ザ・ラスト・ウォーリアーの紹介:2014年ニュージーランド,イギリス映画。ウィレパの部族に侵略され、族長である父と、部族全員を殺されたホンギは、ウィレパに復讐するため『死の地』へ向かいます。『死の地』には、ホンギと同じようにウィレパの部族に滅ぼされた生き残りが、入って来るものを殺して食っている戦士がいました…という内容のニュージーランドの先住民族の戦いを描いたアクション映画です。
監督:トア・フレイザー 出演者:ジェームス・ロールストン(ホンギ)、ローレンス・マコーレ(戦士)、テ・コヘ・トゥハカ(ウィレパ)ほか
映画「ザ・ラスト・ウォーリアー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ザ・ラスト・ウォーリアー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ザ・ラスト・ウォーリアーの予告編 動画
映画「ザ・ラスト・ウォーリアー」解説
この解説記事には映画「ザ・ラスト・ウォーリアー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ザ・ラストウォーリアーのネタバレあらすじ:起
部族長のタンたちが、ウィレパの部族に会います。ウィレパが骨塚で先祖の骨に大便をなすりつけている様子を、16歳のタンの息子ホンギが覗き見していました。ウィレパはホンギを見つけ、タンの目の前に突きだし「お前の息子は、先祖の遺骨に汚物をなすりつけた、殺す!」と言います。タンは「息子が本当にやったのなら私が殺す」と言います。聞いていたホンギは「濡れ衣だ!僕に罪をきせているんだ」と叫びます。ウィレパは「オレ達に戦いを挑むということだな」と言って、立ち去りました。
タンの部族の男たちは「ウィレパの寝込みを襲おう!」と意気盛んでした。タンはホンギに「ウィレパは戦いをするための口実を作ったんだ」と言います。その後タンは、『死の地』の話をします。「あの地には部族がいて繁栄していた。しかし一夜にして部族は全滅しいなくなった。今は化け物がいて、入って来るものを殺して食っている。ウチの部族を同じような目にあわせたくない」
その夜、ウィレパの部族が寝込みを襲ってきました。
ザ・ラストウォーリアーのネタバレあらすじ:承
逃げ出したホンギは、逃げながら森の斜面を転げ落ちます。村では男たちの虐殺が始まりました。そして族長のタンを捕まえて殺し、首を切り取ります。朝を迎え、帰ってきたホンギが見たものは、殺された男たちと、レイプされて泣く若い女達でした。女達は逃げていた族長の息子のホンギに怒りをぶつけます。ホンギはウィレパに復讐する誓いをたて、『死の地』へ向かいます。
そのころウィレパは「近道をするために死の地を通る」と言いました。タヒが「あそこには化け物がいる、危険だ」と止めるものの、ウィレパは「行く」と言って進みます。森の中でホンギは祖母の霊に会いました。祖母は「おまえ一人では何もできない」と言いますが、ホンギは「それでも行く」と言って進みます。
『死の地』に入ると、戦士が侵入してきた男と戦って殺していました。戦士はホンギに「お前の話を聞いて、殺して食うか、生かしておくか決める」と言います。ホンギがウィレパの話をすると、戦士の妻が「あの子を助けてあげて」と戦士に言います。
ザ・ラストウォーリアーのネタバレあらすじ:転
『死の地』を進むウィレパの部族から、「これ以上行きたくない」という数人が逃げました。ホンギはウィレパの一族を襲いに行く戦士に付いて行きます。戦士が数人を殺したものの、ホンギは戦い方がわからずオドオドしていました。この夜から戦士の特訓が始まります。
やがてウィレパらを待ち伏せした二人は、ウィレパの部族に戦いを挑みます。ホンギは戦士と共に何人ものウィレパの部族の人間を殺したものの、ホンギを助けながら戦った戦士は傷つき倒れます。ホンギの看病で元気になった戦士に、ホンギは戦士のいた部族の話を聞きます。戦士は「お前と同じ境遇だ、ウィレパを殺すのは難しい」と言います。ホンギは「ウィレパを殺さないと二人とも殺される」と言います。
6人になったウィレパ達は要塞にいました。しかしマナが焚火をしていたため、戦士に居場所を見つけられました。戦士とホンギは要塞に向かい一人殺すと、ウォレパらは要塞に逃げ込みます。戦士とホンギは見えるところで見張ります。要塞の中には水も食料もない事から、マナが「こうなったのは全部お前のせいだ」とウィレパに暴言を浴びせます。怒ったウィレパはマナを殺しました。
ザ・ラストウォーリアーの結末
戦士とホンギが要塞の中に火を投げ込むと、ウィレパらは槍を投げてきます。逃げて隠れているとウィレパらは要塞から出ました。戦士は森を探し、ホンギは要塞の中に入ります。するとウィレパとタヒは中に入って来ました。戦士は隠れていた二人に襲われ腹を刺されながらも、二人を殺します。
そして要塞に乗り込むとタヒが襲ってきます。戦士はタヒを殺すと、ウィレパに攻勢をかけられるホンギを助けに行きますが、逆にウィレパに一撃をくらい倒れます。戦士が死んだと思ったホンギはウィレパを追い込み、刀を首につきつけます。
ウィレパは「オレは部族の栄光の為に闘ってきた。オレが死ねばオレの功績は受け告げられ、死んだオレに変わり同じような奴が出てくる」と言います。ホンギは「それならお前を生かす。お前とお前の部族が、僕に一生代々借りがあると誓え」と言います。
死にたくないウィレパが「誓う」と言うと、ホンギはウィレパを殺さず逃がしました。これにより、部族間の侵略を終焉させました。瀕死の戦士が「オレは死んでも受け入れてくれるところがない」と言います。ホンギは「僕の部族が受け入れる」と言うと、戦士は息をひきとりました。
以上、映画「ザ・ラスト・ウォーリアー」のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する