スリー・クリミナルズの紹介:2017年イギリス映画。スコットと友人のジョエルが、叔父ジョージの家に行くと、車を買ったものの免停中だから引き取りに行ってくれと頼まれます。スコットが車を引き取り、ガソリンスタンドに立ち寄ると強盗に車を奪われました。車にはジョージの隠し金があったらしく、その後スコットは色々な騒動に見舞われるようになり…という内容のコメディ映画です。
監督:トム・ハット、ウィル・ハット 出演者:サム・ウィルキンソン(スコット)、フェリックス・テイラー(ジョエル)、ティム・スケルトン(ジョージ)、ウィリアム・ウォルフ・ホーガン(ドニー)、ティム・チャールズ(バック)、テリー・スコッチマー(チャーリー)ほか
映画「スリー・クリミナルズ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「スリー・クリミナルズ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
スリー・クリミナルズの予告編 動画
映画「スリー・クリミナルズ」解説
この解説記事には映画「スリー・クリミナルズ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
スリー・クリミナルズのネタバレあらすじ:起
スコットは友人のジョエルと共に、叔父であるジョージの家に行きます。ジョージは「結婚5回、離婚5回した」と自慢し、相手の女性の写真を壁に張っています。そのジョージの自宅は賭博場になっています。
スコットらはジョージに連れられて中古車販売をするドニーの店に行きます。ドニーとの契約が成立すると、ジョージは「今、免停中だ。ワシの代わりに車を引き取りに来てくれ」とスコットに頼みます。
スコットがジョエルと車で出かけていた時、二人組のバックとチャーリーに突然拉致されます。すぐさまジョエルが撃退スプレーで助けてくれました。
納車日になるとスコットは車を引き取り、ガソリンスタンドに立ち寄ります。するといきなり二人組の強盗が襲ってきます。車を奪われたスコットは、ジョージと警察に行きます。監視カメラを見ながら状況を話していると、ジョージが「証拠にこの写真をくれないか」と警官に言いますが「ダメだ」と断われます。
そのころバックとチャーリーがジョージを捕まえていました。「5万ポンドはどこだ」と聞くバックに、チャーリーは「車ごと盗まれた」と言います。バックは「証拠を見せろ」と言います。
スリー・クリミナルズのネタバレあらすじ:承
スコットとジョエルはドニーの店に行き「あの車が盗まれた」と言います。するとドニーはある機材を持って来ます。「うちで売った車にはGPSの追跡装置をつけている。すぐわかる」と言って、ドニーの運転で車を探します。車は簡単に見つかりました。すると車の中には、まだ乗っていないはずのジョージのライターが落ちていました。
スコットがジョージを問い詰めると「裏のポーカー賭博に呼ばれ、金を持っていなかったワシはバックとチャーリーに儲けの半分を渡す約束で1万ポンド用立ててもらった。その日は8万ポンド儲けたが、バックらには2万ポンドしか渡さなかった。このことを誰かにチクられ、残りの金を渡せと言われ、自分で自分の車を強盗に襲わせ偽装した」とバラします。
家に帰ったスコットは飼い犬がいなくなり、手紙を見つけます。中身は、犬と金の交換の取引でした。スコットはジョージに金を渡せと説得し、二人はバックらの取引場所に向かいます。途中でパトカーに止められ「盗難車だ」と言われて手錠をかけられます。しかしこれも強盗で、再び車と金を盗まれました。
スリー・クリミナルズのネタバレあらすじ:転
ジョージと手をこまねいていると、再び手紙が来ます。金と車を預かっている。ホートンに来い」と書かれています。二人は指定された高級住宅の前に着きます。ジョージに電話が入り、目の前のポルシェを盗めという指示でした。ジョージが手際よく盗んでいる最中に、ジョエルが車でやってきて大声をあげ、エンストをして道を塞いでしまい、3人は逃げ去ります。
バックがチャーリーと家に戻るとベッドに死体と手紙がありました。手紙には電話番号があり、電話をかけると警察だったためすぐに切ります。スコットにきた手紙を読み返していると、丸いマークがありました。このマークはドニーの店で見たものと同じでした。犯人はドニーに違いないと思い、ジョージの家に知らせに行きますが不在でした。
そこへバックとチャーリーがやって来ます。「犬を返せ」、「金を渡せ」のやり取りの後、スコットは「全てドニーの仕業だ」と教えます。バックとチャーリーがドニーの店に行ったものの、ドニーは居らず自宅に戻ると、リビングにドニーが座っていました。
スリー・クリミナルズの結末
ドニーは二人に「選択肢は二つ、一つは金は渡すがここで死んでいた男の容疑者になってもらう、もう一つは犬を返して終わりにする、どっちだ」と迫ります。バックが「どっちものめない」と武器を手にした瞬間、ドニーは二人を射殺し、犬を連れて逃げ出します。
家にいたスコットに警察から、ジョージが死んだと連絡が入ります。警察に行くと、刑事が「ジョージは2日前に車の中で絞殺されていた。犯人は君の親友のジョエルだ。ジョエルは自分の家を貸金業のバックとチャーリーに貸していたが、この二人も殺されている。更に、自分の車が壊れて放置していたポルシェの持ち主であるパルプレヒトも殺されていた。ジョエルは4人を殺した犯人だ」と言います。スコットは「犯人はドニーだ」と言いますが、刑事は聞く耳を持ちませんでした。
スコットの家に、犬が手紙をつけて帰って来ます。読むとドニーからで「ジョージの6万4千ポンドは私がもっている。スコットがジョージの唯一の相続人だ、私の店に来れば金の置き場所はすぐわかる」と書かれていました。
店に行くと、キャンピングカーの中にバッグがありました。そして手紙を読むと「金の半分はこの車代にもらった」と書かれていました。
以上、映画「スリー・クリミナルズ」のあらすじと結末でした。
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