アンキャニー・不気味の谷の紹介:2015年アメリカ映画。AIロボットの研究をするクレセンの取材を一週間することになったジョイは、クレセンからアダムという人型AIを紹介されます。ロボットであるはずのアダムは、ジョイと会った事で感情が芽生え、やがてクレセンと意見が対立するようになります。そんなアダムの目の前でクレセンはジョイとの距離を縮め、アダムの嫉妬心は増すばかりになり…という人型AIロボットをテーマにしたサスペンススリラー映画です。ラストにどんでん返しと、エンドロールの途中に仕掛けがあります。
監督:マシュー・ルートワイラー 出演者:マーク・ウェバー(デヴィット・クレセン)、ルーシー・グリフィス(ジョイ・アンドリュース)、デヴィッド・クレイトン・ロジャーズ(アダム・クレセン)、レイン・ウィルソン(キャッスル)ほか
映画「アンキャニー 不気味の谷」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「アンキャニー 不気味の谷」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
アンキャニー・不気味の谷の予告編 動画
映画「アンキャニー 不気味の谷」解説
この解説記事には映画「アンキャニー 不気味の谷」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アンキャニー不気味の谷のネタバレあらすじ:起
1日目。
キャッスルのもとでAIロボットの研究をするデヴィト・クレセンのところへ、ジョイ・アンドリュースという女性記者が訪ねてきました。ジョイは元々ロボット工学を研究していましたが途中で挫折し、今は記者になっています。今日から1週間の予定でクレセンを取材することになっていました。
クレセンにAI用の人間型の部位を見せてもらった後、アダム・クレセンという青年を紹介されました。アダムにインタビューをしたジョイは、表情を全く変えず話をするアダムに少し違和感を感じていました。ジョイがクレセンに「アダムは病気では?」と聞くと、クレセンは「アダムは僕が作った人型AIだ」と言いました。衝撃を受けたジョイが帰った後、アダムがクレセンに「ジョイは僕の事を嫌っているようだ。ジョイは美人か?」と聞きました。クレセンは「ジョイは美人だ」と言いました。
2日目。
朝、チェスをやってクレセンに負けたアダムが、やってきたジョイに「クレセンは6手前に勝っていたのに、6手遅らせてクイーンを使って僕を負かせた。クレセンは僕に恥をかかせた」と言いました。
その後ジョイはクレセンと話をしました。クレセンは今までの事などを色々話をし、興味深くジョイは聞きました。そしてクレセンは「僕は不気味の谷を旅することにした」と言いました。ロボット工学専門のジョイは「森政弘博士の話ね!」と言いました。
アンキャニー不気味の谷のネタバレあらすじ:承
3日目。
アダムはジョイに「ロボット工学に心残りがあるだろう」と話しかけてきました。そして理詰めで話をするアダムに、ジョイは圧倒されました。夜になり、クレセンが寝ているとアダムが入って来て、ジョイの事を色々話しました。明らかにアダムはジョイを異性として想い始めていました。
4日目。
クレセンはジョイを部屋に呼びました。そこにはジョイが研究していたロボットがありました。何年もかかって出来なかったモノがたった1日で出来ていることにジョイは感心しました。そしてクレセンは「この研究を完成させるなら助手で手伝う」と言いました。やがて二人の作業が始まり、ほどなくジョイの研究は完成し、二人は抱き合って喜びました。この様子を見ていたアダムに嫉妬心が生まれていました。アダムは指示なしで、自分で開発を始めました。クレセンはこれを見て喜びました。
4日目の取材が終わり、ジョイが帰り際にクレセンに耳打ちをして話をしました。見ていたアダムは態度が一変し、ジョイが帰った後、クレセンに「何を話した?」問い詰めました。その夜、アダムはスクリーンにジョイを映し出していました。その横にはポルノ動画も映し出していました。
アンキャニー不気味の谷のネタバレあらすじ:転
5日目。
チェスでアダムがクレセンに勝ちました。クレセンがアダムを褒めていると、ジョイが自分の作ったゲームを持ってやって来ました。クレセンがゲームを実践しながら、その横でジョイが楽しそうに見ていました。その後ジョイがアダムの作業室に行くと、人型AI目玉をプレゼントだと言って渡されました。するとジョイはアダムを抱擁し「おやすみなさい」と言って帰りました。
部屋に戻ったジョイは下着姿でパソコンに向かっていました。横にはアダムにもらった目玉がありました。アダムは部屋でパソコンの画面に向かっていました。そこには下着姿のジョイが映っていました。アダムは目玉で盗撮していたのでした。
6日目。
ジョイがトイレにいるとアダムが入って来ました。謝るアダムでしたが、ジョイはクレセンに相談しました。クレセンは「予定外の行動だから普通に対応してほしい」と言いました。やがてジョイは、クレセンだけに挨拶して帰りました。
するとアダムはクレセンに「ジョイはあいさつを僕にしなかった」と言い寄りました。クレセンはトイレの件を持ちだしました。アダムはクレセンに反抗し、二人は言い争いになりました。怒ったアダムは自分の部屋に戻りました。
7日目。
最終日となりクレセンはジョイに「昨夜初めてアダムとケンカをした」と話しました。そして「最終日だから夕食に招待したい」とジョイを誘いました。ジョイがOKすると、クレセンはアダムに「今夜は部屋から出るな!」と言いました。アダムが「ジョイとデートか?SEXもするのか?」と言いました。
アンキャニー不気味の谷の結末
夕食はクレセンが東京で習ったという握り寿司でした。やがて別れの時が来ました。ジョイは服を脱いでクレセンを誘いました。クレセンは「経験がない」と戸惑いました。そんなクレセンを優しく抱き、二人は愛し合いました。
翌朝チェスで負けたアダムがクレセンに「クイーンをとったから僕の勝ちだ」と言いました。「勝手にルールを変えるな」と言うクレセンにアダムは「君は昨夜、目的を果たした。SEXはどうだった?僕の目的はクイーンに変わった」と言いました。やってきたジョイにアダムが「僕はずっとクレセンと二人きりだった」と言って、ジョイにキスを迫りました。怒ったクレセンがアダムを叱りつけるとアダムが襲ってきました。ジョイと逃げるクレセンに激しい頭痛が襲い、倒れました。
ジョイが目覚めるとクレセンがベッドに寝かされていました。そしてアダムがクレセンの体内から基盤を取り出しました。「愛しているからやめて」と言うジョイにアダムはAI用の人工ペニスを見せ「これが君に挿入されたクレセンのペニスだ」と言いました。実はアダムが人間でクレセンが人型AIだったのでした。
アダムは基盤をキャッスルに渡し、人型AIと人間のSEX実験の結果を報告しました。キャッスルは「工学ロボット専攻でもわからなかった、見事だ」と喜びました。そして次の実験に備え、クレセンが復活していました。荒れた部屋でジョイは妊娠していることを知るのでした。
以上、映画「アンキャニー・不気味の谷」のあらすじと結末でした。
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