フォー・クリスマスの紹介:2008年アメリカ映画。結婚に縛られず2人だけの生活を楽しんでいたカップルが、ひょんなことからクリスマスを互いの両親と過ごすことになり、煩わしい家族との大騒動に巻き込まれるロマンティック・コメディ。
監督:セス・ゴードン 出演:ヴィンス・ヴォーン(ブラッド)、リース・ウィザースプーン(ケイト)、ロバート・デュヴァル、ジョン・ファヴロー、メアリー・スティーンバージェン、ドワイト・ヨーカム、ティム・マッグロウ、ほか
映画「フォー・クリスマス」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「フォー・クリスマス」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
フォー・クリスマスの予告編 動画
映画「フォー・クリスマス」解説
この解説記事には映画「フォー・クリスマス」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
フォー・クリスマスのネタバレあらすじ:起
付き合って3年のブラッド(ヴィンス・ヴォーン)とケイト(リース・ウィザースプーン)。2人は互いの両親が離婚していたことから、結婚に縛られず子供も持たないことを信条として自由な恋愛を謳歌していた。
クリスマス休暇も煩わしい家族を避けるべく、ボランティアに行くと偽ってフィジーで2人だけのバカンスを楽しむ予定だった。
しかし出発当日、天候不良で飛行機は欠航、取材に来たテレビの生放送で2人が映ったことから嘘がバレてしまい、ブラッドとケイトはそれぞれの父と母、4つの家を訪問しなければならなくなる。
フォー・クリスマスのネタバレあらすじ:承
最初に訪れたのはブラッドの父ハワードの家。着くなりブラッドは総合格闘技のセミプロである兄弟ダラスとデンバー、その息子たちの手荒い歓迎を受ける。
そこでケイトはブラッドの本名がオーランドだったことを知り、黙っていたことに憮然とするが、ブラッドは意に介さない。
ブラッドが暴力的な家族の餌食になっている一方で、ケイトはダラスの妻から赤ん坊の世話を押し付けられ、慣れない手つきであやしていた。これまで子供はいらないと思ってきたケイトだったが、赤ん坊がふと泣き止んだ時、不思議な喜びを感じていた。
フォー・クリスマスのネタバレあらすじ:転
次に訪れたケイトの母マリリンの家では、ケイトが姉コートニーらから子供時代の肥満やイジメの件を暴露され、一緒になって笑うブラッドにいら立つ。
バスルームでコートニーの育児グッズの中から妊娠検査薬を発見したケイトは、生理が遅れていたことから恐る恐る検査を試みると、結果はセーフだったものの、意外にもがっかりしている自分がいた。
その後、母が入れ込んでいる牧師の教会へ行った2人は、急遽クリスマス劇の代役をすることになる。あがり症のケイトが舞台でパニックになっているのをよそに、ブラッドはひとりいい気分で演じていた。
憮然とするケイトと無頓着なブラッドは、次にブラッドの母ポーラの家へ。なんと母ポーラはブラッドの親友と再婚していて、生々しい性生活の話にブラッドは辟易する。
居合わせたダラス夫婦とともに3組の夫婦で”単語当て”ゲームを始めるが、ブラッドとケイトは1問も当てることができず、ブラッドはケイトのせいにするが、ケイトは互いのことを知らなさすぎて、意思の疎通ができていないことに気づく。
フォー・クリスマスの結末
最後にケイトの父クライトンの家に向かう途中、ケイトは自分の中に芽生えた違和感をブラッドに伝える。それぞれの家族に接する中で、初めて子供を持ちたいという気持ちになったことを話すが、考えを変えないブラッドに別れを告げ、ケイトは1人で父の家へ行く。
落ち込むケイトだったが、父の家で、別れた父と母、父の再婚相手、コートニーとその子たちが集まる不思議な光景に、家族の絆を見る。そんなケイトのもとへブラッドが再び現れ、ケイトと結婚し家族を作る未来を考えていることを話すのだった。
1年後、ケイトとブラッドの間に子供が生まれる。それぞれの家族には妊娠したことも話していなかったが、その病院で新年初の出産だったことからテレビの取材が入り、生放送で報じられるのだった。
以上、映画「フォー・クリスマス」のあらすじと結末でした。
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