判決、ふたつの希望の紹介:2017年レバノン,フランス映画。ただ、謝罪だけが欲しかった…。中東レバノンを舞台に、レバノン人の男とパレスチナ難民の男とのささいな口論が、やがて国家を揺るがす法廷論争へと発展していく様を、レバノン出身の映画監督ジアド・ドゥエイリが自らの体験に基づいて描いたヒューマンドラマです。パレスチナ人の男を演じたカメル・エル=バシャはヴェネチア国際映画祭でパレスチナ人として初めて最優秀男優賞を受賞しています。
監督:ジアド・ドゥエイリ 出演者:アデル・マラム(トニー・ハンナ)、カメル・エル=バシャ(ヤーセル・サラーメ)、リタ・ハーエク(シリーン・ハンナ)、クリスティーン・シュウェイリー(マナール・サラーメ)、カミール・サラーメ(ワジュディー・ワハビー)、ディヤマン・アブー・アッブード(ナディーン・ワハビー)ほか