バードシャー テルグの皇帝の紹介:2013年インド映画。日本で公開されることはまだ少ないテルグ語によるアクションコメディ映画。テルグ映画界の大スターであるN・T・ラーマJrが出演している。様々な名作のパロディを折り込みながら、世界中を舞台にド派手な娯楽活劇が繰り広げられる。
監督:シュリーヌ・ヴァイトラ 出演者:N・T・ラーマ・ラオ・ジュニア(ラーマ・ラオ)(バードシャー)、カージャル・アグルワール(ジャーナキ)、ナブディープ(アーディ)、ケリー・ドルジー(サードゥ・バーイ)、ブラフマーナンダム(パドマナーバ・シンハ)、コニデラ・ナゲンドラ・バーブ(バララーム)、シッダールト(シッドゥ)、ヴィクラムジート・ヴィルク(ヴィクラム)ほか
映画「バードシャー テルグの皇帝」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「バードシャー テルグの皇帝」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
バードシャー テルグの皇帝の予告編 動画
映画「バードシャー テルグの皇帝」解説
この解説記事には映画「バードシャー テルグの皇帝」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
バードシャー テルグの皇帝のネタバレあらすじ:起
インドの地下社会の一員となったバードシャー。彼は父のダンラージとともに暗黒街の王サードゥ・バーイの下で働いていた。ある日彼らは香港のマフィア、クレイジー・ロバートによって捕らえられる。しかし、ロバートを打ち負かして脱出したバードシャーは、インドと香港の両警察に追われながらも逃避行を続ける。
イタリアのミラノでバードシャーは、ソーシャルワーカーのジャーナキと接触する。自殺をほのめかすことで彼女に近づくバードシャーをジャーナキは親身に手助けするが、その過程で彼女は彼に恋心を寄せていく。
一方、インド警察のアーディとラムチャンダルは警官殺しの件でバードシャーに嫌疑をかけていた。そしてロバートもまた、バードシャーを追っていた。バードシャーの右腕であったマフィアは、情報の提供を拒んだためにロバートによって殺されてしまう。
バードシャー テルグの皇帝のネタバレあらすじ:承
ダンラージはサードゥのもとでカジノを経営していたが、敵対するビクター・ジョニー親子のために香港を手中に収められずにいた。
サードゥはある日バードシャーに、ビクターに捉えられた手下を奪還するように命じる。その見返りとしてバードシャーはマカオの支配権を要求する。
ジョニーのアジトに忍び込んだバードシャーは、臓器売買のために監禁されていた子どもたちを解放し、見事ジョニーを殺害することに成功する。そして、息子の死を知ったビクターは香港の支配権をサドゥに手渡した。
しかし、サードゥは一連の誘拐事件が、実はバードシャーの自作自演だったことに気がつく。バードシャーの狙いはサドゥを失墜させ、叔父のガネーシュとともにマフィアを乗っ取ることだったのだ。
サードゥの送った刺客によってガネーシュは殺害されてしまう。そしてまた、バードシャーもビクターとその一味を殺害する。以後サードゥはロバートと共謀することとなる。
バードシャー テルグの皇帝のネタバレあらすじ:転
サードゥが爆薬を密輸していることを知った警察は、アーディを始めとする警官を派遣する。しかし、アーディは実はサードゥと繋がっており、味方の警官隊を殺してしまう。
これに気付いたバードシャーはラムチャンダルに事実を伝える。そして見返りとしてアーディがジャーナキと婚約中であるという情報を得た。以後、二人は協力関係になる。
アーディは結婚式を挙げるためにジャーナキの家を訪問していた。しかしそこには、結婚仲介業者を装ったバードシャーが潜入していた。バードシャーはサードゥを排除する機会を伺う。
一方、ロバートは配下のマフィアとともに、都市の爆破計画を進めていた。しかしそれに気がついたバードシャーは、配下のマフィアを殺害し、その責任をジャーナキの家族であるパドマナーバになすりつける。
バードシャー テルグの皇帝の結末
バードシャーは母親にマフィアであることを見抜かれてしまう。失望する母だったが、バードシャーの語る真実を知ることでその考えは変わっていく。彼の兄シッドゥはかつてサードゥに殺害されていた。彼は警官になってサードゥを追い詰めようとしていたが、父がマフィアであるためその目標は叶わなかった。そこでマフィアの一員として情報収集をすると同時に、復讐の機会が訪れるのを虎視眈々と狙っていたのだ。
ジャーナキの結婚式場では、アーディが飲み物に高濃度のアルコールを混ぜて、バードシャーの情報を聞き出そうとする。しかし、ジャーナキの父に目論見がばれ、結局結婚は台無しになってしまう。
ハイデラバードに来たサードゥは爆薬の情報を警察に漏らした人物を殺害した後で、アーディにラムチャンダルとパドマナーバを誘拐させる。しかし、その途中でバードシャーに発見され、抗争が始まる。結果としてバードシャーはサードゥ、アーディ、ロバートを含む一味を壊滅させ、その後ジャーナキと結婚式を挙げのだった。
以上、映画「バードシャー テルグの皇帝」のあらすじと結末でした。
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