バトル・オブ・バミューダトライアングルの紹介:2014年アメリカ映画。バミューダトライアングルで繰り広げられる、アメリカ海軍と地球外生命体との戦いを描くSFアクション。バミューダトライアングル上空を移動中のエアフォースワンが墜落し、デステーノ大統領が脱出ポッドで海底に沈んでしまった。アメリカ海軍の兵曹長オリヴァーは大統領救出の任務を命じられるが、直後に艦隊は謎の触手の攻撃を受ける。触手の正体は、バミューダトライアングルの海底に潜む未知の地球外生命体だった。
監督:ニック・ライオン 出演者:トレヴァー・ドノヴァン(トリップ・オリヴァー)、ジェイミー・ケネディ(ジマー)、リンダ・ハミルトン(リンダ・ハンセン)、マイア・ハリソン(プラマー)、ジョン・サヴェージ(デステーノ大統領)ほか
映画「バトル・オブ・バミューダトライアングル」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「バトル・オブ・バミューダトライアングル」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
バトル・オブ・バミューダトライアングルの予告編 動画
映画「バトル・オブ・バミューダトライアングル」解説
この解説記事には映画「バトル・オブ・バミューダトライアングル」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
バトルオブバミューダトライアングルのネタバレあらすじ:魔の海域
舞台は現代。バミューダトライアングル上空を移動中のエアフォースワンが雷によって墜落し、脱出ポッドに乗ったアメリカ大統領デステーノが海底に沈んでしまいます。
大統領救出の命令を受けたのは、アメリカ海軍の精鋭トリップ・オリヴァー兵曹長でした。オリヴァーと司令官リンダ・ハンセン大将は互いに嫌い合う仲で、救出に向かう船上はピリピリしています。オリヴァーは以前ハンセンの撤退指示を無視して隊を動かし、死傷者を出すという命令違反を犯していました。オリヴァーは、撤退の指示はハンセンの判断ミスだったと今も信じています。
2人の睨み合いが終わった直後、突如海中から巨大な触手が何体も現れました。艦隊を囲むそれらは、船に乗り合わせた博士ジマーによると、何らかの発電器官を有しているようです。
僅かな沈黙の後、触手は艦隊を猛然と襲って来ました。軍も応戦しますが銃も砲撃も効きません。次々犠牲者が出る中、戦闘機の攻撃でやっと触手は海中に消えました。
バトルオブバミューダトライアングルのネタバレあらすじ:大統領救出へ
直後に大統領の脱出ポッドの位置が判明します。水深7000メートルの海底にあり、残りの酸素は最長でも4時間分。一刻も早い救助が必要となるため、大尉のプラマーは試作段階の有人深海潜水艇「プロメテウス」の使用を進言しました。
ハンセンは迷いますが、機動力の高いプロメテウスに賭けることにします。武器の到着を待つ間に再び触手の攻撃を受けたことから、オリヴァーの隊やプラマーはハンセンの許可を得ないままプロメテウスに乗り込みました。そしてそのまま大統領救出に向かいます。
バトルオブバミューダトライアングルのネタバレあらすじ:海底都市
プロメテウスは触手の攻撃を受けながらも脱出ポッドの信号を追います。その頃、司令部がある軍艦「ネメシス」ではジマー博士が入手した触手の一部を解析していました。そして中枢神経を司る触手の本体が海底にいて、それは明らかに地球外で進化した未知の生命体だと判明します。
プロメテウスは海底7000メートルの洞窟に入ります。そこには何故か空気が存在していました。プラマーは信じられない思いで、地球外生命体が気圧を制御しているのだと呟きます。洞窟内は都市のようになっており、数多の飛行機や船の残骸が集められていました。
防護服に身を包んだオリヴァー達は、脱出ポッドを探すため慎重にプロメテウスの外に出ます。触手や謎の球体からの攻撃を受け、1人、また1人と犠牲になっていく仲間達。それでも何とか大統領を救出し、オリヴァー達はプロメテウスに戻りました。
全速力で浮上するオリヴァー達が見たものは、海底に潜む巨大な地球外生命体です。それが触手の本体であり、宇宙船でもありました。洞窟は敵の体内にあったのです。触手の追撃を振り切り、プロメテウスは何とかネメシスに帰艦しました。
バトルオブバミューダトライアングルのネタバレあらすじ:決死の作戦
オリヴァー達は、海底で見たものをハンセンに報告します。巨大な地球外生命体、飛行機や船の墓場、制御された海底都市。敵は飛行機や船の残骸を光パネルにして動力源とし、放電や都市の管理を行っているものと考えられました。
放電にはもちろん充電が必要なので、その隙に敵を攻撃することにします。その時、海底から触手の本体が浮上しました。空を覆わんばかりの巨大さに誰もが絶句します。1回の放電で軍艦1隻を沈める力を持ち、戦闘機の攻撃も効きません。
敵はそのままハッテラス岬に向けて移動を開始しました。大統領は人類滅亡を防ぐため、核攻撃を決意します。しかしそうなれば汚染被害は甚大となります。そこでオリヴァーは、内部から敵を破壊する作戦を進言しました。ヘリで敵の内部に潜り込み、中心を近距離攻撃するのです。
光パネルを攻撃すれば、内部破壊を引き起こす可能性は大いにありました。危険な任務に立候補するオリヴァー。ハンセンは迷いますが、その作戦を許可することにしました。
バトルオブバミューダトライアングルの結末:最後の戦い
ハッテラス岬に敵が到着し、攻撃を開始しました。オリヴァー達は多くの人命と引き換えに、敵の充電時間という隙を得ます。ジマー博士が解析したところによると、敵が充電に要する時間は2分。オリヴァーは仲間にヘリの操縦を任せロケットランチャーを構えます。
宇宙船の内部に飛び込み、攻撃してくる触手を必死に撃退するオリヴァー。そして放電直前の中心部に向けてロケットランチャーを発射しました。宇宙船は大爆発を起こし、煙を上げて海に沈みます。
ハンセンらが歓声を上げる中、オリヴァー達も無事に生還しました。拍手喝采で迎えられるオリヴァー達。オリヴァーが「やったぞ!」と拳を振り上げ、この映画は終わりを迎えます。
以上、映画「バトル・オブ・バミューダトライアングル」のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する