コップ・アウト 刑事(デカ)した奴らの紹介:2010年アメリカ映画。娘の結婚式を控え、費用を出す予定だった刑事のジミーは、相棒のポールと麻薬捜査でヘマをやらかし、無休の一カ月の停職を命じられます。給与が入らないジミーは、子供時代から大事にしていたレア野球カードを売りに出そうとカードショップに向かいますが、運悪く強盗が押し入りカードを盗まれてしまいます。カードを取り戻そうと犯人を追っていると、犯人は麻薬ディーラーの大物にカードを売却しており…という内容のブルース・ウィリス主演のアクションコメディ映画です。
監督:ケヴィン・スミス 出演者:ブルース・ウィリス(ジミー・モンロー)、トレイシー・モーガン(ポール・ホッジズ)、アダム・ブロディ(バリー・マンゴールド)、ケヴィン・ポラック(ハンセーカー)、ギレルモ・ディアス(ポー・ボーイ)、ショーン・ウィリアム・スコット(デイブ)、アナ・デ・ラ・レゲラ(ガブリエラ)、ミシェル・トラクテンバーグ(エヴァ)ほか
映画「コップ・アウト 刑事した奴ら」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「コップ・アウト 刑事した奴ら」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
コップ・アウト 刑事(デカ)した奴らの予告編 動画
映画「コップ・アウト 刑事した奴ら」解説
この解説記事には映画「コップ・アウト 刑事した奴ら」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
コップアウト刑事した奴らのネタバレあらすじ:起
9年目を迎えたジミー(ブルース・ウィリス)とポール(トレイシー・モーガン)の刑事コンビは、携帯ショップのオーナーを逮捕し、ポールお得意の寸劇を使って薬の売人の名前を吐かせます。
ディアスという男が今日再び薬を持ってくるという情報から、オーナーを泳がして携帯ショップでのおとり捜査に使います。ディアスがやって来ると携帯マンにコスプレしたポールの変な動きを察知し、オーナーを射殺して逃げました。ジミーが追い込みますが、ディアスを取り逃がしてしまいます。二人は署長のジャックに呼ばれ、無休の一か月停職処分を受けました。
ジミーには別れた妻のパムとの間に、エヴァ(ミシェル・トラクテンバーグ)という娘がいて結婚式を控えていました。エヴァに会うと結婚式費用が4万8000ドル必要と言われます。一か月間収入のないジミーは強がって「お父さんが払う、心配するな」と言いますが、パムの再婚相手のロイが「私が払ってやる」と言い出します。プライドを傷つけられたジミーは「オレが払う」と言って家を出ます。そして子供時代から大事に持っていた野球カードを売ることにしました。
ポールに「高値だと8万ドルで売れる」と言って、カードショップに持ち込みます。その時、カードショップにデイブ(ショーン・ウィリアム・スコット)ら二人組の強盗が入って来てスタンガンで倒され、野球カードとポールの拳銃を奪われました。その時、デイブの腕にダックスフンドのタトゥーが入っているのを見ます。
コップアウト刑事した奴らのネタバレあらすじ:承
かけつけた刑事に「犯人の特徴は覚えていない」と言って、ジミーはポールを連れてデイブを探します。するとデイブが、今夜金持ちの一軒家に泥棒に入ることを知ります。夜、一軒家に向かうと、デイブが屋根の上をジャンプして進んでいました。デイブはパルクールの達人でした。そこへ家の住人の女性が帰って来ます。
女性に事情を話すと拳銃をとりだします。制止して家に乗り込むと、ポールがデイブに人質に取られました。すると住人の女性が拳銃を発砲し、デイブを取り押さえます。ジミーらはデイブを拷問します。デイブは「野球カードと拳銃はポーボーイ(ギレルモ・ディアス)に売った」と言います。
ポーボーイの家に行ったジミーらでしたが、薬のディーラーの大物であるポーボーイは多くの子分を従えていました。ジミーが警察バッジを見せ「野球カードを返せ」と言うと、子分たちに拳銃を向けられます。そしてポーボーイは「オレの大事な車が盗まれた。取り返してくれたら野球カードと交換してやる」と言われます。
ジミーとポールが調べると、車を盗んだのは11歳の少年トニーでした。ジミーが「お母さんにバラすぞ」と言うと、トニーは「弁護士に売った」と言います。二人は弁護士の家に行き、得意の芝居をして車を奪います。音がするので調べると、トランクにガブリエラ(アナ・デ・ラ・レゲラ)というメキジコ美人が閉じ込められていました。
コップアウト刑事した奴らのネタバレあらすじ:転
車で走っていると、ポーボーイの弟のディアスが追ってきて銃撃戦になります。カーチェイスの末、ディアスが死にました。弟の死を知ったポーボーイは怒り狂います。
妻が隣のヘンリーと浮気をしているのではないかと思っているポールは、妻の部屋に隠しカメラを仕込んでいました。そのカメラには妻が他の男と居る姿が映っていました。ショックを受けたポールはガブリエラに優しくします。ガブリエラはメキシコの麻薬ディーラーの情婦で、ポーボーイらは、ディーラーを殺してガブリエラを拉致していたのでした。
ガブリエラはポールに手紙と十字架を渡します。二人は仲良くなりますが、ポールはガブリエラに手を出しませんでした。ガブリエラがシャワーを浴びると言ったままいなくなりました。十字架を調べると、フラッシュメモリーでした。
パソコンに差し込むと、膨大な数の薬の顧客リストが出てきます。そして手紙をスペイン語の分かる人に読んでもらうと「とても怖い、あなたたちを巻き込んでしまって悪い事をした」と書いてありました。
そのころ刑事のマンゴールッドらは、死んだディアスが持っていた拳銃がポールのものであることを突き止め、ポールがポーボーイとつながっていると捜査を始めます。
コップアウト刑事した奴らの結末
ポールは野球カード取り戻すため、デイブを保釈させ、ポーボーイの家に忍び込ませます。しかしパルクールに失敗して転落死しました。
一方、妻の浮気ビデオの続きを見ていたポールは、妻が「カメラに向かって、一緒にいるのはゲイの従弟だ」と、カメラを仕込んでいるのを知っての芝居だったことを明かします。元気になったポールもポーボーイの家に乗り込みます。
丁度そこへマンゴールドらがやって来ました。ポールが発砲すると銃撃戦になります。逃げ場を失ったマンゴールドらをジミーが助け、ポールと共に部屋に乗り込みます。ポーボーイがガブリエラを拉致していて、「フラッシュメモリーと女を交換だ」と言います。隙を見たジミーとポールがあっさりポーボーイを射殺します。ガブリエラはポールに抱き着きキスをしました。
ジミーはポーボールの体を探します。すると胸のポケットに野球カードがありましたが、顔の部分を弾が貫通していました。価値の無くなった野球カードを見て、ジミーは落胆します。
エヴァの結婚式で、パムが父としてロイも寄り添わせるとジミーに言います。結婚式の費用はロイが出したためでした。そして父が呼ばれると、ポールがロイに銃を突きつけ「立つな」と言います。エヴァを祝福するジミーは嬉しさがあふれていました。
以上、映画「コップ・アウト 刑事(デカ)した奴ら」のあらすじと結末でした。
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