二つの真実、三つの嘘の紹介：2013年アメリカ映画。常軌を逸した行動で注目を浴びたい、という自己顕示欲を満たそうとする2人の女。その嘘と妄想から行動がエスカレートし、女たちを凶行に走らせるサスペンス。
監督：ザック・パーカー 出演：クリスティーナ・クリーブ（アニカ） 、 アレクサ・ハヴィンス（メラニー） 、 アレクシア・ラスムッセン（エスター） 、 ジョー・スワンバーグ（パトリック）、ほか
映画「二つの真実、三つの嘘」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「二つの真実、三つの嘘」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
作品紹介・キャスト
二つの真実、三つの嘘の予告編 動画
映画「二つの真実、三つの嘘」解説
この解説記事には映画「二つの真実、三つの嘘」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
二つの真実、三つの嘘のネタバレあらすじ：起・友人の秘密
精子バンクで妊娠したエスター（アレクシア・ラスムッセン）は、臨月を迎えた検診の帰りに何者かに襲われ、腹を強打され死産してしまう。退院後、ソーシャルワーカーの紹介でグリーフケアの会に参加したエスターは、そこで夫と息子を亡くしたというメラニー（アレクサ・ハヴィンス）に出会うが、ある日、エスターは亡くしたはずの息子を抱き上げるメラニーの姿を目にする。
翌日、息子とよく遊んでいたという公園でメラニーに会ったエスターは、息子を見たことは話さないまま「もし自分の家族が誘拐されたら、彼らの死を願ってしまう」というメラニーの言葉に聞き入る。
二つの真実、三つの嘘のネタバレあらすじ：承・歪んだ欲望
家に帰ったエスターの家に恋人のアニカ（クリスティーナ・クリーブ）が現れる。アニカは公園でエスターがメラニーに会っていたのを見て、浮気を疑い、愛しているからエスター自身に頼まれて彼女を襲ったのだと話す。
メラニーを家に招いたエスターは、その時初めて自分が暴漢に襲われてお腹の子を失ったことを話すが、彼女は妊娠することで周りが優しくなり、皆の視線を集めることが嬉しいだけで、親にはなりたくなかったのだと告白し、メラニーにキスをする。うろたえるメラニーに、エスターは息子を見たことを告げると、彼女は怒りをあらわにして帰っていく。
二つの真実、三つの嘘のネタバレあらすじ：転・暴かれる真実
アニカのトラックでメラニーの家の前まで行ったエスターは、家の中に忍び込み、バスルームにいた息子を溺死させる。入ってきたメラニーにエスターは「あなたの代わりにやった、これで同類だ」と告げる。そこへ銃を持った夫パトリック（ジョー・スワンバーグ）が現れて、エスターに向けて発砲、彼女は絶命する。
夫婦は悲嘆に暮れるが、メラニーが徐々に平穏を取り戻すのに反し、パトリックは中々立ち直れずにいた。彼はグリーフケアの会に参加するが、そこで参加者の1人から、息子が亡くなる前からメラニーが夫と息子を亡くしたと言って会に参加していたことを聞かされる。家に戻り、パトリックは銃を妻に向け、嘘を暴こうとするが、シラをきり続ける彼女に、「家を出る」と言い放つ。その言葉に動揺したメラニーの視線の先にはパトリックが置いた銃があった。
二つの真実、三つの嘘の結末：罠と復讐
一方、エスターが殺されて復讐に燃えるアニカは、殺した相手を必死に探す。消えたトラックが見つかった場所にある家を訪ねたアニカは、出てきたメラニーを見て確信、メラニーを拘束し、ハンマーを手にパトリックを探す。しかしアニカがバスルームで目にしたのはパトリックの死体で、拘束を解いて銃を手にしたメラニーがアニカに発砲する。
その時、メラニーの脳裏に浮かんだのは、夫殺しのアニカを正当防衛で撃った自分がマスコミに取り上げられて注目を浴びる姿だった。そんなメラニーの筋書きを知り、アニカがハンマーを振り上げるのと同時に銃声が響くのだった。
以上、映画「二つの真実、三つの嘘」のあらすじと結末でした。
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