サイボーグ刑事(デカ)の紹介:1989年アメリカ映画。犯罪大国のアメリカで、民営化された警察C.O.P.Sの利権を自分のものにしようと言うアダムスと、アダムスの利権の為に指名手配された女性キャスターを守ろうとする警官タッカーとの戦いを描いたアクション映画です。大ヒットした『ロボコップ』の亜流作品ですが、サイボーグというのは腕だけで普通の犯罪ものの作品です。
監督:デヴィッド・A・プライアー 出演者:デヴィッド・キャラダイン(タッカー)、ロバート・テシア(ベッカー)、アンナ・ラパグラ(マリオン)、ウイリアム・ジップ(アダムス)、D.Cダグラス(ビリー)ほか
映画「サイボーグ刑事(デカ)」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「サイボーグ刑事(デカ)」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「サイボーグ刑事(デカ)」解説
この解説記事には映画「サイボーグ刑事(デカ)」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
サイボーグ刑事(デカ)のネタバレあらすじ:起
犯罪大国となったアメリカで、警察を民間に委託し、C.O.P.Sという民間警察が誕生しました。民間警察のやり方は指名手配犯に全て賞金を懸け、賞金目当てに警察官が犯人逮捕または射殺をするというもので、逆に治安は悪化していました。警察官のタッカーは街で指名手配犯を見つけて射殺しました。仲間に襲われるも、メカニック製の右腕を装着し、叩きのめしました。そのころC.O.P.Sを統括する男が、同僚のアダムスと手下のベッカーに車に縛られ、車ごとスクラップとして押しつぶされました。これによりC.O.P.Sの長官の座に着いたアダムスは、市を仕切る組織のボスに、利益の50%をよこせと銃で脅して迫り、ボスはしぶしぶ了承しました。
サイボーグ刑事(デカ)のネタバレあらすじ:承
アダムス長官の汚職がテレビニュースで報道され始めました。マリオンというニュースキャスターの報道を見たアダムスは、部下に指示をして極秘の指名手配と賞金10万ドルをかけました。この情報を入手したハッカーのビリーがタッカーに流し、警察官への公表をブロックしました。タッカーは賞金の為にマリオンを見つけて確保しました。生かしたまま護送するつもりでしたが、そこに同僚警官がやって来て、マリオンを渡せと銃を構えたため、タッカーは射殺しました。極秘指名手配を知らせていないタッカーがマリオンを確保したことで、アダムスは怒り、タッカーに10万ドルの賞金を懸け、一斉指名手配しました。そしてこの情報もビリーからタッカーに伝えられました。
サイボーグ刑事(デカ)のネタバレあらすじ:転
マリオンにビリーとの関係を聞かれたタッカーは、10年以上前、6歳だったビリーを誤って撃ってしまい、車いすの生活になったことから面倒を見ていると話しました。早速タッカーを狙って警官たちが襲ってきました。殺されかけた時、恋仲の女性警官に救われました。その後、女性警官はベッカーに殺されました。タッカーにアダムスから、マリオンを渡せば解放してやると言われましたが無視しました。夜になるとヘリコプターから銃撃され始めました。しかしヘリコプターは分け前を取られた組織のボスらに撃ち落とされました。マリオンの同僚で、ニュース原稿を書いているアリーシャの部屋に行くとベッカーによって殺されていました。マリオンを安全な場所に残し、タッカーは一人でアダムスらの待つ場所に向かいました。
サイボーグ刑事(デカ)の結末
廃車置き場で会ったタッカーですが、4人いた相手の二人を射殺しました。アダムスに弾が当たりましたが、ベッカーに撃たれ、ベッカーとの戦いになりました。リモコンでメカニック右腕を操作し、ベッカーを仕留めました。そのころビルはタッカーの指示で本部のコンピューターに侵入していました。しかしビルも撃たれて倒れました。最後に力を振りしぼって、送信するとC.O.P.Sにアダムスの指名手配情報が流れました。警官たちはアダムスを射殺しました。一人で帰ろうとしたタッカーの元にマリオンがやってきました。その時、死んでいなかったベッカーが銃を構えてやって来ますが、タッカーが射殺しました。タッカーとマリオンは車に乗り込み走りだすのでした。
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