Mr.ディーズの紹介:2002年アメリカ映画。純朴な田舎の青年が大企業の経営者であった大叔父の遺産を相続することになり、大都会ニューヨークへと出てきた。青年のスクープを狙う女性記者は素性を偽って彼に近づきますが、やがて二人は恋に落ちていき…。フランク・キャプラ監督による往年のロマンティックコメディ「オペラハット」のリメイク作品。アダム・サンドラーとウィノナ・ライダーが共演しました。
監督:スティーヴン・ブリル 出演者:アダム・サンドラー(ロングフェロー・ディーズ)、ウィノナ・ライダー(ベイブ・ベネット)、ジョン・タトゥーロ(エミリオ・ロペス)、アレン・コヴァート(マーティ)、ピーター・ギャラガー(チャック・セダー)、ジャレッド・ハリス(マック・マクグラス)、ほか
映画「Mr.ディーズ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「Mr.ディーズ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
Mr.ディーズの予告編 動画
映画「Mr.ディーズ」解説
この解説記事には映画「Mr.ディーズ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
Mr.ディーズのネタバレあらすじ:起
ニューハンプシャー州のマンドレイクフォールズ。ピザ屋の店主ロングフェロー・ディーズは詩を書くことを趣味としている素朴な青年です。ディーズは困っている人を見ると助けずにはいられない性分で、町の人々からも大変慕われていました。
ある日、ディーズの大叔父である資産家ブレイクが急死し、ディーズが彼の遺産400億を受け継ぐことになりました。ディーズは書類上の手続きのため、迎えにやってきたブレイク社の重役チャック・セダーらとともにニューヨークへと旅立ちます。
ブレイクの大邸宅に滞在することになったディーズは、召使いのエミリオ・ロペスらにも親しみを持って接します。召使いらはディーズの温かな人柄をすぐに好きになりました。
Mr.ディーズのネタバレあらすじ:承
ディーズのネタで視聴率を稼ぎたい、報道番組「インサイド・アクセス」の女性記者ベイブ・ベネットはディーズに近づくチャンスを狙っていました。
ある晩、ベイブはディーズの目の前で強盗に襲われるという芝居を打ちます。何も知らないディーズはベイブを救出、仲良くなった二人はそのまま高級レストランでデートをすることになりました。ベイブはパム・ドーソンという偽名を使い、看護師をしているとディーズに嘘をつきました。
レストランでの食事中、セレブらから自分の詩をバカにされたディーズは激怒し、派手な乱闘騒ぎを起こしてしまいます。
翌朝、テレビでこの騒ぎが大々的に報じられます。ベイブが乱闘の一部始終を隠しカメラで撮影していたのでした。そうとは知らずディーズは再びベイブをデートに誘い、二人は夜の広場でデートを楽しみます。
Mr.ディーズのネタバレあらすじ:転
デート中に近くのアパートで火災が発生します。ディーズは配管を伝って階上へと登り、逃げ遅れた住人の女性と彼女の飼い猫達を一人で救出しました。ベイブはディーズの勇敢さと心優しさに心を奪われていきます。
しかし、テレビ局はこのニュースを面白可笑しく編集してしまい、ディーズをやりたい放題のお騒がせ経営者として報道します。ベイブは事実を捻じ曲げていると激しく抗議しますが、これが上層部の怒りを買ってしまいます。
一方、ディーズはバスケットコートを貸切って、ベイブへのプロポーズを決行しようとします。しかしその矢先「インサイド・アクセス」でベイブが報道記者であること、取材対象としてディーズに近づいたことが報じられてしまい、ディーズは深く傷つきます。
Mr.ディーズの結末
傷心のディーズはセダーに唆され、遺産400億ドルを全米黒人大学基金に寄付するとサイン、故郷へと戻ってきます。ディーズへの愛を確信したベイブはマンドレイクフォールズへやってきて、ディーズにこれまでのことを謝罪します。
一方、ニューヨークではブレイク社の株を51パーセント保有するセダーが株主総会で社の売却を強行しようとしていました。そこへ現れたディーズが株主達に向けて、株を売却しないよう説得を試みます。さらにベイブも現れ、ブレイクがあるメイドとの間に子供を授かっていたことを暴露、それがエミリオ・ロペスだと明かします。
ブレイクの正当な後継者として認められたエミリオはセダーを解雇し、ディーズには10億円をプレゼントしました。ディーズとベイブは結ばれ、マンドレイクフォールズで新たな暮らしを始めます。ディーズの書いた詩はグリーティングカードに採用され、町の皆には車をプレゼントするのでした。
以上、映画「Mr.ディーズ」のあらすじと結末でした。
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