(500)日のサマーの紹介:2009年アメリカ映画。建築家を目指していたが、結局グリーティングカード会社で働いているトム。彼は退屈で地味な生活を送っていたが、突然オフィスに現れた秘書のサマーにひと目惚れ。運命を信じるトムと信じないサマーのなんとも不思議な恋愛が始まります。ミュージックビデオを撮り続けてきたマーク・ウェブが手掛けた初の長編映画としても話題になりました。
監督 :マーク・ウェブ 出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット(トム・ハンセン)、ゾーイ・デシャネル(サマー・フィン)、ジェフリー・エアンド(マッケンジー)、マシュー・グレイ・ガブラー(ポール)、クロエ・グレース・モレッツ(レイチェル・ハンセン)、クラーク・グレッグ(ヴァンス)ほか
映画「(500)日のサマー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「(500)日のサマー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
(500)日のサマーの予告編 動画
映画「(500)日のサマー」解説
この解説記事には映画「(500)日のサマー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
(500)日のサマーのネタバレあらすじ1
トムは建築家になる事が夢だったが、現実はグリーティングカード会社で働き、恋もできず地味な生活を送っていました。そんな彼の職場に、ある日秘書としてサマーがやって来ました。トムはサマーにひと目惚れをしました。ある日、エレベーターに乗り合わせた二人。トムが偶然聴いていた音楽は、サマーも好きな音楽でした。何度か二人でデートを重ね、いよいよ深い関係になると思っていたトムでしたが、サマーの気まぐれに振り回される日々。
(500)日のサマーのネタバレあらすじ2
トムは真実の愛を信じ、サマーは運命の人だと確信していました。一方サマーは、トムとは正反対の考え。二人の溝は深まる一方。しばらくデートを重ねる二人でしたが、ついにサマーはトムに別れを告げます。それも、「私たち、親友でしょ」と。そしてサマーは、何の前触れもなく会社を去って行きました。あまりのショックにトムは仕事も手につかず、あんなに好きだったサマーを憎く思えてくるほどでした。
(500)日のサマーのネタバレあらすじ3
しばらくして、同僚の結婚式に出席したトム。何とそこにはサマーも参列していました。久しぶりに会った二人は、以前のようにたわいもない話で盛り上がります。そして、サマーはトムをホームパーティーに招待します。トムはサマーとよりを戻せると期待をしパーティーへ向かいます。しかし、そこで待っていたのは残酷な現実。サマーは結婚するとトムに告げるのです。真実の愛を信じないサマーが結婚?!トムは、サマーと別れた時以上に落ち込み、会社も辞め何日もベッドの上で過ごします。ある日、我に返ったトムは、以前の建築家になる夢を思い出します。一大発起をし、再び勉強や就職活動に励みます。
(500)日のサマーの結末
そんなある日、トムはサマーに教えた彼の秘密のお気に入りの場所で結婚したサマーと再会します。そこで、どうして結婚を決意したか説明をしはじめるサマー。彼女の口からは思いがけないひとことが……。「運命を感じたの」と言ったのでした。真実の愛も運命も信じていなかったはずのサマーの口から出た言葉に、トムは言葉が見つかりません。トムの気持ちは建築家の夢にだけ向かい、いざ面接に。そこで、同じ面接を受けるため、順番待ちをしていた女性に出会い、言葉を交わします。トムは思いきって彼女をお茶に誘うシーンで物語は終わります。
以上、映画(500)日のサマーのあらすじと結末でした。
「(500)日のサマー」感想・レビュー
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何となく流されて生きていた男の子が、奔放な魔性の女性に振り回され、男性として一回り逞しくなるというストーリーですが、日めくり形式に展開されていくので楽しめました。恋するトムの感情や生活の浮き沈みが凄いですが、最後に救いも残されているので爽やかな気持ちで見終えることが出来ます。
大ヒットを記録した本作。もはや、ズーイ・デシャネルを愛でるための映画といっても過言ではないかも…。彼女のファッションがとにかくキュート。ジョゼフ・ゴードンもクロエ・モレッツもチャーミングだし、音楽も冴えてるし、ヒットしたのも当然ですかね。あと、最後のオチがいいですね。オータムちゃんて、本当にいるんでしょうか。