秘められた遊戯の紹介：2007年アメリカ映画。ほんの少しの刺激を求めて始めたゲームがもとで、偶然出会った夫と瓜二つの人物によって夫婦が陥った恐怖を描いた、エロティック・サスペンス映画です。
監督：チャールズ・T・カンガニス 出演：ウィラ・フォード、アンガス・マクファーデン、ロバート・モロニー、ロン・セルモア、パブロ・シルヴェイラ、イングリッド・トランス、ナンシー・シヴァク、ほか
映画「秘められた遊戯」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「秘められた遊戯」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
作品紹介・キャスト
映画「秘められた遊戯」解説
この解説記事には映画「秘められた遊戯」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
秘められた遊戯のネタバレあらすじ：起・刺激を求めて
広告代理店のやり手ビジネスウーマンであるクレアは、仕事も順調、精神科医の夫ジョナサンとも円満で、幸せな日々を送っていました。
年の離れた夫とは夫婦の営みが子作りのための作業になっていることが唯一の不満でした。クレアは夫との関係に情熱をもたらそうと、別人を装って誘いかけるが、理性的なジョナサンは乗ってきません。
ある晩、出張先のホテルのバーで、クレアはジョナサンに瓜二つの男を見かけます。普段と違う洒落た服装に、クレアはジョナサンが別人を装うプレイに応えてくれたのだと思い込み、彼と情熱的な一夜を過ごします。その後も彼とのメールのやり取りが続き、次の出張でもベッドを共にします。
秘められた遊戯のネタバレあらすじ：承・夫ではない男
ところが翌朝、彼が部屋にいるにもかかわらず、ジョナサンから電話がかかってきたことで、夫だと思い込んでいたその男が全くの別人サイモンで、それを知ったクレアは、驚愕とし、嫌悪感で慌てて男を部屋から追い出します。
サイモンは、自分を避けるクレアを会社の外で待ち伏せて、態度が急変した理由を問うが、クレアは「過ちだった、夫を愛している」と告げ、その後サイモンからのメールや電話は一切無視します。
納得できないサイモンはクレアの後をつけて自宅を突き止め、窓の外から家の中を覗くと、そこに自分とそっくりのジョナサンの姿を見つけ、彼女の不可思議な態度の理由を知ります。
その後もサイモンは執拗に電話をかけ続け、その異常さにクレアはストーカー被害を訴えるが、警察からは実害のないうちは動けないと言われてしまいます。
秘められた遊戯のネタバレあらすじ：転・エスカレートする欲望
自分を無視し続けるクレアに憤ったサイモンは、出張に赴くジョナサンを空港で拉致・監禁し、自宅に押し入るとクレアに襲い掛かりレイプします。そしてジョナサンのオフィスに忍び込みます。
オフィスのＰＣからジョナサンのことを調べ上げたサイモンは、ジョナサンに自分の服を着せて解放、自宅へ帰ってきた彼はクレアの通報で張り込んでいた警察にサイモンと間違われて逮捕されます。
一方のサイモンは、ジョナサンになりすましてクレアのもとに現れると、彼女は夫と信じてサイモンとの過ちを告白します。
秘められた遊戯の結末：取り戻した幸せ
州立病院の精神科病棟で拘束されていたジョナサンは、顔見知りの看護師の助けを借りて病院を脱走。サイモンがクレアを連れて逃げた別荘へと向かいます。そこでジョナサンはサイモンと格闘になるが、銃を手にしたクレアはサイモンの服装をしたジョナサンを撃ってケガを負わせてしまいます。
しかし眼鏡を拾った彼女は、それがだてメガネだったことに気づき、自分がジョナサンだと思っていた男がサイモンだったことを知ると、彼を撃ち殺すのだった。
その後、クレアはジョナサンの子を出産。幸せな日々が戻るが、彼女の中にはいまだサイモンの悪夢が残っていた。
以上、映画「秘められた遊戯」のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する