スピーシー・オブ・コブラの紹介:2010年インド,アメリカ映画。インドに古くから伝わる、ヘビの女神ナギンにまつわる物語です。不老不死の石、ナグマニを持つナギンを捕まえようとする白人男と、ナギンにまつわる事件を捜査する刑事らの話で、珍しいインド映画です。
監督:ジェニファー・チェンバース・リンチ 出演:マリカ・シェラワット(ナギン)、イルファン・カーン(グプタ)、ジェフ・ドーセット(ステイツ)、ディヴィヤ・ダッタ(マヤ)、ラマン・トリッカ(ナヴィン)ほか
映画「スピーシー・オブ・コブラ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「スピーシー・オブ・コブラ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「スピーシー・オブ・コブラ」解説
この解説記事には映画「スピーシー・オブ・コブラ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
スピーシー・オブ・コブラのネタバレあらすじ:起
インドに古くから伝わる蛇女ナギンの伝説が流れます。ナギンはヘビの女神として、人間の女に変身でき、ナギンの体には不老不死のナグマニという石が入っていると言います。そのナギンを捕えるためには、ナギンと交尾中のオスを捕える事によってナギンをおびき寄せ、捕まえられると言われています。逆にナギンの怒りに触れ、皆殺しにされるとも言われています。そんな話を聞いた白人のステイツが金にモノを言わせ、現地の案内人を3人連れ、インドの山奥に入ってナギンを探していました。一人の案内人が、ナギンがオスと交尾しているところを見つけました。ステイツがオスを捕まえろと言いますが、その男は嫌がり、ステイツにナイフで殺されました。もう一人は走って逃げ出しました。残った一人はナイフで脅され、オスを捕まえました。しかし捕まえた男は拳銃で自殺しました。ステイツはガンで、余命六か月と宣告されていたのでした。
スピーシー・オブ・コブラのネタバレあらすじ:承
インドの町はホーリー祭が行われていました。刑事グプタの自宅では、妻のマヤが流産をして泣いていました。なだめるグプタですが、認知症の始まったマヤの母親がグプタをマヤと間違え、訳の分からないことを話していました。そのころステイツはアジトに使用人を囲い、ナギンの恋人のオスのコブラに電波器具を付け、ナギンを呼んでいました。一方恋人を奪われたナギンは、人間の女に変身していました。変身したナギンは他に類を見ない美貌の女性でした。ワニのタマゴを呑み込み、水遊びしている村人の服を盗み町へと向かいました。ホーリー祭で賑わう町で、ナギンは二人の男に呼びこまれ、家の中に連れ込まれレイプされそうになりました。その光景を見たコブラ使いは、彼女がナギンであることを見抜き、逃げ出しました。ナギンは突然大型コブラに変身し、一人の男を呑み込み、一人を歯で刺殺しました。
スピーシー・オブ・コブラのネタバレあらすじ:転
男を消化したナギンは住居地区の路上で寝ていて警察に保護されました。殺人現場では、グプタが死体を見て検死官に渡しました。署に帰ったグプタはナギンが服を着ていないため、マヤを呼び、服を着せ自宅に住まわせました。検死官が死体を検査すると、大量のゴブラの毒が検出されました。知らぬ間にナギンは家を飛び出しました。そのころ町では、連続殺人事件が起こっていました。住民の女達はナギンの仕業だというものがいました。グプタとナヴィンが捜査を続けますが、テレビレポーターまで登場し、インド中の話題になりました。ステイツにアジトの使用人が、ナギンを見たというコブラ使いを連れてきました。見たことを報告し、金をもらいますが、殺されると恐怖に怯えていました。やがてコブラ使いはナギンに見つかり、追われ事故死しました。
スピーシー・オブ・コブラの結末
ステイツの病状は悪化し、またオスのヘビも衰弱していました。しかしナギンはすぐ近くに来ていました。使用人たちを殺したナギンはオスの元へ着きました。交尾するナギンをワナで捕まえたステイツは喜びました。交尾によってオスが死んでナギンは泣いていました。ステイツはナギンを銃で撃ちました。そこにグプタとナヴィンが着き、ステイツがナヴィンを射殺しました。怒ったグプタがステイツを殴っていると、ナギンが巨大コブラに変身し、ステイツに襲い掛かりました。事件は解決しナギンはジャングルへ帰りました。ナギンは卵を産み、コブラの赤ちゃんが生まれました。一方マヤも赤ちゃんを産み、グプタと喜び合いました。
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