ピアッシングの紹介:2018年アメリカ映画。普通に見える男だが殺人衝動を持ち、売春婦とSMをして殺害する計画を立てます。しかしその女性には自殺願望があり、彼女の異常な行動から、二人の関係は意外な展開を見せます。『ピアッシング』は村上龍の原作をアメリカで映画化。81分の短い映画ですが二人の関係に目が離せなくなります。アメリカ映画批評サイトRotten Tomatoesの支持率も71%と高く、原作者の村上龍も「120%満足」しているとのことです。
監督:ニコラス・ペッシェ 出演:クリストファー・アボット(リード)、ミア・ワシコウスカ(ジャッキー)、ライア・コスタ(モナ)、マリア・ディッツィア、マリン・アイルランド、ウェンデル・ピアース、ほか
映画「ピアッシング」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ピアッシング」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ピアッシングの予告編 動画
映画「ピアッシング」解説
この解説記事には映画「ピアッシング」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ピアッシングのネタバレあらすじ:起・殺人衝動を抑えられないリードの計画
リード(クリストファー・アボット)は殺害するつもりか、先の尖った物を持って自分の赤ちゃんを見ています。妻のモナ(ライア・コスタ)が不審に思い、声を掛けます。モナはリードの異常な姿を心配しますが、リードは鉛筆で何かを書き、考え事をしています。
その後、リードは出張としてホテルに宿泊、そこで彼は計画している殺人の予行演習を始めます。リードは売春婦をホテルに呼び寄せてSMを行い、縄で縛って殺害する計画を実行に移そうとします。
ピアッシングのネタバレあらすじ:承・ジャッキーの異常行動
しかしリードは売春婦の派遣者より電話を受け、予約していた女性が行けなくなったことを知らされ、リストから他の女性を予約します。売春婦のジャッキー(ミア・ワシコウスカ)は、ボスから電話を受け、罵声を浴びせられながら、リードのホテルへ行くことになります。リードはホテルの部屋でジャッキーを刺す予行練習をしています。リードは到着したジャッキーを部屋に入れます。
リードは緊張しながらジャッキーに酒を与え、裸になれと指示します。シャワー室へ行くジャッキーはなかなか出てきません。リードが心配して中に入ると、ハサミで太ももを刺し、血だらけのジャッキーを目撃します。リードとジャッキーは乱闘になり、彼女はリードの手に噛みつきます。リードはなんとかジャッキーを落ち着かせてベッドに寝かせ、病院に行くことにします。
ピアッシングのネタバレあらすじ:転・ジャッキーの部屋でのリード
病院に着くと、リードは外で待つことにします。リードはモナに電話します。モナは「ジャッキーを殺したら」と勧めます。病院から出てきたジャッキーは、リードを自分の部屋に誘います。ジャッキーは部屋を案内し、二人はベッドでキスしますが、リードはジャッキーから離れます。
ジャッキーは「先に食事しない?」と言います。二人は食事をしますが、リードは気分が悪くなって倒れます。ジャッキーは食事にハルシオン(錯乱や興奮なが生じることがある薬)を入れたことを話します。リードは母やジャッキーの幻覚を見ながら、大の字になって嘔吐します。ジャッキーはリードの横に寝ます。
ピアッシングの結末:二人の異常な関係の結末
リードはモナの名を呼んで助けを求めますが、ジャッキーから殴られます。リードは昔の母からの虐待を思い出します。リードは突然立ち上がり、ジャッキーを紐で縛ります。ジャッキーは叫び、リードは倒れます。ジャッキーはリードのノートに書かれたSM殺人計画を読みます。
ジャッキーはリードを縛り、白い衣装に着替えて乳首にピアスをします。ジャッキーは何やら飲み物をリードに与えます。ジャッキーは先の尖ったものでリードを刺そうとしますが、リードは「先に食事しない?」と、ジャッキーと同じセリフを言います。
以上、映画「ピアッシング」のあらすじと結末でした。
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