バッドランズ2087の紹介:1987年オーストラリア映画。2087年核兵器を使った第三次大戦後の地球で、唯一水の湧き出るロスト・ウエルズという村を占領しようとするデレクの軍団と、村を守ろうとするイーサンとジョージの戦いを描いた、近未来アクション映画です。
監督:リー・H・カッツィン 出演者:マイケル・パレ(ジョージ)、ブルース・ダーン(イーサン)、キャサリン・メアリー・スチュワート(アンジー)、アダム・アント(デレク)、アンソニー・ジェームズ(テン)リック・ポーデル(エクスライン)、ジュリアス・キャリー(ニトロ)、アラン・オートリー(ハンク)ほか
映画「バッドランズ2087」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「バッドランズ2087」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「バッドランズ2087」解説
この解説記事には映画「バッドランズ2087」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
バッドランズ2087のネタバレあらすじ:起
2087年、核兵器を使った第三次世界大戦が起こり、その後の地球は荒廃し、雨も降らなくなりました。砂漠の村ロスト・ウエルズには多くの住人がいました。学校は廃車のバスの中で、美人教師のアンジーがいました。その時、壊れたヘリを引いて訪問者が現れました。デレクをリーダーとした男たちでした。村は歓迎しますが、デレクは突然銃を取り出し、住人を射殺しました。そして部下たちに号令をすると殺戮が始まり、住人達は逃げ回りました。大勢の男どもが殺され、少年数人と若い母親がさらわれました。その時イーサンがやって来ました。イーサンは魔力を持つ男として有名で、デレクに出て行けと言うとデレクは素直に出て行きました。
バッドランズ2087のネタバレあらすじ:承
イーサンは「デレクは必ずロスト・ウエルズを占領するために戻ってくる」と言い、アンジーを連れて元相棒のジョージを探しに行きました。廃墟となった都市では水の配給が行われていました。その水を奪う略奪者グループがやってきました。略奪者たちを一人で倒す男がいました。その男こそジョージでした。ジョージとイーサン、アンジーは仲間を増やすため、水を賭けた早撃ち賭博場へ行きました。無敵のエクスラインにジョージが挑みました。この早撃ちには仕掛けがありました。仕掛けを見抜いたイーサンはジョージに指示し、試合に勝ちました。これによりエクスラインとニトロが仲間に加わりました。更にハンクも加わりました。砂漠の中で武器を調達していると、人肉を食う男がいました。この男はテンという名で、ジョージは使える男だと言って仲間にしました。
バッドランズ2087のネタバレあらすじ:転
ロスト・ウエルズに着いたメンバーは湧水があるのに興奮しました。そして早速廃車を積み上げて村に壁を作りました。さらに溝を掘りはじめました。ジョージとニトロは村の若者に戦い方を教えました。その頃デレクは、自分のアジトでさらってきた若者たちを洗脳していました。デレクにとっての教祖はチャールズ・マンソンでした。深夜、ハックがアンジーをレイプしようとしました。しかしジョージに見つかり逃げ出しました。そこでハックはデレクの所へ行って、ロスト・ウエルズから来たといって、デレクに自分と組もうと言いますが、逆に捕らわれ、逆さ吊りにされ、陰部を切り落とされました。その後この光景を見たジョージはイーサンに話すと、もうすぐデレク達が来ると言いました。ジョージはアンジーに求愛していました。しかし、デレク達がこちらに迫って来ていました。
バッドランズ2087の結末
デレク達がロスト・ウエルズに侵入しますが、総攻撃を受け、デレクと部下の一人だけが逃げ、後は全滅しました。翌日湧水が止まり、水が枯れました。これを見たニトロ、エクスライン、テンが出て行くと言い出しました。ジョージはアンジーに惚れたため、残ると言いました。そこにイーサンが来て枯れた水を復活させると、3人ともやっぱり残ると言い出しました。いよいよジョージはアンジーとベッドインしようとしていました。その時デレクの軍団が襲ってきました。不意を突いた深夜の攻撃でした。今度は全面戦争状態になりました。イーサンはジミ・ヘンドリックスのアメリカ国歌を大音量で流し始めました。戦いはしばらく続きジョージとデレクの一騎打ちになりました。酒作りをしていたエクスラインは自分の体に火が付き、そのままデレクに抱きつき、二人とも燃え上がりました。エクスラインの死はあったものの、デレクを倒した住民たちは喜びました。その時、何十年ぶりかの雨が降りだしました。
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