リターン・オブ・ジーパーズ・クリーパーズの紹介:2017年アメリカ映画。23年に一度、23日間に渡って人間を食い殺す有翼の怪物・クリーパーを生みだし大ヒットした『ジーパーズ・クリーパーズ』(2001年)と『ヒューマン・キャッチャー/JEEPERS CREEPERS 2』(2003)に続くシリーズ3作目。第1作で主演したジーナ・フィリップスが再登場。前2作に引き続き、V・サルヴァが監督を務める。
監督:ヴィクター・サルヴァ 出演者:スタン・ショウ(ダン・タシテゴ保安官)、ガブリエル・ホウ(アディソン・アディー・ブランドン)、ブランドン・スミス(デイヴィス・タブス巡査部長)、ゲイリン・ブランドン(メグ・フォスター)、ジーナ・フィリップス(トリッシュ・ジェンナー)ほか
映画「リターン・オブ・ジーパーズ・クリーパーズ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「リターン・オブ・ジーパーズ・クリーパーズ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
リターン・オブ・ジーパーズ・クリーパーズの予告編 動画
映画「リターン・オブ・ジーパーズ・クリーパーズ」解説
この解説記事には映画「リターン・オブ・ジーパーズ・クリーパーズ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
リターン・オブ・ジーパーズ・クリーパーズのネタバレあらすじ:起
23年に一度、23日間に渡って人間を食い殺すという伝説の怪物(クリーパー)が警察署を襲い、ダリー・ジェンナー(『ジーパーズ・クリーパーズ』の登場人物)がさらわれた直後、警察はおびただしい数の屍を隠した古いトラックを発見する。生き物のように突然槍が飛び出し、荷物搬入口に鉄柵が下り、近づくものを傷つけようとする。
デイヴィス・タブス巡査部長は、ガレージまでトラックをレッカー車で牽引することを指示した。だが、後でそれが危険な任務であることに気付いたデイヴィスがダン・タシテゴ保安官とレッカー車を追った時はもう遅かった。怪物が現れてトラックを取り返し、運転手を連れ去っていた。
早朝、アディソン(アディー)の祖母ゲイリンは、23年前に怪物に殺された息子ケニーの霊に呼ばれて丘へ行く。息子は、「あいつが来るからアディーと逃げろ」と警告する。もっともアディーには祖母がいつもの独り言を言っているようにしか見えなかったが。
リターン・オブ・ジーパーズ・クリーパーズのネタバレあらすじ:承
かつて怪物と目が合った保安官のダンは、怪物に大切な人を奪われた民間人たちのチームを組織して、怪物との戦いを準備していた。そのチームに優れた狙撃手であるデイヴィスも加えられる。ダンのチームのマイケルは強力なバルカン砲を用意していた。
ダンの古い協力者でもあるゲイリンの農場は借金まみれで、アディーの愛馬ロケットの飼い葉を買う金もない。だが、家畜飼料販売店主の息子バディが、思いを寄せるアディーのために父に逆らって飼い葉を分けてくれた。
一方、アディーの友人の兄であるカークは、他の三人とオートバイを乗り回しているうちに怪物のトラックを見つける。怪物など伝説だと思っていたが、トラックの中に死体を見出す。カークはトラックから飛び出した槍に足を刺されて捕まえられる。他の三人も帰ってきた怪物の投げる槍にくし刺しにされるなどして惨殺される。
リターン・オブ・ジーパーズ・クリーパーズのネタバレあらすじ:転
ゲイリンは23年前ケニーが手に入れて丘に埋めた、怪物が切られて落とした片手を掘り返す。手はそれだけで生きていた。ゲイリン、続いてゲイリンを訪れたダンがその片手に触れる。強い力で片手に掴まれた時、彼らは太古から存在する怪物の正体を知ることになる。
一方、アディーはバディの配達に付き合うが、配達先の屋敷は怪物に襲撃された直後。再び現れた怪物は自動車のドアを破ってアディーをさらっていく。
怪物のトラックの中でアディーとカークは死んだふりをしていた。怪物がトラックの外にいるうちにナイフで彼らを縛っていたロープを切るが、カークはドアから出られるか試みて、とび出した槍に刺されて死んでしまう。
無線連絡により、怪物のトラックが走る場所の見当がついた後、ダンと彼のチームは怪物をはさみ撃とうと移動を開始する。ダンとデイヴィスの乗るパトカーがアディーの乗るトラックを先に発見するが、デイヴィスが銃で撃ってもトラックのタイヤも車体も弾をはね返してしまう。
反対側からトラックに近づくマイケルが、ダンが無線で反対するのを聞かず、バルカン砲で攻撃するが、弾をはね返されて自滅してしまう。パトカーも爆弾で飛ばされ、外に出てダンとデイヴィスが怪物と戦うが、怪物は手斧でダンの頭を割って去っていく。
リターン・オブ・ジーパーズ・クリーパーズの結末
夜、トラックを開けた怪物はアディーがまだ生きていることに気付き彼女を襲うが、カークを殺した槍が飛び出して怪物の頭を刺した。逃げるアディーを追う途中で怪物は大型トラックにはねられ、アディーの代わりに運転手が犠牲になる。
その後、23年前に落とした片手を取りにいった怪物は「お前の正体は知っている」というゲイリンの書置きを目にすることになる。逃げ切ったアディーをバディとゲイリンが発見する。
新たな惨劇を残して怪物は去ったと思われた。バディはアディーにしばしの別れを告げてから、スクールバスで別の町にバスケットボールの試合に行く。
しかし23年後、トリッシュ・ジェンナー(ダリーの姉)が、スクールバスの生徒たちが怪物のその年の最後の犠牲者になってしまったこと、怪物にとどめを刺すことはできなかったことを報告する。トリッシュは今度こそ怪物を倒すことを誓うのだった。
以上、映画「リターン・オブ・ジーパーズ・クリーパーズ」のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する