ダニエラ 17歳の本能の紹介:2012年チリ映画。短編映画「Blokes」でマイアミ国際映画祭、サンフランシスコ国際映画祭で作品賞を受賞して話題となった、マリアリー・リバスの初の長編映画作品。チリを舞台に、宗教と性の関係について、17歳の高校生が奮闘するヒューマンストーリーです。
監督:マリアリー・リバス 出演:アリシア・ロドリゲス(ダニエラ)、アリン・クーペンへイム(テレサ)、マリア・グラシア・オメーニャ(アントニア)、フェリペ・ピント(トマス)、イングリッド・イーセンシー(イサベル)、ほか
映画「ダニエラ 17歳の本能」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ダニエラ 17歳の本能」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ダニエラ 17歳の本能の予告編 動画
映画「ダニエラ 17歳の本能」解説
この解説記事には映画「ダニエラ 17歳の本能」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ダニエラ 17歳の本能のネタバレあらすじ:起
チリのサンティアゴ郊外で、家族とともに暮らしているダニエラは17歳の高校生です。ダニエラの父はキリスト教福音主義の牧師であり、家族全員がこの宗教を信仰しています。その宗教は偶像崇拝や婚前性交渉を厳しく禁じています。その宗教に対して冷めた態度を示すダニエラは、17歳の思春期の時に反発を始めます。セックス体験談を自身のブログや日記に執筆したり、チャットで性について情報交換をしたりして、家族に対抗していました。そんなダニエラを母親は厳しく監視します。
ダニエラ 17歳の本能のネタバレあらすじ:承
このような調子でダニエラは、母親に注意されても向こう見ずな態度をとっていまいた。しかしある時、性交渉をしていることが通っている学校にバレて退学となってしまいました。母親は、ダニエラに船に乗ることを強く進めます。その船に乗ると、福音主義を嫌う国に連れて行かれ、布教活動をしなくてはならなくなります。ダニエラは絶対にその船に乗りたくないと考えており、途方にくれていると、おばがダニエラの母親にそこまでする必要はないと説得してくれます。それにより、船にのることは免れましたが、福音主義のテレビ局で働くことになりました。そこで、トマスとアントニアと出会います。
ダニエラ 17歳の本能のネタバレあらすじ:転
青年トマスは福音主義の信者で、ルールを忠実に守っています。ダニエラはそんな彼と婚前
性交渉をしたいと考えます。色々と仕掛け、付き合うことはできましたが、それより先に進むことはできません。それと同時に、トマスと仲の良かった同じテレビ局で働く女性アントニアとも親睦を深めていきます。ダニエラはアントニアの魅力に引き込まれていき、初めて女性に対して恋をする感情を芽生えさせます。そんなダニエラをアントニアは受け入れ、性交渉を楽しみます。その流れであのお堅いトマスとも関係もつことができました。ダニエラはその体験談をいつものようにブログへと綴ります。
ダニエラ 17歳の本能の結末
ある時、テレビ局のパソコンから自身のブログを閲覧していたダニエラ。席を外しているときに、そのブログをトマスに見られてしまいます。彼は自分との性交渉のことを書かれて、動揺が隠せません。そして、浜辺を一緒に歩こうとダニエラを誘います。そのときにアントニアもいました。浜辺でトマスに詰め寄られるダニエラ。その話をきいて、アントニアも動揺してダニエラを責めます。ダニエラは涙がとまりません。彼女には悪気はなく、ただ二人を愛していただけでした。結局2人とは破局し、さらに数日後、味方をしてくれたおばがガンでこの世を去りました。一度に3人の愛する人が離れてしまったダニエラは、悲しみをとめることができないまま歩き続けます。そこで映画の幕は閉じます。
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