フローズン・ビロウの紹介:2015年アメリカ映画。スキューバダイビングのインストラクターであるベンがシリアルキラーだと知らずに結婚したレイチェルは、ベンがプールで生徒の女性を殺そうとしている様子を目撃したことから、やがてベンに襲われて殺されそうになるという内容のスリラー映画です。映画の中でのセリフはベンの一言だけで、あとはBGMと効果音だけの異色作ですが、見ごたえのある作品です。
監督:ダグラス・シュルツ 出演者:ローレン・シェーファー(レイチェル)、デイビット・G・B・ブラウン(ベン)、ヴェロニカ・カートライト(テス)ほか
映画「フローズン・ビロウ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「フローズン・ビロウ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
フローズン・ビロウの予告編 動画
映画「フローズン・ビロウ」解説
この解説記事には映画「フローズン・ビロウ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
フローズン・ビロウのネタバレあらすじ:起
妻レイチェルの首を絞め、薬を飲ませたベンは、ぐったりしたレイチェルに黄色いウェットスーツを着せ、凍った湖まで運びます。
凍った湖面を叩き割ると、レイチェルに酸素ボンベを背負わせ両足をロープで縛り、足ひれを湖に落とした後、レイチェルを極寒の湖に放り込みます。そして浮き上がろうとするレイチェルを足で踏みつけ、水の中に押し戻しました。
表面の氷の上から見張るベンを見たレイチェルは、酸素ボンベで息をしながら水中でじっとしていました。やがて日暮れになり、照明をセットしたベンは家の中に戻ります。
・・・二人が出会ったのは、ベンのダイビングスクールでした。若い女性ばかりのスクールで生徒に教えるベンを見て、レイチェルは好意を持ちます。やがて二人は仲良くなり、愛を育み、皆に祝われながら結婚しました。
フローズン・ビロウのネタバレあらすじ:承
二人の間に子供ができ、レイチェルのお腹が目立ってきた頃、ベンがダイビングショップを開店させました。レイチェルの母テスも同居し、幸せの絶頂です。
娘が生まれて成長した頃、レイチェルと娘は、スクールの生徒をプールに沈めるベンを目撃します。レイチェルの顔を見てベンは止めましたが、生徒の女性は苦しんでいます。少しして警官が行方不明者のポスターを持って訪ねてきました。写真の女性はスクールの生徒でした。
・・・自宅ではベンがテスを襲って首を絞めています。レイチェルはベンがいなくなったのを見計らって、氷の上に這い上がります。するとセンサーが感知して照明が点灯しました。慌てたベンが湖に向かいますが、レイチェルはシュノーケルをもち、再び湖に潜ります。レイチェルは、氷の小さい割れ目からシュノーケルを出し、ベンに見つからないようにします。
フローズン・ビロウのネタバレあらすじ:転
・・・あの日、ベンが湖からぐったりした娘を抱きかかえてきました。意識不明の娘は入院し、レイチェルとテスが見守っていました。意識のない娘を不安そうに見つめるレイチェルとテスでしたが、そこへベンガやって来ます。テスはベンを病室に入れず、追い返します。そしてテスとレイチェルはベンに殺されるという恐怖から、ショットガンを準備します。
・・・レイチェルは水中に浮遊する若い女性の遺体を見つけます。ベンが殺した女性を氷の下の水中に捨てていたのです。怖くなったレイチェルは凍った湖面に這い上がります。レイチェルの指は凍傷で1本ちぎれていました。
フローズン・ビロウの結末
センサーにより照明が点灯しました。レイチェルはシートに隠れます。ベンがやって来てレイチェルを探し出すと、レイチェルは割れ目から水中に飛び込みます。ベンが水中めがけ発砲すると、反動で水しぶきがベンの目に当たり、一瞬ひるみます。
レイチェルはベンを水中へ引きずり落とします。そして這い上がったレイチェルが手をタオルで温めていると、ベンが上がって来てレイチェルの首を絞めます。レイチェルはナイフでベンを刺すと、そのまま倒れました。
レイチェルとテスは娘の病室にいます。レイチェルの手と顔は凍傷でただれていました。やがて娘の意識が戻り、レイチェルの手を握ると、二人に笑顔が戻りました。その時、病室の前をベンらしき男性が横切ります。
以上、映画「フローズン・ビロウ」のあらすじと結末でした。
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