私のオオカミ少年の紹介:2012年韓国映画。突然、物置き場から現れたオオカミ少年が、その物置き場の持ち主である女の子のおかげで成長していき、徐々にお互い魅かれあっていくピュアな感動ファンタジーラブストーリー。言葉も話すことのできないオオカミの役を見事に演じた、ソン・ジュンギは人々に感動を与え大絶賛された。
監督 :チョ・ソンヒ 出演: ソン・ジュンギ(オオカミ少年 チョルス)、パク・ボヨン(スニ)、チャン・ヨンナム(スニの母)、ユ・ヨンソク(チテ)、キム・ヒャンギ(スンジャ)、イ・ヨンナン(現在のスニ)ほか
映画「私のオオカミ少年」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「私のオオカミ少年」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
私のオオカミ少年の予告編 動画
映画「私のオオカミ少年」解説
この解説記事には映画「私のオオカミ少年」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
私のオオカミ少年のネタバレあらすじ1
地方の山手の方に引っ越してきたスニは、物置に潜んでいるオオカミ少年を発見します。言葉も全く話さないオオカミ少年を、最初は避けていたスニですが、次第に興味を持ち、食事の仕方や洋服の着かた、文字の読み書きなどを教えていきます。そして、オオカミ少年の名前を「チョルス」と命名。初めて自分に手を差し伸べてくれたスニに、少しずつ恋心のような切ない感情が芽生えてきます。
私のオオカミ少年のネタバレあらすじ2
それは、スニも同じでした。お互いがお互いに魅かれあっていたのです。そんなある日、チョルスを連れてスニ一家は市場へと出かけました。市場では、工事をしていたのですが、その鉄骨がスニにめがけて落ちてきます。とっさにスニを守ったチョルスに、鉄骨があたりました。ですが、チョルスはびくともしません。スニを守ったチョルスは、国家にまで追われる羽目になってしまいます。
私のオオカミ少年のネタバレあらすじ3
家まで突き止められて、チョルスは殺されそうになります。そんなチョルスを守るために、スニはチョルスから離れる決心をします。「来ないで!あんたなんか大嫌い!消えてよ!!」。心にもないことを言って、チョルスを傷つけている罪悪感からか、涙が止まらないスニ。「来ないで!」と言い続けるスニに、チョルスは今まで一度も言葉を発しなかったチョルスが初めて口を開きます。「行かないで。」と。その言葉を最後に、スニは家を引っ越し、チョルスとはそのままになってしまいます。
私のオオカミ少年の結末
そして47年後に、チョルスがいた村にやってきます。するとなんとそこには、47年間ずっと待ち続けたチョルスの姿があったのです。スニとの約束を守り、チョルスはずっと文字の読み書きを勉強し、喋れるようになっていたのです。そして、昔にチョルスがスニに絵本を読んであげるという約束を果たし、穏やかな表情のスニ。最後は、チョルスがひとりで雪だるまを作るというシーンで、映画の幕は閉じます。
ソン・ジュンギの演技が、本当の狼さながらで、鳥肌が立つほどだった。目力も凄すぎる。そして、スニを演じたパク・ボヨンは、過速スキャンダルでも最高だったが、魅力を余すことなく全開している。見始めは怖さもあったが、全体では心温まる物語だった。