沈黙の粛清の紹介:2016年アメリカ映画。このオヤジ、無双!――。スティーヴン・セガール主演の『沈黙シリーズ』第41作となるクライムアクション作品です。セガールは本作では製作総指揮も兼任、セガール演じる主人公の闇の仕置き人、彼を捕らえようとするFBI捜査官、主人公に部下を殺されて復讐に燃えるマフィアのボスといった三つ巴の血みどろの抗争が描かれていきます。
監督:マイケル・ウィニック 出演者:スティーヴン・セガール(ロバート・サイクス)、クレイグ・シェイファー(ウィリアム・ポーター)、ルイス・マンディロア(ジェームズ・ピーターソン)、ジェームズ・ルッソ(ヴィンセント・ロマノ)、ヘレナ・マットソン(ケリー・グリーン)、マイケル・フリン(コネリー警部)、グリフ・ファースト(ジェリー・サイモン)、ラファエル・ペタルディ(カルロス)、R・D・コール(ランドルフ市長)ほか
映画「沈黙の粛清」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「沈黙の粛清」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
沈黙の粛清の予告編 動画
映画「沈黙の粛清」解説
この解説記事には映画「沈黙の粛清」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
沈黙の粛清のネタバレあらすじ:起
深夜の大都会。ロバート・サイクス(スティーヴン・セガール)は街を一望できるタワーの頂上に上がり、葉巻に火を点け、ライフルを構えてその時を待っていました。やがてタワーの真下のミサイル格納庫周辺にギャング組織の二大勢力「ファースト・ストリーター」と「ホワイトボーイズ」が集結、これより麻薬の取引が行われようとしていました。タワーのサイクスはライフルで一人ずつギャングたちを狙撃していき、両勢力はマシンガンで応戦してきましたが、サイクスはこれをものともせずにライフルをマシンガンに持ち替え、次々とギャングたちを射殺していきました。サイクスはどさくさに紛れて大金を持ち逃げして車で逃げようとしたギャングの一人を車ごと爆殺、大方ギャングたちを片付けるとワイヤーでタワーから降り、静かにその場を去っていきました。
翌日、現場には地元警察のコネリー警部(マイケル・フリン)とジェームズ・ピーターソン刑事(ルイス・マンディロア)、救急隊、マスコミなどが駆け付けました。昨晩サイクスに殺害されたものの大半は様々な事件で指名手配されている者ばかりでした。現場近くのタワーが怪しいと睨んだピーターソンが頂上に上ると、そこではFBI特別捜査官のウィリアム・ポーター(クレイグ・シェイファー)が現場に落ちていた葉巻の吸い殻を拾うなど独自の検証を始めていました。FBIの出る幕じゃないというピーターソン刑事に、ポーターは実行犯は単独犯だとの見解を語りました。その後、ホテルの部屋に戻ったポーターは、写真立てに入れた妻と息子の写真に目をやると、昨晩のギャング襲撃事件に関するテレビニュースを見ていました。
その頃、昨晩の襲撃事件で生き残ったギャングのひとりが、この街を仕切るギャングの親玉ヴィンセント・ロマノ(ジェームズ・ルッソ)の前に連れ出されていました。生き残りは誰に襲撃されたからわからないと証言すると、ロマノは部下に生き残りの始末を命じ、襲撃者の正体を暴くよう命じました。
一方、その襲撃者本人であるサイクスはロマノが仕切るストリップ劇場「スネークアイ」に来ていました。サイクスは客の男たちが拳銃を所持していること、そして店内で麻薬の取引が行われている様を見逃しませんでした。店の奥の事務所には大量の銃器と麻薬がありました。この店で働くストリッパーのケリー・グリーン(ヘレナ・マットソン)は自分の出番直前に息子が発熱したとの電話を受け、楽屋でコカインを吸っていた同僚のナターシャ(イレアナ・ハクスリー)に急遽代役を任せて店を後にしました。サイクスは爆弾の入ったアタッシュケースをテーブルの下に置いて店を出、手にしていたスイッチを起動させました。「スネークアイ」は瞬く間に大爆発を起こして黒煙を上げ、ホテルで眠っていたポーターはこのニュースを耳にしました。事件現場にはコネリー警部やピーターソン刑事らが駆け付け、テレビリポーターのジェリー・サイモン(グリフ・ファースト)が現場から生中継していました。店は控室を除いて全焼、生存者はシフトのストリッパー2名のみでした。
沈黙の粛清のネタバレあらすじ:承
ロマノの手下たちが現場を監視するなか、ケリーはニュースを聞きつけて店に戻ってきました。犯人らしき人物を見たというケリーはポーターやピーターソン刑事に詳細を訊かれていると、野次馬の中にサイクスの姿がありました。サイクスに見覚えのあるポーターは「奴だ」と呟くと急いで後を追いましたが、サイクスは既に行方をくらましていました。
ポーターはコネリー警部やピーターソン刑事らにサイクスのことについて語り始めました。サイクスはかつてはエリート特殊部隊の司令官で階級は大佐、数々の戦場で功績を上げた戦闘のスペシャリストでした。より詳しくサイクスのことについて知りたいというピーターソン刑事に、ポーターはサイクスがアフガニスタンでの特殊任務についていた際に、アメリカに残してきた妻と子供をギャングの流れ弾で失ったことを伝えました。結局妻と子供を殺した犯人を特定することはできず、精神を病んでしまったサイクスはそれ以来まるで軍の任務を遂行するかのように街に蔓延るギャングや悪党を一人で始末し続けてきたというのです。ポーターはかつてサイクスの部隊にいたことを明かし、自分も捜査に協力させてほしいと願い出、今回の件はFBIにとって管轄外だと言うピーターソン刑事にサイクスの顔を見ているケリーは重要参考人だと主張しました。
翌日、二人組のチンピラが警察に逮捕されました。物陰に潜んでいたサイクスはライフルで連行される途中だったチンピラたちを射殺、警察の警戒をかわしてその場から逃走しました。その頃、部下のカルロス(ラファエル・ペタルディ)から「スネークアイ」が完全に破壊されたとの報告を受けたロマノは必ず犯人を暴き出すようカルロスたちに厳命、犯人(サイクス)の顔を見たというケリーを今すぐ連れてくるよう命じました。
その日の深夜、ポーターは単身で密かに「スネークアイ」に立ち入り、奥の事務所にあったパソコンの残骸からハードディスクを引き出しました。裏口から外に出たポーターはカルロスが見張りに差し向けた二人組の手下に絡まれ、得意のナイフ捌きであっという間に手下たちを刺し殺しましたが、その光景を居合わせたカルロスに目撃されてしまいました。
翌朝、ケリーはいつものように通学する息子コリー(アイデン・ビーグリー)を送り出しました。その頃、サイクスは娼婦を招き入れようとしていたギャングの一人を射殺していました。「スネークアイ」裏口に駆け付けたピーターソン刑事は無断で中継に立ち入っていたサイモンとカメラマンを追い払い、「一体いつまで続く…」と呟きました。
その頃、ポーターはホテルの部屋で「スネークアイ」から押収したハードディスクを復旧し、数あるデータの中からケリーの住所と電話番号を特定しました。一方、カルロスから報告を受けたロマノはテレビニュースでポーターの顔を確認、「FBIは狩猟用ナイフで人は殺さんよ」とポーターを厳重に警戒するよう命じました。
ケリーは自宅でこの街を離れる支度をしていました。そこにロマノの部下たちが現れ、ケリーに銃を突き付けて事件の真相を教えるよう迫りました。ケリーは男(サイクス)の顔までは覚えていないと返したところ、ケリー宅を訪れてきたポーターが「まだ話がある」と告げるとロマノの部下たちを一瞬にして射殺しました。コリーがまだ学校にいると聞いたポーターは、ケリーに自分の宿泊先を教えると彼女を警察署まで連れて行くことにしました。ところが、ポーターとケリーは裏通りでロマノの部下たちに襲撃され、ポーターは銃撃戦の末に何とかケリーを逃がすものの危うく殺されそうになりました。そこに現れたサイクスが部下を撃ち殺し、「アンタを止めてやるよ」と言うケリーに「悪党どもを殺してくれてありがとよ」と返すと「教えてくれ。世界を救うために命を捨てられるか? 誰にも知られずに。そこが俺とお前との違いだ。俺に何ができるか見せよう。明日の深夜12時に「デビルズ・ガーデン」(ロマノが仕切るクラブ)に一人で来い」と告げて去って行きました。
沈黙の粛清のネタバレあらすじ:転
次の知事選への出馬を狙うランドルフ市長(R・D・コール)の定例会見を取材していたサイモンは、ギャングたちを成敗してくれる“スーパー自警団員”のおかげで街に平和がもたらされ、今やその支持率は市長をも超えたとの持論を述べました。ランドルフ市長は妻に内緒で愛人を囲っており、サイモンはそんな市長を「クズだね。市長の運命は市民が決めるのさ」と言い捨てました。時を同じくして、サイクスはこの日も麻薬の取引をしていたギャングたちを狙撃していました。
一方のポーターは拳銃を握りしめたままホテルの部屋で休んでいました。そこにケリーがコリーを連れて訪れ、ポーターは行くあてのないケリー親子を「好きなだけここに居るといい」と匿うことにしました。その際、コリーから家族のことを訊かれたポーターはその生死を明らかにしませんでした。
その頃、警察署ではコネリー警部やピーターソン刑事らが街の犯罪率低下について話し合っていました。ピーターソン刑事はサイクスはまるで幽霊のような存在だと言い、ペンタゴンにポーターについての情報開示を求めたものの資料どころかその存在すらも確認できなかったことをコネリー警部に伝えました。そこにポーターが現れ、この日の深夜に「デビルズ・ガーデン」でサイクスに会うことを伝えてきました。
警察は「デビルズ・ガーデン」の周囲に特殊部隊SWATを待機させ、ポーターは自分の指示があるまでは動くなとピーターソン刑事らに告げて単身で店の中に入っていきました。店内では既にサイクスが待ち構えており、サイクスはポーターが街のギャングを殺してあたかも自分の仕業であるかのように装ったと言い出しました。ポーターはあくまでも正当防衛だと主張しますが、サイクスはポーターの目の前で堂々と葉巻を吸いながら「俺は家族と同じくらいこの国を愛している。国の外の敵だけじゃなく、国内のあらゆる敵から祖国を守るべきじゃないのか。人々が犯罪に怯えているのに、なぜ俺たちが我慢しなくてはならないのだ? 誰かが動かねばならんのだよ」と持論を展開、酒に溺れて妻に捨てられたポーターに言われる筋合いはないと言い捨てました。
一方、店の奥ではカルロスが防犯カメラの映像でポーターとサイクスの姿を確認していました。ポーターはSWATに店内に突入してサイクスを逮捕するよう指示しましたが、サイクスは電波妨害装置を起動させており、「もうお前に用はない」と告げるとポーターの座っている椅子に爆弾をセットしていること、起爆スイッチは自分が握っていることを伝えました。サイクスはスイッチをちらつかせながら、ポーターに「ここにいる全員が死ぬ」と告げてその場を後にしました。ポーターが爆弾の位置を確かめようとしているところにロマノの部下たちが襲いかかり、店内は騒然となりました。ポーターは椅子に座ったままの状態でカルロスら部下たちを全員射殺しましたが、そこにロマノ自らマシンガンを持って現れ、ポーターは手を撃たれて負傷しました。その時、店内にピーターソン刑事がSWATを引き連れて突入、ロマノは不敵な笑みを浮かべながら身柄を確保されました。ピーターソン刑事から椅子の下には爆弾など仕掛けられていないと教えられたポーターは「あのクソ野郎」と吐き捨てました。その後、ポーターは駆け付けた救急隊員に傷の手当てをしてもらい、事情の説明を求めるピーターソン刑事に無線の電波を妨害されたと伝えました。しかし、SWAT隊員の証言によるとどうやらポーターが自ら無線を切った可能性が高く、コネリー警部はロマノを警察署に連行することを告げるとピーターソン刑事らにポーターの監視を命じました。ところが、ピーターソン刑事らは現場に駆け付けたサイモンの直撃取材を受けている間にポーターは姿を消していました。
ホテルに戻ったポーターはケリーにサイクスを取り逃がしたことを伝え、サイクスはかつての上司で親友だったと明かし、サイクスは自分を利用してロマノの組織を潰したと語りました。ケリーの身を案じるポーターは、自分がサイクスになりきることで彼の暴走を止めると誓い、自分の息子が使っていた野球用グローブをコリーにあげることにしました。一方、ロマノの移送を今か今かと待ち構えるサイモンの元に「今夜10時に「スネークアイ」で待つ。警察に言うな」との差出人不明の手紙が送り付けられていました。
翌日、リチャード議員(アン・スチュアート)の娘が「デビルズ・ガーデン」で銃撃戦に巻き込まれて死亡したことを知らされたピーターソン刑事は、議員から必ず犯人を捕らえるよう要請されました。コネリー警部は議員の娘がなぜ「デビルズ・ガーデン」に来ていたのか疑問に感じ、リチャード議員とロマノの関係を疑いました。
やがてロマノは検察に移送されることになり、サイモンらマスコミが押し寄せるなか、防弾チョッキを着せられたロマノが護送車に乗せられようとしていたその時、1発の銃弾がロマノの頭部を撃ち抜きました。長距離銃でロマノの殺害に成功したサイクスはその場を後にしました。
沈黙の粛清の結末
警察署に戻ったピーターソン刑事の元にケリーがコリーを連れて訪れました。その頃、正式に知事選への出馬を宣言したランドルフ市長はリチャード議員の立ち合いのもと演説を開き、自分が知事に就任した暁には必ず“スーパー自警団員”を捕まえると宣言、FBIに協力を要請したことを発表しました。サイクスとポーターはそれぞれの場所から市長の演説の中継を見ており、ポーターは「マズイことになった」と呟きました。サイクスは念入りに武器の手入れをし、ポーターもまたサイクスとの全面対決を決意していました。
取調室でピーターソン刑事から「スネークアイ」事件のことを訊かれたケリーは、犯人の顔ははっきりと覚えていないと証言しました。続けてケリーはポーターが自分と息子の命を救ってくれたと証言、襲撃してきたロマノの部下たちはサイクスが殺した1名を除いて全員がポーターに殺されたこと、ポーターの行動は正当防衛だったと語りました。その時、署にFBIのドノヴァン捜査官(デュエイン・ステファンズ)とフランクス捜査官(ティム・シューメーカー)が現れ、ポーターについては知らないと言い出しました。不審に思った署の全員は急遽ポーターの経歴を洗ったところ、実はポーターはFBI捜査官ではないことが明らかになりました。得られた情報はサイクスとポーターはいずれも退役軍人だということであり、ペンタゴンが二人の情報を照会している間にピーターソン刑事、FBI、SWATはポーターの宿泊先のホテルに乗り込みました。しかし、部屋は既にもぬけの殻であり、そこにあったのはポーターの妻と息子の写真だけでした。
夜10時。サイモンはカメラマンと共に「スネークアイ」を訪れました。そこに待ち構えていたサイクスにサイモンは単独インタビューを行おうとしましたが、サイモンは既に“政権交代”の計画が進んでいることを伝えるとサイモンとカメラマンを殺害しました。
その頃、ホテル内を捜査していたピーターソン刑事のもとにポーターから電話がかかってきました。ポーターは「スネークアイ」の傍にある公衆電話から電話をかけており、サイクスの次の狙いはランドルフ市長だと告げると禁煙していた葉巻を吸い始めました。FBIに追われていることを知らされたポーターは「俺はただ自分の罪を償いたいだけだ」とサイモンと決着をつけることを告げてその場を去り、コネリー警部は直ちに市長を護衛するよう命じましたが、当の市長は市庁舎にも自宅にもおらず、携帯電話も繋がりませんでした。その頃、ランドルフ市長はとあるホテルで愛人と密会していました。
ピーターソン刑事はサイモン殺害現場に急行、カメラマンのテレビカメラを押収しようとしましたがメモリーカードは既に抜きとられていました。ピーターソン刑事はドノヴァン捜査官らに市長の行方を探すよう依頼、ポーターが電話をかけていた発信源の公衆電話を調べようとしたところ、部下からサイクスとポーターに関する情報が入ったとの連絡を受けました。サイクスの個人情報は完全に黒塗りされていましたが、サイクスは戦闘中に死亡したことになっており、遺体は確認されていないということでした。ポーターはサイクスが生死不明になった直後に勤務中の飲酒や度重なる規律違反を理由に除隊となっており、ピーターソン刑事の部下はサイクスとポーターの状況がまるで正反対であることに驚きを隠せませんでした。これまでのポーターの行動や言動、捜査状況を思い返したピーターソン刑事は、一連の事件はサイクスになりすましたポーターが引き起こしたものだと結論付けました。
その頃、サイクスはランドルフ市長のいるホテルを訪れ、サイレンサー付きの拳銃で愛人と情事の最中だったランドルフ市長を射殺しました。市長の居場所を突き止めた警察はピーターソンやFBIなどをホテルに向かわせている間、ホテルの屋上に現れたポーターは引き上げようとするサイクスに銃を向けました。サイクスはポーターの銃を跳ね除けると、「どうやら俺とお前は同一人物だと思われているようだ」とポーターに告げ、二人はケリをつけるために拳を交えました。ポーターがサイクスの強さに苦戦しているその時、ホテルの上空にFBIのヘリが飛来してきました。サイクスは天窓をぶち破って階下へ逃げると、一人屋上に残ったポーターはFBIの銃撃をかわしながら階段に逃げ込みました。
サイクスは手の甲を貫いていたナイフを抜き取り、時限爆弾を取り出してセットしました。サイクスの手の怪我は奇しくもポーターが負っている怪我と同じ左手でした。そこにナイフを手にしたポーターが追いつき、二人はナイフを使って激戦を繰り広げました。FBIのヘリの投光器がサイクスの姿を捉えたその時、サイクスは起爆装置のスイッチを押しました…。
翌朝、ホテルの火災現場から左手に怪我をした1体の遺体が運び出されました。遺体に付いていた認識票はサイクスのものであり、コネリー警部とドノヴァン捜査官はポーターなど元から存在していなかったと結論づけました。現場に駆け付けたケリーに、ピーターソン刑事はこの遺体はポーターの名を騙っていたサイクスであり、ポーターの真の姿は殺人犯だったと告げました。それでもポーターが自分とコリーの命を救ってくれたことに変わりはないというケリーは、「悪人はいなくなった。それで十分でしょ?」と言うとその場を後にしました。付近で待たせていたコリーはポーターからもらったグローブを手にしており、“ママの友達”からもらったと証言しました。ケリーはコリーにグローブを大切にするよう告げると一緒に帰路につきました。
以上、映画「沈黙の粛清」のあらすじと結末でした。
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