チーム★アメリカ/ワールドポリスの紹介:2004年アメリカ映画。米国で長年に渡って大人気のアニメ、サウスパークのスタッフが制作した人形喜劇。サウスパークと同様に、放送コードギリギリの非常に過激な風刺表現や成人向け表現を含みながらも、現代アメリカの持つ様々な問題点を笑いの中に描き出している。監督、脚本、主演を務めるトレイ・パーカーは、数々の著名人を一人複数役で演じている。
監督:トレイ・パーカー 声優:トレイ・パーカー(ゲイリー、ジョー、金正日、ティム・ロビンス、ショーン・ペン、ヘレン・ハント)、クリステン・ミラー(リサ)、マット・ストーン(クリス)、マササ(サラ)、ダラン・ノリス(スポッツウッド)、モーリス・ラマーシュ(アレック・ポールドウィン)ほか。
映画「チーム★アメリカ/ワールドポリス」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「チーム★アメリカ/ワールドポリス」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
チームアメリカ/ワールドポリスの予告編 動画
映画「チーム★アメリカ/ワールドポリス」解説
この解説記事には映画「チーム★アメリカ/ワールドポリス」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
チームアメリカ/ワールドポリスのネタバレあらすじ:起
準軍事組織に位置づけられる警察隊のチーム・アメリカは、心理学者のリサ、その片思い相手のカーソン、超能力者のサラ、武道家のクリスなど癖のある面々で構成されていた。
彼らはパリに潜伏していたテロリストを撲滅するが、その過程でエッフェル塔や凱旋門など、フランスが誇る様々な文化遺産は破壊されてしまう。
パリでの作戦の後、カーソンはリサに婚約を申し出るが、その途中でテロリストの放った弾丸によって射殺される。
一方、北朝鮮では独裁者の金正日がテロリストたちに大量破壊兵器を供給していた。
チームアメリカ/ワールドポリスのネタバレあらすじ:承
チームのリーダー、スポッツウッドは、俳優のゲイリー・ジョンストンをマウントラッシュモア内にある基地に連れて行き、その演技の才能によってテロリストのアジトへ潜入することを要請する。
ゲイリーはエジプトに赴き、カイロのテロリスト拠点に潜入する。テロリストに発見されたゲイリーであったが、チーム・アメリカの援助によって、テロリストたちを皆殺しにすることに成功した。
しかし、その過程でカイロの街は廃墟となり、アレク・ボールドウィン率いる左派のハリウッド俳優組合から徹底的な批判に遭うことになる。
チームアメリカ/ワールドポリスのネタバレあらすじ:転
ゲイリーはリサに過去のトラウマについて告げる。彼が幼い頃、自身の演技の才能によって兄弟がゴリラに殺されてしまっていたのであった。
互いに打ち解けあった二人が一夜を共にしている間に、テロリストはパナマ運河を爆破する。自らの才能によって再び悲劇が起こってしまったと感じたゲイリーは、一人チームを後にする。
残されたメンバーは作戦のために中東に向けて旅立つ。しかし、マイケル・ムーアの特攻によって基地が爆破されたことで、チーム・アメリカは北朝鮮軍に敗北し、捕らえられてしまう。
ハリウッド俳優組合と裏で繋がっていた金正日は、用意していた多数のミサイルによって世界を破滅させようと目論みていた。
チームアメリカ/ワールドポリスの結末
アル中の浮浪者に喝を入れられたことで、自身の使命を思い出したゲイリーは、破壊された基地に戻り、スポッツウッドと再会する。
チームの危機を知ったゲイリーは、北朝鮮に潜入する。持ち前の演技の才能を駆使することで、彼は無事に、金正日に捕らえられていたチームメンバーを解放することに成功する。さらに映画俳優協会の著名俳優たちと遭遇したゲイリーは、彼らを皆殺しにし、北朝鮮から脱出する。
戦闘後、ゲイリーは平和式典に出席し、世界の指導者たちの団結を訴える。その傍らでゴキブリ型の地球外生命体である自身の本性をあらわした金正日は、宇宙船に乗り込み、宇宙の彼方へと逃亡する。
そして、再結成したチームアメリカは、平和のために再びテロリストと戦う準備を始めるのだった。
以上、映画「チーム★アメリカ/ワールドポリス」のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する