映画「オープンウォーター・サバイバル」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
オープンウォーター・サバイバルの紹介：2011年アメリカ映画。プレジャーボートをチャーターして、沖合に釣りに出かけた男女の若者6人が、エンジンの故障で漂流中に通りかかった漁師の船に助けられたものの、彼らは人間をエサに漁をするキチガイ軍団だったという内容のグロスラッシャー作品です。
監督：マット・ロックハート 出演者：ジェイソン・ミューズ（トレイラー）、ルーク・ガルダン（マイク）、タイラー・ジョンソン（ブレッド）、ジョイ・グラス（リサ）、タラ・ヘストン（ダイアン）、アシュリー・マイヤーズ（クリッシー）、ほか
この解説記事には映画「オープンウォーター・サバイバル」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
毎年、何百人もの行方不明者が出るというチェサピーク湾に、金持ちの息子トレイラーが、クリッシー、ダイアン、リサを連れてやって来ました。近くに住むマイクとブレッドのオリバー兄弟も誘い、6人でプレジャーボートのサガ号を借り切って、釣りに出ることになりました。
買い出しの為、小島の港へ向かう途中、トレイラーが漁師のカニ籠を引き揚げました。沢山カニが入っていましたが、エサに人間の手のようなものが入っていました。船長のジェイは動物の脚だろうと言いますが、トレイラーは気味悪がって海へ放り投げました。港へ着くと、マイクとブレッドがエサを買い求めに行きました。
店主のホールが、魚がうようよ寄って来てよく釣れるエサがあると言って、血の付いた肉のパックを差し出しました。マイクは何の肉だと聞くと、ウナギだと言われ、それを買って船に戻っていました。そのころ船長と船に燃料を入れる男らが、なにやら合図を送っていました。やがて船は出港しました。
小さな島の横を通り過ぎました。ジェイはキニー島だと言い、島の男たちを怒らすな！と警告しました。このキニー島の湿地帯の小屋では、人間が男たちによって解体されていました。ウナギも飼っていて、人肉を与えていました。買ったエサを付け、トローリングをすると次から次へと大物が釣れました。ひとしきり楽しんだ6人は、それぞれ休息に入りました。
マイクはダイアンと部屋にいました。二人は5年前まで恋人同士でした。その後ダイアンは結婚することになっていましたが、取りやめたことをマイクに話しました。二人で思い出話を語り合った後、いいムードになり愛し合おうとした時、異音と共にエンジンが止まりました。
船をチェックすするマイクですが、発煙筒も無線もなくなっていました。更に携帯も圏外で、なすすべがありませんでした。とりあえず船室で食べ物や飲み物を集めますが、すでに食べ尽くし、飲み干していました。
6人と船長が漂流を続けていると、漁師の大型船が近づいてきました。ボートとロープで固定し、飲み水をもらうと6人は順番にがぶ飲みしました。すると次々倒れ込み、6人はそのまま寝込みました。船の男たちは6人を島に連れ帰り、男は水上小屋の床下に、女は解体台に縛られていました。
マイクが目覚めると、トレイラーが連れて行かれ、解体されました。マイクはロープをほどいてブレッドを助けると、沼伝いに逃げました。ダイアンが目覚めると、クリッシーが服を脱がされていました。そこへマイクが助けに入りますが、リサが足を刺されました。ダイアンが男をショベルで殺し、6人で逃げ出しますが、リサとダイアンが男に捕らわれました。ダイアンの横でリサが解体されました。ダイアンをマイクが助けた時、店で買ったエサがありました。それは人肉でした。
4人で車を奪い逃げますが、途中でクリッシーが首をフックでえぐられ殺され、車は大破し炎上しました。海辺に逃げた3人はボートを見つけますが、島の男にブレッドが銃で撃たれました。マイクは男を殺し3人はボートで沼をこいで逃げはじめました。
島の男たちによってボートが転覆させられました。一人流されたブレッドは小屋に戻り、ダイナマイトを持ち出しモーターボートに乗り込みました。マイクとダイアンは再びボートをこいで逃げていました。すると前から自分たちをさらった船が迫って来ました。その時ブレッドがダイナマイトに点火し、全速力でボートを走らせ、ボートだけ船に突っ込ませ爆破しました。
3人は手漕ぎボートで深夜の海に出ました。やがて漕ぐ力もなくなり、漂流していると朝を迎えました。前方からクルーザーが近づいてきました。船長がサガ号の生存者を発見したと無線で言いながら、船に引き挙げました。マイクとダイアンは助かったと言いながら抱き合いました。マイクが船の端を見ると、自分の買った人肉のエサがありました。船長の無線は、あの小屋と交信していたのでした。
以上、映画「オープンウォーター・サバイバル」のあらすじと結末でした。
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