リベンジャー 処刑人の紹介:2016年フランス映画。殺人犯を捕えて射殺した殺人罪で6年間服役した元捜査官のフランクは、金で人殺しもする裏稼業をやっていました。ある日カミーユという女性に妹を探してくれと頼まれ、フランクは妹を殺したエリックという人物を見つけ殺します。しかしエリックが麻薬を牛耳るギャングのボス・アンテックの弟だったことからフランクは命を狙われ始め…というフランス発のバイオレンス映画です。
監督:ステファヌ・ロケ 出演者:ジャン=イブ・ブルジョワ(フランク)、マリー・デルマ(カミーユ)、エマニュエル・ボナミ(アンテック)、パトリック・メディオニグ(ベルナール)、ザビエ・ペレス(エリック)ほか
映画「リベンジャー 処刑人」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「リベンジャー 処刑人」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
リベンジャー 処刑人の予告編 動画
映画「リベンジャー 処刑人」解説
この解説記事には映画「リベンジャー 処刑人」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
リベンジャー 処刑人のネタバレあらすじ:起
捜査官のフランクは、娼婦を殺したアレックスを追っています。アレックスのアジトを見つけ相棒と乗り込むと、銃撃戦になりました。フランクは相棒を射殺したアレックスを捕まえます。応援部隊がやってきた時、アレックスが娼婦を殺した様子を話しながら、フランクを挑発します。怒ったフランクは拘束したアレックスを射殺しました。
この一件でフランクは殺人罪で投獄され、6年が過ぎました。釈放されたフランクは刑事時代からの情報提供者ブルーノを頼って、金で人殺しもやる裏稼業をしていました。行きつけのバーで座っていると、カミーユという女性が話しかけてきます。カミーユは「居なくなった妹のパトリシアを探してほしい。殺されているかもしれない。3000ユーロ出す。」と言います。
カミールは「警察に相談しても捜査するふりだけで見つからずに打ち切りになった。エリックに絶対殺されている。真相を知りたい、そしてエリックを殺したい」と言います。しかし反応しないフランクに対し「無駄な時間を取らせた」と言ってカミールは店を出ました。
リベンジャー 処刑人のネタバレあらすじ:承
フランクは自宅で、パトリシアとエリックの写真を見ていると、バーのマスターから電話が入り「昨日の女性がお前を探している」と言います。フランクはカミーユに電話をし、自宅に向かいました。
カミーユは「パトリシアは、大学に入学したころから遊びをおぼえ、エリック・バンドという男と知り会い恋仲になった。エリックは金を見せびらかせ、金持ち面をしていた。しかし些細な事で口げんかになり、エリックに暴言を吐いたパトリシアは殴られた。怒ったパトリシアは”エリックは勃起不能だ”と大声で言いふらした。これで怒ったエリックが、仲間たちとパトリシアを連れ去ったまま行方不明だ」と言います。
早速エリックの居場所を見つけたフランクは乗り込みます。しかし手下に待ち伏せられ暴行を受け、捕えられます。エリックは倒れたフランクに暴行を与え、パトリシアに硝酸をかけて焼き殺した話をします。フランクはエリックに「兄のアンテックもいたのか?」と聞くと「居た」と答えました。
この隙にフランクはエリックの首をナイフで切り裂いて殺します。そして手下の足を銃で撃ち抜き、逃げました。
リベンジャー 処刑人のネタバレあらすじ:転
フランクはカミーユに会い「エリックを殺してきた。一緒にあと3人いた」と話します。「パトリシアはどうやって殺されたの?」とカミーユが必死で聞きますが、フランクは答えませんでした。そしてカミーユは「3人も殺したい」と言います。
アンテックは弟のエリックを埋葬していました。その時、エリックと一緒にいた手下を射殺します。アンテックは麻薬で成り上がり、何度警察に逮捕されても無罪になるという周到な悪党で、フランクにとって仇のような男でした。
アンテックは弁護士を呼びフランクを調べさせます。そしてフランクが元麻薬捜査官で、今は殺し屋家業をやっていて、ブルーノが情報源だということを知ります。一方フランクはブルーノにアンテックの居場所を調べさせました。
しばらくしてブルーノはベルナールという自動車修理をやっている男を紹介します。ベルナールに会ったフランクは話を聞きます。「昔刑務所でアンテックと知り会った。アンテックは喧嘩に明け暮れ出所することには無敵になっていた。出所後アンテックに偶然会った私は、金欲しさに誘われるがまま仕事を手伝ったが、殺しまでやらされたので、抜けたいと言うと、手下のトニーにアキレス健を切られ、歩けなくなった」と言います。
リベンジャー 処刑人の結末
フランクがベルナールに「武器を頼む」と言うと、「息子のルドリーと行け」と言いました。そのころ、アンテックの手下のトニーらは、ブルーノを殺し、ベルナール夫妻を殺しました。
ルドリーはフランクを連れ、武器庫跡地に行きます。武器商人から武器を買い、外に出た時、アンテックらが銃撃してきます。フランクは二人に武器を渡し、応戦しました。しかし武器商人は射殺されました。フランクがルドリーに両親の惨殺死体を写メします。それを見たルドリーは怒り狂い2人を殺しますが、アンテックとトニーに追い詰められ殺されました。
フランクとアンテック、トニーの3人になりました。フランクは背後からチェーンでトニーを襲い絞殺し、トドメの銃弾を撃ち込みます。アンテックと1対1になりますが、双方弾切れになり、ナイフを持っての戦いになります。フランクとアンテックが相討ちになり、二人とも倒れ込んだ時、警官たちが乗り込んできます。
テレビを見ていたカミーユは「ギャング同士の抗争で9人が死亡する事件が発生しました。死者の中には麻薬王のアンテックも含まれています。生存者はフランク・ベリアただ一人で、怪我をしている模様ですが、命には別条はないとのことです」という、ニュース報道を見ました。
以上、映画「リベンジャー 処刑人」のあらすじと結末でした。
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