映画「バイオ・アマゾネス」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
バイオ・アマゾネスの紹介：2001年アメリカ映画。チリのジャングルに遺跡探索に行った大学教授と女性3名でしたが、途中で一人の女性が原住民の女に噛まれ意識不明になりました。ロサンゼルスで3日後に目覚めた女性は、明らかに何かがおかしくなっていました…という内容の感染ホラー映画です。邦題にあるような、バイオやアマゾネスから連想される内容ではなく、感染型吸血モノです。
監督：ブラッド・サイクス 出演者：マドレーヌ・リンドレー（テレサ・バーンズ）、ジェフ・マーチェレッタ（ポール）、ジョン・デヴィッド・シェパード（ニック）、エミー・スミス（ルビー）、ギャレット クランシー（ハマー刑事）、ビヴァリー・リン（ミッシェル）ほか
この解説記事には映画「バイオ・アマゾネス」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
大学教授のポールはカメラマンのテレサ、史学者のルビー、助手ミシェルを連れ、チリへ遺跡の探索に行きました。ポールが目指すのは300年前に滅びたとされるアクマ族のものでした。現地案内人は『ジャングルではエル・ベシオ・デル・デモニオに気を付けろ』と言いました。意味を聞くと悪魔のキスだと言われました。
二人目の案内人とジャングルを進み休憩していると、テレサが原住民を見かけて追いかけました。洞窟にたどり着き調べると焚火がありました。そばには奇妙なお面があり、テレサが手に取った時、背後から頭を殴られました。そしてテレサが目覚めたのはロサンゼルスの病院でした。3日間意識のなかったテレサの肩には噛まれた跡がありましたが、自分では女性を追って洞窟に入り殴られたことしか覚えていませんでした。
退院後、ルビーからパーティの誘いがありました。酒を飲んで楽しんでいるとテレサが倒れました。ポールはテレサを連れて帰った頃には元気になっていました。食事の準備中、カップを割って手を切ったポールの包帯には血がにじんでいました。眠りこけたポールの血を舐めているテレサを見てポールは目覚めました。テレサは自分がおかしい事に気づきルビーに相談に行きました。
ルビーはテレサに催眠術をかけました。すると殴られた後の記憶が出てきました。体に何かを塗られ、原住民の女性に噛みつかれていました。驚いたテレサは一人夜道を歩きました。途中で強盗に襲われレイプされそうになりますが、テレサは強盗に噛みつき血を吸って殺してしまいました。血まみれで帰ってきたテレサを見たポールは何もすることが出来ませんでした。
翌朝、ハマー刑事が聴取にきました。死体のそばでポールの名前の入った写真現像袋が見つかっていたのでした。テレサの行動に不信感を持ち始めたポールは助手のミシェルの誘いに乗り、自宅に入っていちゃつきはじめました。しかし途中で止めて帰りました。この様子を見ていたテレサがミシェルを噛み殺しました。
ルビーがポールにアクマ族について分かったことを話しました。アクマ族は人間の血を吸って生き延びていました。しかし人を襲えなくなったため動物の血を飲みだしたことで、女性だけに突然変異を起こし、さらに噛みつくことで感染するようになったということでした。ますますテレサが怪しくなったと思った時、殺人容疑でポールがハマー刑事に逮捕されますが、その間もテレサによる殺人事件が発生し、ポールは釈放されました。
テレサは元彼で同じ職場のニックに助けを求めました。ニックには襲わず、家を出てルビーを襲いました。そして再びニックの所に戻りました。そのころハマー刑事とポールはテレサを探していました。ニックに電話をかけ、話している途中にニックが襲われました。ハマー刑事とポールが駆けつけると狂暴化したテレサがポールを襲いました。
ハマー刑事は銃でテレサを射殺しました。そこに飛び込んできたのは死んでいなかったルビーでした。倒れているテレサの元に駆け寄り、話しかけますがすでに死んでいました。ハマー刑事に呼ばれて振り返ったルビーの目は感染している様子でした。
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