オースティンランド 恋するテーマパークの紹介:2013年イギリス,アメリカ映画。おとぎの国のような憧れの「オースティンランド」を訪れたジェーンと、そこでの男性達との恋は考えていたオースティンランドとは違うが、何としてでも恋を成熟させ帰国したいと思う女心と、そのジェーンに本気で恋をする男性を描いた夢いっぱいの作品です。
監督:ジェルーシャ・ヘス 出演:ケリー・ラッセル(ジェーン)、J・J・フィールド(ヘンリー・ノーブリー)、ブレット・マッケンジー(マーティン)、ジェニファー・クーリッジ(エリザベス・チャーミング)、ジェームズ・キャリス(アンドリュース大佐)、ほか
映画「オースティンランド 恋するテーマパーク」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「オースティンランド 恋するテーマパーク」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「オースティンランド 恋するテーマパーク」解説
この解説記事には映画「オースティンランド 恋するテーマパーク」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
オースティンランド 恋するテーマパークのネタバレあらすじ:起
ジェーンはイギリスにあるオースティンのテーマパーク「オースティンランド」に行こうと旅行会社を尋ねますが、友人のモリーに「現実を変えるためにお金を使えば」と言われますがジェーンの意思は固く、モリーからのプレゼントのオースティンの世界にピッタリのドレスを着て出発します。空港でオースティンランドでの名前を用意したという”エリザベス・チャーミング”に会います。ジェーンのオースティンランドでの名前は“アーストワイル”と、もう用意されていました。二人は摂政時代のドレスを身に付けオースティンの世界に入ります。
オースティンランド 恋するテーマパークのネタバレあらすじ:承
ノーブリーに一目ぼれしたチャーミングは自慢の巨乳を武器にノーブリーに迫ります。食事の席ではノーブリーの向かいに座ったチャーミングは足でちょっかいを出し、気位の高そうなノ-ブリーを困らせます。ノーブリーに嫌われたチャーミングですが、アンドリュース大佐に気に入られ、翌日は共に散歩に出かけます。アーストワイルはその後、狩りの真似事をして楽しんだ後、馬が言うことを聞かず、馬係のマーティンに代わりの馬を用意してもらっている時、ノーブリーがやって来て二人で帰る事になります。アーストワイルは何故か皆とカードゲームを楽しむ気になれず、歌声のするマーティンの部屋を訪ねます。そしてアーストワイル譲と呼ぶマーティンに「ジェーンと呼んで」と言い「あなたと居ると息抜きできる」と言います。二人はダンスを楽しみキスをして別れます。それからアーストワイルは何度もマーティンと共に二人で草むらに寝転んだり船に乗って戯れます。オースティンにジョージ・イースト艦長が加わります。イースト艦長はアーストワイルの事を気に入り、手にキスをするとアーストワイルもなんだか悪い気はしません。その様子を見たマーティンはアーストワイルに「ここに来る女性は尊敬できないが君は違うと思っていた」と言って仕事に戻ります。その後イーストとアンドリュースがいかがわしいビデオを見て雑談している所にマーティンが入り3人で女性達について話をし、マーティンはアーストワイルは悪くないと話し、その会話を隣で聞いていたノーブリーがアーストワイルに使用人と戯れるのは良くないと釘を刺します。アーストワイルはモリーに電話をして愚痴を言うと、モリーからは戻るように言われますが「今去ったら未練が残る」と言います。気持ちを固めたアーストワイルはチャーミングにオースティンの主人公みたいに婚約すると断言します。するとチャーミングはセクシーだし昼ドラのスターであるイーストを相手に勧めます。ところが“なべコース”のアーストワイルは華やかな服が少ないのでチャーミングに力を借り、ハートライトの衣装をこっそり着用し、衣装と髪型を変えたアーストワイルは積極的に男性達に接します。
オースティンランド 恋するテーマパークのネタバレあらすじ:転
アーストワイルの携帯電話が見つかった事から、規則違反で帰る様に言われたその時、ハートライトがそれは自分の物でアーストワイルに預かってもらったのだと言い、その場は処分なしで収まります。ハートライトがアーストワイルを呼び止め「ハートライトではなく“アメリア”と呼んで」と言い、ハートライトは秘密を聞いて欲しい。イーストと結婚を約束したが貧しい水兵だったため父が破談にしたが、今更彼が裕福になったから元には戻れないので手を貸して欲しいと言うのです。そして携帯電話の事や服のことで弱みを握られてしまいました。そんな時、3組のカップルで芝居をする事になり、ハートライトの事もありアーストワイルはノーブリーと組む事になります。ノーブリーはアーストワイルのデッサンを見て「不思議だなぁ、他の誰より僕の絵が多いとは」と言うと「よくわからないから理解したかったのかも」と「あなたはここのダーシー、女の子達の夢よ」と言います。アーストワイルはハートライトがイーストと激しく抱き合っている所を見て「演技として始めた恋が本物の恋になるそんなことあると思う?」ノーブリーに聞くと「1週間前なら“ありえない”と答えた」と言い、寒さに震えるアーストワイルに自分の上着をかけます。芝居は大根役者ばかりで喜劇に終りますが、その中でノーブリーがセリフでアーストワイルに『愛している』と言った時、二人はときめき、芝居が終るとアーストワイルはノーブリーの手を引き部屋に連れて行きますが、ノーブリーは規則に反していると言い「明日の夜最初に僕と踊っていただけますか」と手にキスをすると部屋を出て行きます。
オースティンランド 恋するテーマパークの結末
パーティを抜け出したノーブリーはアーストワイルに「恋をした、君と離れたくない」と告白しますが「現実を生きたい」と言いノーブリーの手を振り払います。その足でマーティンの所へ行き正装したマーティンと車で出かけます。そしてアーストワイルは「本当だと信じてしまう瞬間があったわ」「あなたが役者じゃないおかげで現実に戻りやすいわ」と「帰国の飛行機は明日だけど数日ロンドンに残ってもいいわ」と付け加えるとマーティンは「パンツルックの君も見てみたい」と言います。帰る前にアーストワイルはマーティンもまた役者であったことをワトルズブルック婦人から聞かされます。空港にマーティンとノーブリーがやって来ます。マーティンは役者であったことを詫びノーブリーは役者に騙されるなと言い、自分は叔母のワトルズブルックに頼まれたが役者ではないと言います。 ジェーンに戻ったアーストワイルは「あなたは完璧だった。ありがとう」とノーブリーに伝えて去っていきます。
ジェーンは部屋の中の全ての“オースティングッズ”を処分します。そこへノーブルがやって来て「僕は叔母の仕事をバカにしていたが歴史上の世界に浸ってシンプルに愛を模索する事が好きだった。君を幸せに出来ないか?チャンスをくれ。君は僕の夢だ」というその男性はグレーのジャケットにパンツ姿のヘンリー・ノーブリー歴史の教授であり、ここはジェーンの家でジェーンはブラウスにジーンズ姿。疑わしきものは何も無く二人はキスを交わします。ジェーンが「見つけた」ノーブリーも「僕もだ」。そしてオースティンの不思議な館は皆が楽しめるテーマパークに形を変え、たくさんの夢を提供する場所になりました。
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