フローズンの紹介:2010年アメリカ映画。スキー場へ遊びにきたリンチ、ダン、パーカーの3人。スノボ初心者のパーカーと、上級者のダンとリンチはスキーとスノーボードを楽しんでいた。 「最後にもう1回だけすべりたい」と、リフトの係員に頼み込み、リフトに乗る2人。その後交代したリフト係員の勘違いで、リフトの電源が切られてしまう。スキー場は週末しか営業しないので、次にリフトが動くとしたら1週間後。3人は吹雪のなか地上よりはるかかなたのリフトに取り残されてしまった。
監督 :アダム・グリーン 出演:ケヴィン・ゼガーズ(ダン・ウォーカー)、ショーン・アシュモア(ジョー・リンチ)、エマ・ベル(パーカー・オニール)、エド・アッカーマン(ジェイソン)、ケイン・ホッダー(コディ)、ライリア・ヴァンダービルト(シャノン)ほか
映画「フローズン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「フローズン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
フローズンの予告編 動画
映画「フローズン」解説
この解説記事には映画「フローズン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
フローズンのネタバレあらすじ1
大学生のリンチは幼馴染のダンとダンの彼女・パーカーと3人でスキー場にやってきました。リンチは彼女と仲良くしてばかりのダンに少し不満を抱いています。パーカーも自分に好意を抱いてないと気が付きつつも、3人でスキーやスノーボードを楽しみます。カフェテリアで休憩した後、最後の1滑りをしようとリフトへ向かうと、「もう営業終了だ」と係員から告げられます。どうしてももう1回滑りたい3人は「すぐに戻ってくるから」と係員に頼み込みます。
フローズンのネタバレあらすじ2
するとしぶしぶリフトを動かし、意気揚々と3人は乗り込みます。3人が戻ってくるのを待っていると、別の係員が呼びに来ます。「まだ客が3人残っているから降りてくるまでリフトを切らないように」と引き継をしたのですが、交代した係員は別の3人組と勘違いし、リフトの電源を切ってしまいます。そんなことを知らず上昇途中のリフトに取り残された3人は、「何かの間違い」「すぐに動く」とお互いをなだめあいます。天候も崩れ吹雪に変わりパニック気味の3人の下に、作業用の車が通ります。
フローズンのネタバレあらすじ3
必死で訴え、板やストックなどを投げますがあいにくの天候ということもあって車内の係員は3人の存在に気が付かずに下山します。このスキー場は週末のみの営業で、次に動くとしたら1週間後ということに焦り始めた3人ですが、ダンがリフトから飛び降りて下山すると言いだします。そして、リフトから飛び降りるのですが、着地時に両足を骨折し、足は反対側を向き、骨が飛び出てしまいます。ダンが大けがで下山できなくなり、ほかの手を模索し、リンチがケーブルを伝って梯子のある支柱まで移動しようとします。
フローズンのネタバレあらすじ4
すると、大けがで流血し、動けないダンの周りにオオカミが群がり、ダンはオオカミに襲われてしまいます。ダンが死んだ悲しみと恐怖で泣き叫ぶパーカーとリンチは、リフトの上で朝を迎えます。朝起きると、無意識にリフトの安全バーを掴んでいたパーカーの手がくっつき、手のひらの皮膚がはがれてしまいます。それに、ずっと尿意を我慢していたのですが、とうとうこらえ切れずに漏らしてしまい泣き出します。下に飛び降りることができないので、リンチはもう一度ケーブルを伝っての移動を試みます。2人の下にはオオカミが待ち構えています。リフトのボルトも外れて傾き始めます。
フローズンの結末
何とか梯子のある支柱までたどり着いたリンチは、オオカミに追われながらスノーボードを使って下山をはじめます。リフトに残されたパーカーはもう1晩過ごします。朝起きるとまだリフトの上なので助けが来ないことを悟り、リフトから飛び降りようとします。ボルトが外れて傾いているので、地上までの距離も近くなり、なんとか飛び降ります。足の上に、リフトが落ちてきたので少しけがをしたものの、下山をはじめます。下山していると、ダンとリンチを襲ったオオカミに出くわすのですが、そこの目をやると無残な姿になったリンチがいました。リンチはオオカミから逃げきれず、餌食となっていたのです。オオカミはリンチを食べることに夢中で、パーカーは事なきを得ます。凍傷やけがでボロボロになりながら、なんとか下山します。道路で倒れているところを通りかかったドライバーに助けられ、病院に向かいます。助手席に座ったパーカーは、うつろな表情で窓の外を見つめるのでした。
素晴らしい