肉の紹介:2013年アメリカ映画。先祖代々、1年に一回だけ人肉を食べる儀式を行う山に住む一家の物語です。死体を解体するシーンなどはありませんが過激な内容で、各国で本編の修正を余儀なくされた作品で、日本国内版は修正なしで収められています。
監督:ジム・マイクル 出演者:ビル・セイジ(フランク・パーカー)、アンビル・チルダーズ(アイリス・パーカー)、ジュリア・ガーナー(ローズ・パーカー)、ジャック・ゴア(ロリー・パーカー)、ケリー・マクギリス(ミセス・マージ)、ワイアット・ラッセル(アンダース)、ニック・ダミチ(ミークス保安官)、マイケル・パークス(バロー)ほか
映画「肉」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「肉」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
肉の予告編 動画
映画「肉」解説
この解説記事には映画「肉」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
肉のネタバレあらすじ:起
『金曜日』大雨の降る日、パーカー家の母親エマは町に出ていましたが、濡れた路面に滑って鉄棒で頭を打ち、深くなった水たまりに倒れました。やがてエマは沈み死亡しました。エマの遺体はバロー医師によって検死解剖が行われていました。バロー医師はエマの体の異変に気づいていました。
エマの死亡でパーカー家は、父親のフランク、長女のアイリス、次女のローズ、長男の幼いロニーの4人暮らしになりました。フランクはアイリスに、2日後の『子羊の日』の儀式はお前に任せると告げました。フランクは夜の道で立ち往生している一台の車に近づいて行きました。
『土曜日』バローの飼い犬が小川の脇で何か見つけました。バローが調べるとそれは人骨のようでした。そしてバローはミークス保安官に知らせますが、ミークスはまともに取り合いませんでした。そのころ警察では、キンブル夫婦が娘の捜索願を出していました。
肉のネタバレあらすじ:承
『日曜日』朝、レストランで、警官になったばかりのアンダースに会ったバローは、この地区では20年間で30名以上の行方不明者が出ていると話しました。そして骨を見せ、人骨だと言い、表面に艶があるのは湯がいているからだと説明しました。アンダースは明日、見つけた場所に行こうとバローに言いました。
フランクはアイリスに時は来たと言いました。アイリスとローズは地下室に向かいました。鍵のかかった部屋に入ると、若い女性が鎖につながれていました。後からフランクがやって来て女性を殴り殺しました。そして体に線を引き、解体し始めました。
そしてアイリスが調理をし、パーカー家の人肉を食べる儀式が始まりました。しかしアイリスとローズはまともに食べることが出来ませんでした。そのころ湖ではキンブル夫妻の娘の車が発見され、娘も遺体で見つかりました。
肉のネタバレあらすじ:転
『月曜日』バローはアンダースに骨のあった場所を教えました。大雨の増水で流れてきたものだと考え、アンダースは小川を上流へと上がりました。するとパーカー家の前に着くと、アイリスが小川まで降りてきました。二人は元々恋仲でした。人の歯を拾ったアンダースを家に呼び、濡れたソックスを代えようとしていました。
アイリスは、上流にパーカー家代々の墓地があり、そこから流れてきたのだろうと案内しました。二人は墓地でSEXを始めました。その時、フランクがスコップでアンダースの頭を殴って殺しました。アイリスを家に帰し、フランクは一家心中を考え、毒入りの食事を皆で食べようとしていました。
肉の結末
その時、バローが訪ねてきました。フランクに、エマの死体に人肉を食べる人種と同じ特徴があることを話しました。そしてアイリスがつけていた髪留めがバローの娘のものであることに気づきました。実はバローの娘も行方不明のまま見つかっていませんでした。
バローは銃を突きつけ、フランクを追求しました。するとフランクも銃を出し相撃ちになりました。ローズはロニーを連れ、隣のマージの家に逃げ込みました。倒れたフランクは生きていて、隙を見てバローの頭をフライパンで殴りました。そして隣のマージを殺し、ローズとロニーを連れ帰りました。
するとローズがフランクに噛みつき肉を食べ始めました。アイリスもフランクに噛みつき、食べ始めました。やがてアイリスとローズは、ロニーを連れて車でこの地区を離れ、走り去りました。
以上、映画「肉」のあらすじと結末でした。
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