映画「フリーソロ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
フリーソロの紹介：2018年アメリカ映画。日本でも有名なアメリカのヨセミテ国立公園。その中にある巨岩エル・キャピタン制覇はロッククライマーの目標の一つです。アレックス・オノルドは死の危険と向き合いながら、ロープ無しで登るフリーソロでエル・キャピタンに挑戦します。映画『フリーソロ』はアカデミー賞など多くの賞を受賞し、批評家からも絶賛されたドキュメンタリー。人間業とは思えないアレックスの挑戦がヨセミテの美しい自然を背景に描かれます。ジミー・チン監督らカメラクルーたちも命がけでアレックスを撮影します。
監督：エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ、 ジミー・チン 出演：アレックス・オノルド、トミー・コールドウェル、サンニ・マッカンドレス、ほか
この解説記事には映画「フリーソロ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
手と足だけで崖を登るアレックス・オノルド。彼はテレビ・ラジオのインタビューを受け、本を出版してサイン会を開く有名人です。インタビューでは多くの人が彼の仕事の危険性を聞きます。高い岩をロープ無しで登るフリーソロ、アレックスはこの世界での第一人者です。彼は1985年生まれ、少年時代からロッククライミングをはじめ、19歳で大学を中退、ロッククライミングに専念します。
映画ではアレックスの盟友で有名なロッククライマーのトミー・ゴールドウェルが登場し、アレックスの凄さを語ります。
アレックスはヨセミテのエル・キャピタンをフリーソロでの制覇を目指しています。彼はヨセミテを訪れ、エル・キャピタンのルートを研究、ロープを使い練習します。
映画ではアレックスの恋人サンニ・マッカンドレスが登場し、彼女も登ります。
2016年夏、アレックスはモロッコでエル・キャピタン挑戦へのトレーニングを始めます。肉体的にも過酷なフリーソロ、アレックスは病院で検査を受けます。
アレックスはエル・キャピタンに行き、ロープを使い練習を始めます。バランスを取りながら小さな岩をつかみ、足を乗せながら進むテクニックが紹介されます。紅葉の美しい秋、サンニも同行しますがアレックスは足を怪我します。アレックスは怪我のまま室内で練習を再開、サンニもサポートします。
10月31日のハロウィーン、アレックスは家族でパーティを楽しみ、彼の母は息子の思い出を語ります。11月に入ると枯れ葉も目立ち、寒くなります。アレックスはエルキャピタンの難コースを分析、攻略法を考えて練習します。
休みの日、アレックスはサンニとカヌーで気分転換をします。ヨセミテの大きな滝の虹が見える中、アレックスはその横を登ります。すっかり寒くなりますが、アレックスは最終的なルートを確認し、準備ができたようです。
サンニがアレックスの髪を切りますが、アレックスはサン二と心境を語りあいます。アレックスは挑戦を開始しますが、無理と感じたのか引き返します。挑戦は翌年になります。
アレックスはラスベガスへ行き、サンニとの新居のチェックをします。二人は冷蔵庫などの買い物をします。アレックスは二人の関係は安定していると語ります。アレックスはエル・キャピタン最終挑戦のため、ヨセミテへ向かいますが、心境は戦士の気持ちだと語ります。
ヨセミテに着いたアレックスは登頂へむけての最終調整に入ります。エル・キャピタンのルートをロープで上り、岩の状態をチェックします。夜も撮影クルーと食事をしながらミーティング、過去の事故死したクライマーの記事を見て、死の危険性があることも感じます。アレックスは練習では崖から落ち、ロープに救われます。
挑戦を明日に控え、緊張感が高まります。前夜はサンニと抱き合いますが、彼女は去ります。アレックスは彼女がいないほうがプレッシャーがかからないようです。サン二は心配で泣きます。
2017年6月3日早朝、アレックスは起きて、エル・キャピタンへ向かいます。撮影チームも撮影を開始します。午前5時32分、アレックスは挑戦開始、チンへ連絡が行きます。山頂へ向かう途中、なぜか他の人間がいて戸惑いますが、先へ進みます。激しい息遣いのアレックス、空手キックと呼ばれる難しい技術で上へ向かいます。死の危険もある中、撮影チームも見ていられず、泣き出すものもいます。
午前9時28分、アレックスはようやく頂点にたどり着きます。頂点でチンに会い、歓喜のハイタッチをします。山頂から、サンニに電話、彼女も喜びます。映画の最後はアレックスの満足そうな笑顔です。
以上、映画「フリーソロ」のあらすじと結末でした。
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