魔法使いの弟子の紹介:2010年アメリカ映画。この作品は、ディズニー映画「ファンタジア」の中の一作「魔法使いの弟子」をモチーフに制作された、実写映画です。普通の人の知らないところで、魔法使いの戦争が行われている世界で、物理オタクの青年が魔法使いの弟子にさせられてしまいます。最悪の魔女モルガナを彼は倒すことができるのか。そして、彼の恋の行方は?
監督:ジョン・タートルトーブ 出演:バルサザール・ブレイク(ニコラス・ケイジ/大塚明夫)/デイブ・スタットラー(ジェイ・バルチェル/山崎樹範)/マキシム・ホルヴァート(アルフレッド・モリーナ/石塚運昇)/ベッキー・バーンズ(テリーサ・パーマー/佐古真弓)/モルガナ(アリス・クリーグ/一城みゆ希)ほか
映画「魔法使いの弟子」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「魔法使いの弟子」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「魔法使いの弟子」解説
この解説記事には映画「魔法使いの弟子」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
魔法使いの弟子のネタバレあらすじ:裏切りと別れ
千年前、魔法使いマーリンの弟子であるバルサザールは、同じ弟子仲間のヴェロニカと恋に落ちます。しかし、彼の兄弟子ホルヴァートもまた、ヴェロニカに恋をしていたのです。しかし、彼女はバルサザールを選んだことから、ホルヴァートは彼らを裏切り、敵対していた最悪の魔女モルガナに寝返ります。モルガナを止めるために、ヴェロニカは自らの魂にモルガナを宿し、バルサザールに封印させ、ホルヴァートも封印することができました。恋人と兄弟子を失ったバルサザールは、モルガナ一味を倒すために自分の弟子を探す旅にでます。
魔法使いの弟子のネタバレあらすじ:選ばれし者
ある日、小学生たちは社会科見学に出かけていました。クラスの人気者のベッキーと、浮いた存在のデイブは、お互いに気になりながらも、恋を打ち明けることができません。道中、デイブはある店に惹かれ、入り込みます。そこは、バルサザールの店で、彼はデイブこそがモルガナ一味を倒す力を持つ者として、強制的に弟子にしてしまいます。説明を受けている最中、デイブはある人形に触れてしまいます。それは、ホルヴァートが封印されていた人形でした。ホルヴァートとバルサザールが激しい戦闘をし、互いに壷に封印されます。デイブは、魔法使いの戦いに恐怖し、店を飛び出したところ、教師に捕まります。泣きながら説明するデイブですが、幻覚を見たとしてとりあってもらえず、恐怖でおもらしをした、と皆からからかわれてしまいます。
魔法使いの弟子のネタバレあらすじ:魔法と科学
10年後、デイブは内向的で人付き合いが苦手ですが、物理の天才として大学教授の助手を務めていました。ベッキーも同じ大学に進学し、2人の関係は小学生の頃から変わりません。ある日、バルサザールたちが封印されていた壷が割られ、ホルヴァートが出てきます。彼は、最後に壷に触れていたデイブを殺そうとしますが、間一髪のところバルサザールが助けに入ります。バルサザールに連れられ、デイブは魔法と科学の関係性を説明され、修行をすることになります。科学のプラズマを研究対象とするデイブですが、それを魔法で作り出すことはうまくいきません。修行の息抜きとして、バルサザールから許可を得て修行場所へベッキーを招待し、プラズマの実験を見せたことで、2人の仲は進展して行きます。一方、復活したホルヴァートは、モルガナの仲間を次々に復活させていきます。
魔法使いの弟子の結末:魔法使いの弟子
ホルヴァートの術が完成しかけそうになりますが、それに気がついたバルサザールとデイブは、術に使っていた衛星アンテナの向きを変えることで、術を防ぎます。しかし、デイブから奪ったマーリンの指輪で力を増幅させ、バルサザールは歯が立ちません。魔法が使えないデイブは、ベッキーと途中出会ったルームメイトに協力してもらい、配線をいじり、魔方陣の周囲の街頭にのばして行きます。そして、デイブは修行では成功することのなかった、プラズマを操り、配電盤に打ち込みます。そして、大量にショートさせた電気で雷を発生させ、ホルヴァートの魂に直接雷を打ち込み、消滅させることに成功します。しかし、バルサザールが戦いにより死んでしまいます。デイブは、彼の周囲に魔方陣を描き、彼を復活させることに成功します。
以上が「魔法使いの弟子」のあらすじと結末です。
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