ディテクティブ:刑事ブラッドリーの紹介:2019年アメリカ映画。ノースサイド刑務所から釈放されたばかりの男達が次々殺される事件が発生し、捜査していたダグは、男たちが全て繋がっている事を知り、同じ時期に刑務所に入った男6人の名簿を入手します。その中に自分の兄ライアンの名前を見つけ、ダグがライアンに話を聞きますが、堅く口を閉ざすライアンでした…という内容の隠れた陰謀を暴くサスペンス映画です。
監督:ダロン・ニーメロウ 出演者:ダグラス・ロウイラード(ダグ・ブラッドリー)、ブリットン・パーヴィス(ライアン・ブラッドリー)、チャールズ・ジャスト(スティーブンス)、ライアン・ロウイラード(署長)、ミシェル・ゴメス(エミー)ほか
映画「ディテクティブ:刑事ブラッドリー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ディテクティブ:刑事ブラッドリー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ディテクティブ:刑事ブラッドリーの予告編 動画
映画「ディテクティブ:刑事ブラッドリー」解説
この解説記事には映画「ディテクティブ:刑事ブラッドリー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ディテクティブ:刑事ブラッドリーのネタバレあらすじ:起
2009年のクリスマス。刑事のダグ・ブラッドリーは妻のエイミーと夕食の話をして署に向かいます。途中で殺人事件発生の連絡があり、現場へ急行。現場検証後、身元を確認し、殺されたのはクレイトンだとわかり、彼の自宅に向かい妻から話を聞きます。
クレイトンの妻は「あの任務を受けてから、夫は殺人事件を起こし服役中だったものの、最近釈放されたばかりで、友人のマークは夫は冤罪だと言っていた」と言います。
署に戻りクレイトンの事を調べると、彼は海兵隊員で2000年に相棒を殺害し無期懲役の刑を受けて服役していました。10年後、証拠不十分として釈放され、何者かに殺されました。
そこでクレイトンの服役していたノースサイド刑務所の所長に話を聞きます。所長は「この刑務所は政府と軍専用のもので、私の役割は送り込まれた受刑者を逃げ出さないようにすることだ。出所後も専任のカウンセラーをつけてアフターケアをしている」と話します。
そのころクレイトンの友人のマークは、専任のカウンセラーのスティーブンス博士のカウンセリングを受けていました。刑務所で受けた拷問の数々を思い出していたマーク。スティーブン博士のカウンセリングが終わったマークはバーにいました。そのバーにはダグもいます。
ディテクティブ:刑事ブラッドリーのネタバレあらすじ:承
翌朝マークが死体で発見されます。死体を確認したダグは、クレイトンの妻が言っていた、友人のマークであると確信します。そこで刑務所の所長に「2000年に殺人罪で刑務所に入った人間の名簿を見せてくれ」と頼みます。
スティーブン博士はリックという男に「最後の任務だ」と意味ありげな話をしていました。そしてリックはジェイソンという男を殺すべく、公園で狙っていましたが、殺せませんでした。
名簿をもらったダグは、6人の名前の中に殺されたクレイトン、マークの名のほかに、自分の兄ライアンの名前があるのを見つけ、ライアンの元へ行きます。ライアンは「NSAから任務を受け動いていた。その後、身の危険を感じずっと隠れていた。刑務所には入っていない」と言います。
そのころリックは、二度目にしてやっとジェイソンを射殺しました。現場を検証したダグは、ジェイソンも名簿にあったことから、ライアン除くリックとダニエルを探し始めます。口を閉ざしていたライアンが「1999年にスパイの任務を受けた。二人一組でやっていたが、2000年に相棒を殺せという指令が出て、生き残ったほうが刑務所に送られ、10年後、殺されるために釈放された」と言います。しかしダグはまだ裏があると感じていました。
ディテクティブ:刑事ブラッドリーのネタバレあらすじ:転
エイミーが調べていた刑務所内での暴行や拷問の訴訟が、ダグの追っている内容と同じであることに気づき、ダグは「命の危険があるからもう調べるな」と言います。
一人でいたダグを、リックが襲います。揉みあいの末、逃げていったリックが殺されていました。ダグは「殺したのはダニエルだろう」と言います。署長がダグを呼びつけ「圧力がかかった、この捜査の担当から外す」と言います。ダグはバッジを放り投げ「ならクビにしろ」と言います。署長はバッジを返し「捕まえろ」と言いました。
ダグはスティーブンス博士に会います。そこでクレイトン、マーク、ジェイソン、リックの話をしました。スティーブンス博士は「私がカウンセリングしているが、これ以上は話せない」と言います。
FBIとNSAが警察署にやって来ました。署長とダグに「今まで調べた資料をよこせ」と詰め寄ります。ダグは「調べた結果、何かが入っているドライブを探していることがわかった」と話します。
スティーブンス博士は、刑務所の所長を呼び出します。スティーブンス博士は実は政府の要人で、所長に「10年前に、6人の男を送り込み、この中の一人がドライブを隠し持っているから見つけ出せと言ったはずだ」と言うと、所長は「最前は尽くした」と言ったものの、そのまま殺されます。
ディテクティブ:刑事ブラッドリーの結末
ライアンが、森の中の池から、水中に隠していたボックスを回収しています。丘に引き上げ、ボックスを開けると中にカードチップが入っていました。これこそドライブでした。しかしドライブにはGPSが入っていて、取り出した瞬間場所が特定され、大統領まで報告が入ります。大統領は「何としても取り返せ、あれが流出したら大変なことになる」と言います。
FBIとNSAは「ライアンが持っていた。弟も一緒に殺せ。弟は刑事だから汚職警官の証拠を作ればいい」と言います。スティーブンスが署長を人質にしてダグを呼ぶと、「ドライブを渡せ。渡さないとエイミーの命がなくなる」と脅します。ダグは「ライアンが持っている。ドライブは渡すからエイミーには手を出すな」と言います。スティーブンスは「3時間後、刑務所の裏に来い」と言います。
ダグがライアンに会うと、ライアンはドライブにアクセスします。しかし暗号化されていました。するとライアンは「オレの得意分野だ、任せろ」と解読すると、「大変だ!軍以外に国庫にもアクセスできる」と言い、二人は刑務所に向います。
ライアンは刑務所の上からライフルで狙い、ダグがスティーブンスらに会います。ダグがドライブを渡すと「担当者が中身はカラだ」と言い、発砲してきました。すかさずライアンが狙い撃ちし、銃撃戦の末、全員を射殺しました。
ダグはエイミーとの生活を取り戻し、ライアンは一人ドライブを持って山に籠るのでした。
以上、映画「ディテクティブ:刑事ブラッドリー」のあらすじと結末でした。
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