コフィーの紹介:1973年アメリカ映画。看護師のコフィーが妹を麻薬中毒にし、元恋人の警官に重傷を負わせた麻薬ディーラーに単独で立ち向かい、復讐を遂げるバイオレンス・アクション。
監督:ジャック・ヒル 出演:パム・グリア、ブルッカー・T・ブラッドショウ、ロバート・ドクィ、ウィリアム・エリオット、アラン・アーバス、シド・ヘイグ、バリー・ケーヒル、リンダ・ヘインズ、ほか
映画「コフィー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「コフィー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「コフィー」解説
この解説記事には映画「コフィー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
コフィーのネタバレあらすじ:妹の復讐
すさんだ生活から抜け出すため、資格を取って看護師とした働くコフィー。しかし彼女の妹はわずか11歳でヤク漬けにされ、廃人同様になってしまった。憤りを抑えきれないコフィーは妹の復讐とばかり売人を撃ち殺すが、それは単なる末端に過ぎず、麻薬組織を壊滅できない法の甘さを、元彼で警察官のカーターにぶつける。現在の恋人で政治家のブラウンズウィックと甘い時間を過ごすが、コフィーは看護師でありながら売人とはいえ、人を殺したことに罪悪感を拭いきれずにいた。
コフィーのネタバレあらすじ:元彼の復讐
思い悩む彼女はカーターに打ち明けようと彼の家へ行くが、そこに突然悪い奴が襲い掛かり、カーターは重傷を負って昏睡状態となる。直前に、マフィアのヴィトローニを目こぼしする悪徳警官からの誘いを断っていたことをカーターから聞いていたコフィーは、この襲撃がヴィトローニの手によるものと確信し、再び復讐に乗り出す。
コフィーのネタバレあらすじ:麻薬組織への侵入
ジャマイカ人コールガールに身を扮したコフィーは、手始めにヴィトローニに女を世話しているキング・ジョージに近づく。彼があっせんする売春クラブに潜入し、ヴィトローニに指名されることに成功したコフィーは彼に銃を向けるが、手下に阻まれて拘束されてしまう。誰の差し金かと問い詰められたコフィーは、仲間割れを狙って「キング・ジョージに頼まれた」とウソをつく。ヴィトローニは手下をキング・ジョージのもとへ向かわせ、彼を始末させる。
コフィーのネタバレあらすじ:恋人の裏切り
しかし手下の1人が協力関係にあるはずのブラウンズウィックと一緒にいるコフィーの姿を見ていたことから、ヴィトローニはブラウンズウィックを疑い、彼を呼び出し、コフィーとの関係を問いただすと、コフィーをただの娼婦だと言って殺すよう命じる。コフィーは手下に連れ出され、車外で殺されそうになったところで反撃し、悪徳警官らの追跡も振り切って逃げ出す。通りかかった車を奪い、隠していた銃を手に再びヴィトローニのアジトに戻り、彼を追い詰め撃ち殺す。
コフィーの結末:最後の仕上げ
そして最後に自分を裏切り、麻薬組織と通じていたブラウンズウィックのもとへ向かい、彼に銃を向けるコフィーだったが、自分の正当性を説くブラウンズウィックに一瞬迷いが生じる。しかしそこに彼が早くも別の女を呼んでいたことが分かったとたん、コフィーの迷いは消え、彼に向けて発砲するのだった。
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