティーヴン・セガール(ジョン・アレキサンダー)、バイロン・マン(チー)、ジョシュ・バーネット(コルト)、ビニー・ジョーンズ(ボス)、ハワード・デル(ヴァン・ホーン)、アディーナ・ステチュー(ナディア)ほか
映画「沈黙の制裁」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「沈黙の制裁」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
沈黙の制裁の予告編 動画
映画「沈黙の制裁」解説
この解説記事には映画「沈黙の制裁」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
沈黙の制裁のネタバレあらすじ:起
CIAの本部に呼び出された傭兵ジョン・アレキサンダー(スティーヴン・セガール)は、作戦担当のヴァン・ホーン(ハワード・デル)からアフガニスタン人のカマル・ワヒディ(セルジュ・コスタチ)という人物を始末するよう指令を受けました。カマルはアメリカの軍事技術を盗んでイランに売ろうとしているといい、テロリストとの繋がりも示唆されていました。ジョンは仕事に入る前にカマルの経歴を調べ上げ、香港出身の相棒チー(バイロン・マン)と共にカマルのいるウクライナ・オデッサへ飛びました。その頃、カマルの豪邸ではコルト(ジョシュ・バーネット)という男とダイアナ(マリア・バタ)という女がカマルへの接触を図っていました。ジョンとチーは首尾よく豪邸へ侵入、カマルを射殺して任務を完了しました。
沈黙の制裁のネタバレあらすじ:承
仕事を終えたジョンとチーはヴァンからウクライナでの待機を命じられ、現地のクラブへ繰り出しました。そのクラブに、謎の組織に追われていた女性ナディア(アディーナ・ステチュー)が駆け込んできました。ジョンとチーはナディアを連れ去ろうとした暴漢たちをぶちのめし、彼女を匿うことにしました。ジョンはロシア人の友人セルゲイ(ドミント・コスミン)に脱出の手配をしてもらう一方で、ナディアから事情を聞きました。ナディアは姉ソフィア(アディナ・ガルパ)とともにダイアナにスカウトされ、気がつけば女性をいたぶることを快楽とするマスク姿の男の元に連れて行かれ、ビデオカメラの前で暴行を受けたのです。ソフィアは自らの命と引き換えにナディアを逃がし、ナディアは証拠のビデオカメラを奪って逃げてきたのです。男の属する組織はかなり巨大な組織で、コルトもその一員なのです。ジョンは命を狙われることを覚悟のうえでナディアに自らの過去の悪行を明かし、死ぬ前に何かいいことをしたいと願い出、ナディアを助けて男を抹殺する決意をしました。
沈黙の制裁のネタバレあらすじ:転
ナディアらを凌辱した男の正体は、オデッサを根城に人身売買に手を染める犯罪組織のボス(ヴィニー・ジョーンズ)であり、アメリカ大使館やヴァンとも繋がりを持っていました。先日のカマル暗殺もボスの依頼によるものであり、ボスはヴァンにナディアを連れ戻すよう要求しました。ヴァンの情報でジョンの居場所を知ったコルトは部下を後始末に向かわせる一方、ジョンらはセルゲイの助けを借りて組織の情報を探り始めました。しかし、ジョンが買い物に行った隙にナディアは危うく連れ去られようとしており、ジョンは組織の手下らを射殺して彼女を救いました。情報が筒抜けになっていることを悟ったジョンはアジトを爆破して逃走、ナディアがビデオカメラを隠した場所、ボスがオーナーであるナイトクラブへ向かいました。ナディアはビデオカメラを回収、チーとセルゲイもクラブへ向かいました。その頃、コルトはオデッサに現れたヴァンと接触していました。
沈黙の制裁の結末
ナディアを捕えるべく、組織の者たちもクラブへ殴り込みをかけてきました。ジョンやチーは次々となぎ倒しながら脱出しようとしましたがセルゲイは殺されてしまい、チーは組織の車に撥ねられて連れ去られてしまいジョンはチーを助けるべく後を追いました。チーが連行された豪邸には既に組織に寝返っていたヴァンがおり、ジョンは電話でヴァンに警告すると、ナディアに銃を預けて豪邸へ侵入、ナディアはその銃を使ってダイアナを射殺しました。豪邸ではチーが拷問を受けていましたが、一瞬の隙を突いて敵を倒して脱出、ヴァンやボスの手下ヴィクター(ジョージ・レメシュ)と格闘戦を繰り広げ、駆け付けたジョンとともに二人を倒しました。ジョンはビデオカメラの映像をネタにボスに取引をもちかけ、ボスのクラブで待ち合わせしました。ボスはコルトらにジョンを殺すよう指示、駆け付けたチーはコルトを格闘の末に倒しました。ボスはジョンに格闘戦を挑みますが所詮ジョンの敵ではなく、最後は下の階に突き落とされてポールに串刺しになり死亡しました。仕事を終えたジョンとチーは固く握手を交わし、ジョンはこれを最後に傭兵から足を洗い、ナディアとともに新たな人生をスタートさせました。
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