クリッシュの紹介:2013年インド映画。インドで大人気を博した仮面のスーパーヒーローによるアクションSF映画。本作はシリーズ3作目である「Krrish3」にあたる。正統派ヒーロー映画だった前作までからコメディ路線に大幅転向し、アメリカでも初登場14位という快挙を成し遂げた。
監督: ラケシュ・ローシャン 出演者:リティク・ローシャン(クリシュナ・メーラ/クリッシュ/ロヒト・メーラ)、ヴィヴェーク・オベロイ(カール)、プリヤンカ・チョープラー(プリヤ・メーラ)、カングナ・ラナウト(カヤ), アリフ・ザカリア(ヴァルン・シェッティ博士)、アシフ・バサラ(アロク・セン博士)、ほか
映画「クリッシュ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「クリッシュ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
クリッシュの予告編 動画
映画「クリッシュ」解説
この解説記事には映画「クリッシュ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
クリッシュのネタバレあらすじ:起
インド政府の研究所で働くロヒト・メーラの息子、クリシュナ・メーラは、スーパーヒーロー「クリッシュ」として影で活躍していた。しかし、そのせいで出席不足となり、何度も日雇いの仕事を解雇されていた。
ロヒトが研究していたのは太陽エネルギーを利用して死んだ生命を生き返らせる方法だった。しかしその研究はなかなか上手くいくことはなかった。
ある日、クリシュナが警備会社をクビになった帰りに、飛行機のタイヤが不具合を起こして着陸できなくなったというニュースが届く。クリシュナはすぐさまクリッシュへと変身し、自らの力で飛行機を支えることで事故を防ぐ。
クリッシュのネタバレあらすじ:承
数日後、ロヒトは治療法が見つかっていない伝染病がナミビアで流行していると聞きつける。友人のヴァルン・シェッティ博士の取次ぎで、治療薬について知っているというカール研究所のアロク・セン博士を紹介してもらう。
しかし、シェッティ博士とセン博士は、女性ミュータントのカヤによって殺害されてしまう。カヤは、体が不自由ながらも超能力を持つ天才カール博士の手下だった。カールはマーンヴァルと呼ばれる、人間と動物をかけ合わせた特殊部隊を作り出していた。
そして、伝染病が実はカール自身によってバラ撒かれたものであることが明らかとなる。彼はその治療薬を売ることで、巨額の利益を得ようと計画していたのだった。
クリッシュのネタバレあらすじ:転
謎の伝染病はムンバイでもその脅威を広げていた。しかしその伝染病は、ロヒトの一家にだけは感染することはなかった。このことからロヒトは、クリシュナの血液を使い病気の特効薬を作り出す。
それを知ったカールはミュータントを送り出し、ロヒトを殺そうと画策した。クリシュナはミュータントの親玉を倒し、ロヒトを助けることに成功するが、妻であるプリヤは負傷してしまった。
カールはプリヤを誘拐し、その代わりプリヤそっくりに姿を変えたカヤをクリシュナのもとに送り出した。しかしカヤはクリシュナと行動をともにする内に、彼に惚れてしまう。カヤの正体を見抜いたクリシュナは、彼女に研究所へ連れて行くように命じる。カヤはためらいもなくそれに従うのだった。
クリッシュの結末
研究室にたどり着いたクリシュナは、そこで実はカールがロヒトの息子であったことを知らされる。以前アーリヤ博士の人質となっていたロヒトが、人体実験を受けて作り出されたのがカールだったのだ。
そしてカールはロヒトの骨髄を使うことで、障害を治療することに成功する。一方、カヤはプリヤを救い出し、クリシュナに会わせる。しかし、背信に怒ったカールによって彼女は殺されてしまう。
そして、クリシュナすらもカールには敵わず殺害されてしまった。息子の死を嘆いたロヒトは、研究成果を元に息子を生き返らせようとする。しかし、その過程で自らの生命力を全て息子に与え、力尽きてしまった。
復活したクリシュナにカールは、プリヤを渡さなければムンバイを壊滅させると脅す。だがクリシュナはロヒトの太陽エネルギー実験を応用することで、無事カールを倒すことに成功するのだった。
数カ月後、プリヤに子供が生まれる。その赤ん坊はロヒトと名付けられた。
以上、映画「クリッシュ」のあらすじと結末でした。
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