ファンハウスの紹介:2015年アメリカ映画。1981年に製作された「ファンハウス 惨劇の館」のリメイク作品が本作。若者達がファンハウスに集められた時、惨劇が始まる…。「エルム街の悪夢」のフレディ役であまりにも有名なロバート・イングランドが出演しているのも注目すべき所です。
監督:アンディ・パーマー 出演:ジェレ・バーンズ(マニュエル・ダイアー/知性のマニー)、スコッティー・トンプソン(ケート保安官)、マット・エンジェル(モーガン)、ロバート・イングランド(ケーン院長)、チャスティ・バレステロス(クリスティーナ)、クリント・ハワード(ウォルター・ハリス/剥製師)、キャンディス・デ・ヴィッサー(クイン/ドールフェイス)、ほか
映画「ファンハウス」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ファンハウス」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ファンハウスの予告編 動画
映画「ファンハウス」解説
この解説記事には映画「ファンハウス」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ファンハウスのネタバレあらすじ:起
ハロウィンの夜。記者のクイン(キャンディス・デ・ヴィッサー)は、ステイツビルにある凶悪な異常犯罪者が収監されていると言われる精神病院にやってきていました。ケーン院長(ロバート・イングランド)から、この病院にいる患者を一人ずつ紹介して回ってもらうクイン。
人肉を提供していたアニマルことジェフリー・ラムジーズ、生きたまま被害者の口に機械を突っ込み歯を抜いていたブラッドフォード・ヤング、殺した被害者を剥製にしていたウォルター・ハリス、殺人プロレスラーピエロのロッコ、そして史上最大の集団自殺の首謀者マーニーことマニュエル・ダイアー(ジェレ・バーンズ)と、次々と案内は続きます。
さすがに気分が悪くなったクインをケーン院長が部屋に連れていくと、クインがケーン院長を誘惑しながら殺害。駆けつけた警備員をも殺害すると、患者達を解放して父であるマーニーとの再会を喜びます。
モーガン(マット・エンジェル)は同僚のローリーに想いを寄せていましたが、デートに誘う勇気がありませんでした。ファンハウスというマーニーの集団自殺をモチーフにした展示場の事を知ったモーガンは、ローリーを含めた同僚達とファンハウスに行く事にしました。
ファンハウスのネタバレあらすじ:承
精神病院を脱走した患者達はこのファンハウスに向かっています。何を隠そうこのファンハウスはマーニーとクインが作り上げたもので、オーナーはクインの操り人形でした。クインはステッチ・フェイスキラーという殺人鬼だったのです。アニマルらもファンハウスに到着し準備万端、ファンハウスの開幕です。
ケート保安官(スコッティ・トンプソン)はステッチ・フェイスキラーについて調べていました。ステッチは殺害するとその人物の目や口を縫い付けてしまうのです。
DJのボブとロブ、そして多くの人が続々とファンハウスにやってきます。皆がまさか中にいるのが殺人鬼だとは思わず、お化け屋敷感覚で楽しんでいましたが、クイン達は容赦なく来たものを殺していきます。
一方、モーガン達はファンハウスにやってきました。一人怖じ気づいて入るのをやめた者を除いた6人が中に入っていきます。中には死体などが転がっていますが、やはりモーガン達もアトラクションの一つだと思ってしまいます。彼らはどんどん奥に進み、やがて二人組に別れていきます。モーガンはローリーと組になりました。一世一代のチャンスです。
ケート保安官の元にはファンハウスからの助けを呼ぶ電話が鳴り響いていました。あまりの多さにイタズラだと思っていたのです。
ファンハウスのネタバレあらすじ:転
再び合流したモーガン達でしたが、仲間の一人クリスティーンが化粧をしに行ってから帰ってきません。クリスティーンはトイレでクインに殺されていました。探しに出たモーガン達がクリスティーンの遺体を見つけたとき、初めてファンハウスにあった死体が本物だと気づくのです。
恐ろしくなり外に逃げようとしますが、出口はすでに封鎖されていました。そこにピエロのロッコが現れ、マイキーとロッコが殺されてしまいます。モーガンはフェンスを登り外に出ますが、ローリーとジェイソンはロッコに捕まってしまいました。
モーガンは外に助けを呼びに向かい、ローリー達は時間を稼ぐため無謀にもロッコに挑みますが、ジェイソンが難なく殺されてしまいます。
ケート保安官はドイル副保安官とあの精神病院にやってきていました。その凄惨に殺されている死体を見てクインの仕業だと確信します。そしてファンハウスからの電話がイタズラではなかったことに気づいたのです。ケート保安官は急いでファンハウスへと急行しました。
逃げてきたモーガンと出会ったケート保安官達は、モーガンから話を聞くと現場へと向かいます。ブラッドフォードやマーニーに次々と仲間を殺されながらも、ローリーはどうにか生き延びていました。
ファンハウスの結末
被害者達と協力し、どうにかブラッドフォードを倒し、マーニーはケート保安官と対峙します。ケート保安官は驚きを隠せませんでした。目の前にいるマーニーはケート保安官の父で、彼女は集団自殺の生き残りだったのです。彼女の母はマーニーに目の前で焼き殺されています。
一方、モーガンはファンハウスに残っている人を逃がして回ります。そこにロッコが現れますが、ドイル副保安官が発砲しますが外してしまいます。
その後、ウォルターをどうにか倒したモーガンとドイルは、バラけて手分けして残りの殺人鬼を倒すことにしました。ドイルはロッコを、モーガンはアニマルを苦戦の末倒します。ケート保安官は因縁の相手マーニーを撃ち殺しますが、直後クインに襲われてしまいます。ローリーの助けを得てケート保安官はクインと相討ちとなるのでした。
無事にファンハウスを出ることのできたモーガン達。しかしロッコが生きていてモーガンを殺してしまいました。しかしドイルが今度こそはと、ロッコにとどめを刺します。
瀕死ながらも生きていたケート保安官にローリーは付き添い、救急車に乗ります。しかしそのケート保安官はクインが変装したものでした。クインはローリーや乗員を殺して外へ飛び出していきます。その頃、とどめを刺されたはずのロッコが目を覚まして暴れだしました。
以上、映画「ファンハウス」のあらすじと結末でした。
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