恐竜時代の紹介:1969年イギリス映画。太陽に犠牲として捧げられる直前に逃亡した娘をめぐる、原始人の恋と冒険の物語。ジム・ダンフォースによる恐竜のストップモーション・アニメーションは高く評価されている。ハマー・フィルム・プロダクション製作のイギリス映画ですが、英語を話しているのはナレーターだけです。主演でヌードを披露するビクトリア・ヴェトリはPlayboy誌の1968 年のプレイメイト・オブ・ザ・イヤー。
監督:ヴァル・ゲスト 出演:ビクトリア・ヴェトリ(サンナ)、ロビン・ホードン(タラ)、パトリック・アレン(キングソル)、 ドリュー・ヘンリー、ショーン・キャフレイ、マグダ・コノプカ、イモジン・ハッスオール、ほか
映画「恐竜時代」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「恐竜時代」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
恐竜時代の予告編 動画
映画「恐竜時代」解説
この解説記事には映画「恐竜時代」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
恐竜時代のネタバレあらすじ:起
まだ月が存在しなかった時代。ある部族では金髪の娘たちを太陽への生け贄として捧げていた。その朝の日の出の時、三人の金髪の娘が司祭たちによって太陽に捧げられようとしていた。しかし、突然の暴風をきっかけに生け贄の一人サンナが逃げて、断崖から海へ飛び降りる。サンナはイカダに乗って漁に来ていたタラたち、別の部族の男たちに救出される。
折しも天空には新しい火――月――が生まれようとしていた。サンナの部族のリーダーであるキングソルはこれを太陽への侮辱と考え、その責任をサンナに帰し、部族はサンナを捕らえようとする。
恐竜時代のネタバレあらすじ:承
タラたちがサンナを連れて自分たちの部族が住む海辺に戻った時、捕縛していた首長竜がロープを断ち切って暴れだすが、油の上におびき出されて丸焼きにされ、その夜は祝祭となる。サンナは部族に歓迎され家をあてがわれるが、タラがサンナに夢中なので、タラに恋するアヤクに嫉妬される。でも、タラの漁師仲間カクの恋人のウリドはサンナの味方だった。
翌日、タラたちが漁に出ている間にサンナの部族の男たちが来る。それを見たサンナは奥地へ逃げる。樹上で大蛇に襲われかけるが、結局大蛇が殺したのは追手の一人だった。追手たちは洞窟を調べようとするが洞窟から出てきたトリケラトプスに攻撃されて仲間を失う。
恐竜時代のネタバレあらすじ:転
漁から戻ったタラたちもサンナの捜索を始める。彼らもまたトリケラトプスに攻撃され、タラは崖に追いつめられるが、トリケラトプスの方が勢い余って崖から落ちてしまう。トリケラトプスに殺されたカクの葬儀がその夜執行される。相次ぐ犠牲者と負傷者。キングソルに扇動されサンナへの憎しみが部族の人々にかき立てられる。
サンナを守るために再び奥地に入ったタラは、サンナの金髪が落ちているのを発見する。巨大な食虫植物から逃れるためにサンナが自分で切った髪だったが、キングソルたちはその髪を見てサンナが死んだと思いこむ。
恐竜の卵の殻で一晩風雨をしのいだサンナは、恐竜の赤ちゃんであると勘違いされたようである。赤ちゃん恐竜やその親と仲良くなる。タラとサンナの部族のケイノを親恐竜が襲いかけた時も、サンナが岩陰から親恐竜に呼びかけてやめさせる。一方、サンナの部族の客になったタラは、サンナと同じ金髪の女たちが犠牲となる運命であることを知る。
タラは翼竜につかまり、高い岩場にある巣に運ばれるが、槍で翼竜を殺すことに成功する。その直後に赤ちゃん恐竜と遊ぶサンナと再会を果たし、二人はサンナの隠れ家の洞窟で結ばれる。だが、二人の姿をサンナの部族の男が見ていた。
恐竜時代の結末
部族に戻ったタラはサンナの共謀者として処刑されることになる。火をつけたイカダに縛られてタラは沖に出される。だが首長竜のせいでイカダが転覆したために命拾いし、サンナの隠れ家へ逃れる。
再びサンナの捜索隊が組織され、魚を焼く火でサンナとタラの居場所がわかってしまう。サンナとタラは逃げ続けるが、ついに追いつめられる。でも親恐竜がその場に現われサンナをくわえて去る。
一人だけ捕まったタラは再び処刑されかけるが、異変が起きる。巨大なカニが人を襲い、巨大な波が押し寄せてくる。ある者は山側へ逃げ、別の者はイカダで海に漕ぎ出す。アヤクは流砂に飲まれる。混乱のさなかにサンナによって縛りを解かれたタラは、なおもサンナを狙うキングソルを振り切り、一つのイカダでサンナ、ケイノ、ウリドと共に沖に出る。
やがて波が引いたときにイカダは断崖の上にあった。4人は月食とその終わりを目撃する。
以上、映画「恐竜時代」のあらすじと結末でした。
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