ドラキュラXOの紹介:2015年アメリカ映画。パリで吸血鬼による行方不明事件が多発していました。吸血鬼にのめり込むカナダの記者ハンナは、パリに飛んで情報収集します。それはドラキュラ一族と対立する吸血鬼のカルト集団との争いでした…という内容の吸血鬼を取材する記者の様子を描いたサスペンスホラー映画です。
監督:アッティラ・ルカ 出演者:ティナ・バルタザール(ハンナ)、エリック・カラ(クリスチアン)、イヴ・カルレヴァリス(ヴラド串刺し公)、クロエ・デュマ(エミー)、マイケル・マリコンディ(ネイト)ほか
映画「ドラキュラXO」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ドラキュラXO」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ドラキュラXOの予告編 動画
映画「ドラキュラXO」解説
この解説記事には映画「ドラキュラXO」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ドラキュラXOのネタバレあらすじ:起
パリで、ドラキュラとカルト吸血鬼の対立の報道が過熱しています。街では、吸血鬼に襲われて行方不明になる人が続出していました。
このニュースを聞いたカナダ在住のハンナは、パリの友人エミーに電話して、すぐさまパリに飛び立ちます。エミーは記者の仕事をしていますが、ドラキュラに傾倒するあまり解雇された過去を持っていました。
やがてパリに着いたハンナはエミーの部屋に向かい、再会を喜びます。地元記者のザビエルに会ったハンナは、ドラキュラ一族と、一族から別れた吸血鬼のカルト集団との対立の構図になっていると知り、「罰金刑を受けても、記事が売れれば問題ない」とハンナが言い、調査を始めます。
そしてザビエルはハンナに、ルーマニア語のわかる通訳のクリスチアン、カメラマンで映像技師のネイトを紹介し、今後一緒に調査することになります。この様子を見守る一人の男がいました。この男こそ、吸血鬼のリーダーです。
ドラキュラXOのネタバレあらすじ:承
ネイトがカルト吸血鬼集団の映像を調べています。そして、解読方法を見つけると、ファイルを保存してザビエルの部屋に行きます。ザビエルの機材で動画を開くと、吸血鬼のリーダーが若い女性を貼りつけて血をすすっていました。その映像は『ドラキュラXO』と名付けられていました。
夜、ザビエルが吸血鬼に襲われて殺されます。このことをネットのサイトで知ったエミー、ハンナ、ネイトは衝撃を受けます。解析を続けていたネイトが、行方不明者のベロニカの映像を発見します。吸血鬼と化したベロニカは血に飢え、ウサギの首を噛み切り血を飲んでいました。
ハンナ、エミー、ネイトの3人はベロニカを探すため、ガブリアラという女性に会います。カブリエラはベロニカの話をし、その様子をネイトが撮影し記録します。その後、ガブリエラは吸血鬼に襲われて連れ去られます。
ドラキュラXOのネタバレあらすじ:転
ガブリエラの死によって「ベロニカを探しに行こう」とハンナが言います。ネイトは「おそらくペンシルバニアにいる」と言い、3人はルーーマニアのペンシルバニアに向かいます。
ここはドラキュラ発祥の地で、3人はヴラド串刺し公の城に入ります。ネイトは吸血鬼に襲われ連れ去られます。
コバスナに入ると、クリスチアンが合流し、地元の老婆の家で話を聞きます。ハンナが質問をし、クリスチアンが通訳するというやり方でした。ハンナは「ベロニカの居場所はどこ?家の壁のマークはなんだ?」と聞くと、老婆は「ベロニカはここには居ない。魚のマークの家は危険だ、近づくな」と言います。
しかしクリスチアンは「ベロニカはすぐ近くにいる、魚のマークの家に行けば安全だ、早く探しに行った方がいい」と正反対の通訳をします。
ドラキュラXOの結末
聞き終わったハンナとエミーは老婆の家を出て、ベロニカを探します。すぐさまエミーが襲われて連れ去られました。
逃げたハンナは女達が入っていく魚のマークのある家を見つけます。そして中を覗くと、リーダーの男がエミーの首に噛みつき血を飲んでいました。その周りには、さっきの女達がいます。この男こそヴラド串刺し公でした。
その時、ハンナの携帯電話が鳴ります。ヴラド串刺し公がハンナを見つけます。ハンナは慌てて逃げます。ハンナをヴラド串刺し公が追います。追い詰められたハンナをヴラド串刺し公が襲いかかります。ハンナは「クリスチアンやめて!」と叫びました。クリスチアンは、ヴラド串刺し公の仮の姿だったのでした。
以上、映画「ドラキュラXO」のあらすじと結末でした。
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